患者調査シリーズNo.103
2024年 間質性肺炎の患者調査
―飲み薬による治療状況、満足度・不満点およびニーズを中心に調査―

商品番号 pr310230166
価格 ¥ 2,310,000 税込
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【調査概要】
◆当調査では、間質性肺炎と医師から診断され、その治療のために現在医療機関を受診している18歳以上の男女300人を対象にアンケート調査を実施した。

◆主な調査ポイントは、間質性肺炎患者について、(間質性肺炎を)診断されるまでの経緯、現在受診している医療機関、診断時の間質性肺炎の理解度・深刻度、医療機関での治療実態、飲み薬による治療の満足度、不満点およびニーズとしている。

◆調査結果より、現在飲み薬(吸入薬含む)による治療を行っているのは8割ほど、運動療法・呼吸リハビリテーションが半数、在宅酸素療法が2割程度であった。また、飲み薬(吸入薬含む)による治療を単独で行っているひとと他の治療を併用しているひとはおよそ半々となっている。

◆また、飲み薬(吸入薬含む)の各製品(ステロイド、免疫抑制剤、抗線維化薬、ムコフィリン)については、呼吸機能の低下(病気の進行)を遅らせる効果、安全性の高さのいずれも、ある程度効果がある/満足しているひとは多い。一方で、より効果や安全性を求める・不満に感じているひとも少なくない結果となった。

◆さらに、(呼吸機能の低下(病気の進行)を遅らせる効果の)即効性や治療費に関する不満を挙げるひとも、比較的多くなっている。

◆そして、飲み薬における(呼吸機能の低下(病気の進行)を遅らせる)効果の大きさと安全性の高さの比較では、(呼吸機能の低下(病気の進行)を遅らせる)効果の大きさのほうがややニーズは高くなったが、大きな差はみられなかった。

【主な調査ポイント】
■診断されるまでの経緯
■現在受診している医療機関
■診断時の理解度・深刻度
■医療機関での治療実態
■飲み薬による治療の満足度と不満点
■飲み薬に対するニーズ

【調査方法】
WEBによるアンケート調査
調査エリア:全国
対象:間質性肺炎と医師から診断され、その治療で現在医療機関を受診している18歳以上の男女300人

【調査実施日】
2024年5月23日~27日

目次
■調査概要
■被験者特性
■エグゼクティブサマリー
■本調査

【分析編】
1. 診断されるまでの経緯
2. 現在受診している医療機関と診断時の理解度・深刻度
3. 治療実態①-全体-
4. 治療実態②-飲み薬-
5. 飲み薬による治療の総合満足度と経験した副作用
6. 飲み薬による治療の不満点と症状による日常生活への支障
7. 飲み薬に対するニーズ①
8. 飲み薬に対するニーズ②

