患者調査シリーズNo.102
2024年 IgG4関連疾患の患者調査
―ステロイド治療の状況、薬物治療の満足度・不満点および安全性の高い注射薬に対するニーズを中心に調査―

商品番号 pr310230167
価格 ¥ 2,310,000 税込
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【調査概要】
◆当調査では、IgG4関連疾患と医師から診断され、その治療のために現在もしくは直近1年以内に医療機関を受診している18歳以上の男女207人を対象にアンケート調査を実施した。

◆主な調査ポイントは、IgG4関連疾患患者について、(IgG4関連疾患を)診断されるまでの経緯、現在受診している医療機関、治療に対する意識、ステロイドの飲み薬を中心とした医療機関での治療実態、薬物治療の満足度と不満点、安全性の高い注射薬のニーズとしている。

◆調査結果より、診断時・現在のいずれも、8割以上が治療に対して積極的な気持ちを持っていることがわかり、積極的でないのは2割近くであった。積極的でない理由としては、診断時・現在ともに『日常生活に支障がない』ことが最多となったが、現在は『薬の副作用がきつい』『命にかかわる病気とは思っていない』といった理由も上位に挙げられる。

◆また、IgG4関連疾患の治療において、ステロイドの飲み薬を処方された経験があったのは7割ほど、ステロイドの飲み薬で症状に対する改善効果があったのは8割以上と多数を占める。一方、安全性の高さに満足しているのは7割程度であり、残りの3割近くは満足していない結果となった。

◆さらに、薬物治療に何らかの困りごとや不満を感じているのは8割であり、『薬を使い続けると効果が弱くなる/なくなってくる』ことが最多。副作用関連(副作用の強さもしくは頻度の高さ)を挙げたのが3割近くであった。

◆そして、ステロイドの飲み薬の使用経験者のうち、(ステロイドの飲み薬を単独で服用するより)安全性の高い注射薬(ステロイドの飲み薬からの切り替えまたはステロイドの飲み薬と併用)の実施意向が高いのは7割強。患者属性では、『現在自覚症状あり』『現在ステロイド処方あり』『ステロイドの安全性に満足』の各群で、比較的実施意向が高い傾向がみられる。

【主な調査ポイント】
■診断されるまでの経緯
■現在受診している医療機関と治療に対する意識
■医療機関での治療実態
■薬物治療の満足度と不満点
■安全性の高い注射薬に対するニーズ

【調査方法】
WEBによるアンケート調査
調査エリア:全国
対象:IgG4関連疾患と医師から診断され、その治療で現在または直近1年以内に医療機関を受診している18歳以上の男女207人

【調査実施日】
2024年5月25日~29日

目次
■調査概要
■被験者特性
■エグゼクティブサマリー
■本調査

【分析編】
1. 診断されるまでの経緯
2. 現在受診している医療機関と治療に対する意識
3. 治療実態①-薬全体-
4. 治療実態②-ステロイドの飲み薬-
5. 治療実態③-各臓器への治療効果-
6. 薬物治療の総合満足度と不満点
7. 安全性の高い注射薬に対するニーズ