【集計編】
1. 疑いを告げられる前に間質性肺炎を知っていたか(SA)
2. 疑いを告げられる前に間質性肺炎のどのようなことを知っていたか(MA)
3. 異常を把握した・可能性があると最初に知ったタイミング(SA)
4. 異常を把握した・可能性があると知ったタイミングから初めて受診するまでの期間(SA)
5. 最初に受診した医療機関でどのように診断されたか(SA)
6. 最初に医療機関を受診してから診断されるまでの期間(SA)
7-1. 初めて診断された年齢ー平均ー(NA)
7-2. 初めて診断された年齢ー中央値ー(NA)
7-3. 初めて診断されてから現在までの期間ー平均ー(NA)
7-4. 初めて診断されてから現在までの期間ー中央値ー(NA)
8-1. 自覚したことがある間質性肺炎の症状ー診断前ー(MA)
8-2. 自覚したことがある間質性肺炎の症状ー現在ー(MA)
9. 診断時に受けた説明で間質性肺炎をどの程度理解できたか(SA)
10. 診断時に間質性肺炎をどの程度深刻に感じたか(SA)
11-1. 最初に受診した医療機関-全体-(SA)
11-2. 最初に受診した医療機関ー医療機関の種類別ー(SA)
11-3. 最初に受診した医療機関ー診療科別ー(SA)
11-4. 診断された医療機関ー全体ー(SA)
11-5. 診断された医療機関ー医療機関の種類別ー(SA)
11-6. 診断された医療機関ー診療科別ー(SA)
11-7. 現在受診している医療機関ー全体ー(MA)
11-8. 現在受診している医療機関ー医療機関の種類別ー(MA)
11-9. 現在受診している医療機関ー診療科別ー(MA)
12-1. 現在受診している医療機関の通院頻度ー全体ー(SA)
12-2. 現在受診している医療機関の通院頻度ー医療機関別ー(SA)
13-1. 医療機関で行う検査の実施頻度ー胸部CT画像検査ー(SA)
13-2. 医療機関で行う検査の実施頻度ー努力性肺活量検査(FVC)ー(SA)
13-3. 医療機関で行う検査の実施頻度ー肺拡散能力検査(DLco)ー(SA)
14. 間質性肺炎と併発している疾患(MA)
15. 現在医療機関で行っている治療(MA)
16-1. 間質性肺炎で医師から処方されたことがある飲み薬ーこれまでー(MA)
16-2. 間質性肺炎で医師から処方されたことがある飲み薬ー現在ー(MA)
17. 現在処方されている飲み薬の連続処方期間(SA)
18-1. 呼吸機能の低下を遅らせる効果ーステロイドの飲み薬ー(SA)
18-2. 呼吸機能の低下を遅らせる効果ーアザニン/イムランー(SA)
18-3. 呼吸機能の低下を遅らせる効果ーエンドキサンー(SA)
18-4. 呼吸機能の低下を遅らせる効果ーネオーラル/サンディミュン(シクロスポリン)ー(SA)
18-5. 呼吸機能の低下を遅らせる効果ーオフェブー(SA)
18-6. 呼吸機能の低下を遅らせる効果ーピレスパ(ピルフェニドン)ー(SA)
18-7. 呼吸機能の低下を遅らせる効果ームコフィリンー(SA)
19-1. 安全性の高さ(副作用の頻度や重さ)ーステロイドの飲み薬ー(SA)
19-2. 安全性の高さ(副作用の頻度や重さ)ーアザニン/イムランー(SA)
19-3. 安全性の高さ(副作用の頻度や重さ)ーエンドキサンー(SA)
19-4. 安全性の高さ(副作用の頻度や重さ)ーネオーラル/サンディミュン(シクロスポリン)ー(SA)
19-5. 安全性の高さ(副作用の頻度や重さ)ーオフェブー(SA)
19-6. 安全性の高さ(副作用の頻度や重さ)ーピレスパ(ピルフェニドン)ー(SA)
19-7. 安全性の高さ(副作用の頻度や重さ)ームコフィリンー(SA)
20. 飲み薬による治療で困っている(不満に感じている)こと(MA)
21. 薬で経験したことがある副作用(MA)
22. 現在処方されている飲み薬の総合満足度(NA)
23-1. 間質性肺炎の症状の影響で日常生活に支障がでることー支障がでることー(MA)
23-2. 間質性肺炎の症状の影響で日常生活に支障がでることー最も支障がでることー(SA)
24. 間質性肺炎の影響で精神的な不安や気持ちがふさぎこむことがあるか(SA)
25-1. 医師との治療方法(治療薬)の決め方ー現在ー(SA)
25-2. 医師との治療方法(治療薬)の決め方ー今後の希望ー(SA)
26. 間質性肺炎の治療のために医療機関で支払う1か月あたりの治療費(SA)
27. 間質性肺炎の治療で医療機関に支払う治療費の負担が重いと感じているか(SA)
28. 現在(直近に)医師から診断されている重症度(SA)
29. 難病医療費助成制度の認知・利用状況(SA)
30. 難病医療費助成制度を知ったきっかけ(SA)
31. 難病医療費助成制度を利用していない理由(MA)
32-1. 呼吸機能の低下を遅らせる効果が高く・安全性は変わらない薬ー処方されている薬と費用が同じー(SA)
32-2. 呼吸機能の低下を遅らせる効果が高く・安全性は変わらない薬ー処方されている薬より費用が月5,000円高いー(SA)
32-3. 呼吸機能の低下を遅らせる効果が高く・安全性は変わらない薬ー処方されている薬より費用が月10,000円高いー(SA)
33-1. 安全性が高く・呼吸機能の低下を遅らせる効果は変わらない薬ー処方されている薬と費用が同じー(SA)
33-2. 安全性が高く・呼吸機能の低下を遅らせる効果は変わらない薬ー処方されている薬より費用が月5,000円高いー(SA)
33-3. 安全性が高く・呼吸機能の低下を遅らせる効果は変わらない薬ー処方されている薬より費用が月10,000円高いー(SA)
34. 飲み薬の製品を選択できる場合に重要度が高いことー積み上げー(MA)
35. 今後の治療で飲み薬に支払える1か月あたりの費用(自己負担額)(SA)
36. 治療に関する情報の入手先(MA)
37. インターネットにおける治療に関する情報の入手先(MA)
38. 血縁家族が間質性肺炎を診断されているか(SA)
39. 同居している成人家族がいるか(SA)

【資料体裁】
A4判166頁

【発刊日】
2024年7月31日