【集計編】
1. 最初に受診したきっかけ(MA)
2-1. 受診前に自覚していた症状(MA)
2‐2. 受診のきっかけとなった症状(MA)
3. 最初に症状を自覚してから受診するまでの期間(SA)
4. 最初に症状を自覚したときにすぐに受診しなかった理由(MA)
5-1. これまでに症状を自覚したことがあるか(SA)
5-2. 現在症状を自覚しているか(SA)
6-1. 最初に症状を自覚した年齢ー平均ー(NA)
6-2. 最初に症状を自覚した年齢ー中央値ー(NA)
6-3. 最初に症状を自覚してから現在までの期間ー平均ー(NA)
6-4. 最初に症状を自覚してから現在までの期間ー中央値ー(NA)
7. 最初に受診した医療機関でどのように診断されたか(SA)
8. 何か所目の医療機関で初めて診断されたか(SA)
9. IgG4関連疾患を診断されている臓器(部位)(MA)
10. 診断時に受けた説明で病気のことをどの程度理解できたか(SA)
11. 診断時に病気をどの程度深刻に感じたか(SA)
12-1. 最初に受診した医療機関-全体-(SA)
12-2. 最初に受診した医療機関ー医療機関の種類別ー(SA)
12-3. 最初に受診した医療機関ー診療科別ー(SA)
12-4. 診断された医療機関ー全体ー(SA)
12-5. 診断された医療機関ー医療機関の種類別ー(SA)
12-6. 診断された医療機関ー診療科別ー(SA)
12-7. 現在受診している医療機関ー全体ー(MA)
12-8. 現在受診している医療機関ー医療機関の種類別ー(MA)
12-9. 現在受診している医療機関ー診療科別ー(MA)
13-1. 医師から指示されている通院頻度ー全体ー(SA)
13-2. 医師から指示されている通院頻度ー医療機関別ー(SA)
14. 最も症状がひどかったときの通院頻度(SA)
15-1. 治療に対する意識ー診断時ー(SA)
15-2. 治療に対する意識ー現在ー(SA)
16. 診断時に積極的に治療したいと思っていなかった理由(MA)
17. 現在積極的に治療したいと思っていない理由(MA)
18. IgG4関連疾患の治療のために入院したことがあるか(SA)
19. IgG4関連疾患の治療でステロイドの飲み薬を処方されたことがあるか(SA)
20-1. IgG4関連疾患の治療で処方されたことがある薬ーこれまでー(SA)
20-2. IgG4関連疾患の治療で処方されたことがある薬ー現在ー(SA)
21. 現在処方されている薬の連続処方期間(SA)
22. 現在処方されているステロイドの飲み薬の1日あたりの処方量(SA)
23. ステロイドの飲み薬で寛解もしくは症状が大幅に改善した経験があるか(SA)
24. ステロイドの飲み薬で初めて寛解もしくは症状が大幅に改善した際に指示された治療(SA)
25. . ステロイドの飲み薬で初めて寛解もしくは症状が大幅に改善した際に指示された治療後の状況(SA)
26. 診断されている臓器に対する薬の治療効果(SA)
27-1. 処方されたことがある薬の症状の改善効果ーステロイドの飲み薬ー(SA)
27-2. 処方されたことがある薬の症状の改善効果ーアザニン/イムランー(SA)
27-3. 処方されたことがある薬の症状の改善効果ーセルセプト/ミコフェノール酸モフェチルー(SA)
27-4. 処方されたことがある薬の症状の改善効果ープログラフ/タクロリムスー(SA)
27-5. 処方されたことがある薬の症状の改善効果ーリウマトレックス/メトトレキサートー(SA)
27-6. 処方されたことがある薬の症状の改善効果ーリツキサンー(SA)
27-7. 処方されたことがある薬の症状の改善効果ーその他ー(SA)
28-1. 処方されたことがある薬の安全性の高さーステロイドの飲み薬ー(SA)
28-2. 処方されたことがある薬の安全性の高さーアザニン/イムランー(SA)
28-3. 処方されたことがある薬の安全性の高さーセルセプト/ミコフェノール酸モフェチルー(SA)
28-4. 処方されたことがある薬の安全性の高さ ープログラフ/タクロリムスー(SA)
28-5. 処方されたことがある薬の安全性の高さーリウマトレックス/メトトレキサートー(SA)
28-6. 処方されたことがある薬の安全性の高さーリツキサンー(SA)
28-7. 処方されたことがある薬の安全性の高さーその他ー(SA)
29. 薬による治療で困っている(不満に感じている)こと(MA)
30. 薬で経験したことがある副作用(MA)
31. 現在処方されている薬の総合満足度(NA)
32-1. 医師との治療方法(治療薬)の決め方ー現在ー(SA)
32-2. 医師との治療方法(治療薬)の決め方ー今後の希望ー(SA)
33. IgG4関連疾患の治療のために医療機関で支払う1か月あたりの治療費(SA)
34. IgG4関連疾患の治療で医療機関に支払う治療費の負担が重いと感じているか(SA)
35. IgG4関連疾患の状態(SA)
36. 難病医療費助成制度の認知・利用状況(SA)
37. 難病医療費助成制度を知ったきっかけ(SA)
38. 難病医療費助成制度を利用していない理由(MA)
39-1. ステロイドの飲み薬より安全性が高い注射薬を医師から勧められた場合の実施意向ーステロイドの飲み薬からの切り替えー(SA)
39-2. ステロイドの飲み薬より安全性が高い注射薬を医師から勧められた場合の実施意向ーステロイドの飲み薬との併用ー(SA)
40-1. ステロイドの飲み薬より安全性が高い注射薬の治療を行う場合の費用の上限ーステロイドの飲み薬からの切り替えー(SA)
40-2. ステロイドの飲み薬より安全性が高い注射薬の治療を行う場合の費用の上限ーステロイドの飲み薬との併用ー(SA)
41. 治療に関する情報の入手先(MA)
42. インターネットにおける治療に関する情報の入手先(MA)

【資料体裁】
A4判163頁

【発刊日】
2024年6月21日

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