コンシューマーレポートNo.327
2022年 睡眠サポート食品(機能性表示食品)利用者のペルソナ分析とニーズ分析
―「ヤクルト1000」などのヒットにより、ユーザー人口は昨年の2倍に拡大!―

商品番号 cr220220468
価格 ¥ 462,000 税込
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【調査概要】
◆今回、睡眠の悩みや睡眠サポート機能性表示食品の使用実態を明らかにするべく、現在自身の睡眠の悩みの改善・質の向上を目的に「睡眠サポート機能性表示食品」を定期的かつ継続的に摂取している20代~60代の男女930名を対象にアンケート調査を実施した。

◆その結果、現在睡眠サポート機能性表示食品を定期的に摂取している人の割合は全体の3.1%であった。近年は対策商品の数も増えたことでユーザー人口は年々拡大(2018年:1.1%、2021年:1.6%、2022年:3.1%)。「ヤクルト1000/Y1000」などの大型商品の発売も影響し、2021年と比較するとその割合は約2倍となっている。

◆睡眠の悩みや希望では「睡眠の質を高めることで日中のパフォーマンスを向上させたい」という回答の出現率が2021年より16.2pt、「睡眠の質を高めることで緊張や不安などのストレスを感じにくくしたい」が13.9pt増加しており、“睡眠の質”へ関心を持つ人が増えている。また、睡眠の悩みの原因として最も多かったのは「ストレス」で66.0%の人が回答した。また、2018年調査時と比べて「寝る前のスマホ・タブレット」が12.6pt、「運動不足」が22.8pt増加している。

◆睡眠サポート機能性表示食品の認知度・現在摂取率をみると、いずれもTOP3は「ヤクルト1000/Y1000(76.6%、34.6%)(ヤクルト本社)」「グリナ(58.6%、9.3%)(味の素)」「ネルノダ(53.3%、9.1%)(ハウスウェルネスフーズ)」であった。2021年調査時から比べると、「ヤクルト1000/Y1000」の認知度は25.7pt、現在摂取率は19.9pt増加しており、認知度・現在摂取率ともに出現率1位となった。一方、「グリナ」や「ネルノダ」などの主要商品は「ヤクルト1000」へのユーザースイッチが起きたことで、認知度・現在摂取率は減少している。

◆睡眠を改善することで今後どうなりたいかという質問では「ストレスのない毎日を送りたい」という回答の出現率が2021年より11.0pt、「腸内環境を良くしたい」が7.1pt増加しており、「睡眠」と「ストレス」や「腸内環境」との結びつきに対する意識が年々高まっていることがわかった。

◆当調査では、睡眠サポート機能性表示食品利用者における睡眠の実態や睡眠に対する意識、主要商品の摂取実態、魅力的な睡眠サポート食品のコンセプト、今後の商品ニーズなどを調査。性別、性年齢層別に加えて、「パフォーマンス重視タイプ」「コロナ適応タイプ」「コロナ不眠タイプ」「ストレスタイプ」「なんとなくタイプ」「慢性お悩みタイプ」の6つのクラスターでも分析を行っている。

【調査方法】
■WEBによるアンケート調査
■調査エリア:全国
■対象:現在、自身の睡眠の悩みの改善・質の向上を目的に、「睡眠サポート機能性表示食品」を定期的かつ継続的に摂取している20代~60代の男女930人

【主な調査内容】
■睡眠の実態
■睡眠に対する意識・価値観
■睡眠サポート機能性表示食品の摂取実態
■魅力的な商品コンセプトやキーワード
■今後のニーズ

【調査実査日】
2022年9月15日

目次
■調査概要
■被験者特性
■事前調査
■本調査

【分析編】
1. 機能性表示食品の摂取実態(摂取経験・現在の摂取状況)
2. 睡眠の悩みの実態
3. コロナウイルスによる影響
4. 睡眠時間の実態
5. 睡眠に対する意識
6. 睡眠サポート機能性表示食品の認知度ランキング
7. 睡眠サポート機能性表示食品の現在摂取率ランキング
8. 睡眠サポート機能性表示食品の商品評価
参考. 主要ブランドのユーザー移行状況
9. 今後のニーズ
10-1. クラスター別分析:パフォーマンス重視タイプ
10-2. クラスター別分析:コロナ適応タイプ
10-3. クラスター別分析:コロナ不眠タイプ
10-4. クラスター別分析:ストレスタイプ
10-5. クラスター別分析:なんとなくタイプ
10-6. クラスター別分析:慢性お悩みタイプ
参考. クラスターの変化

【集計編】
1. 改善したい睡眠の悩み(MA)
2. 悩みを抱えるようになった時期(コロナ前後)(SA)
3. 睡眠の悩みの原因(MA)
4. コロナの影響によって増えた睡眠のトラブル(MA)
5-1. 理想の睡眠時間(SA)
5-2. 実際の睡眠時間(SA)
6. コロナの影響による睡眠時間の変化(SA)
7. 質の悪い睡眠が招くこと(MA)
8. 日常生活への影響(MA)
9. 質の良い睡眠の条件(MA)
10. 睡眠の満足度(SA)
11. 睡眠に対する意識や考え方(SA)
12-1. 知っている成分(MA)
12-2. 睡眠に効果があると思う成分(MA)
13. 健康面の悩み(MA)
14-1. 知っている商品(MA)
14-2. 過去に摂取したことがある商品(MA)
14-3. 現在摂取している商品(MA)
15. 睡眠対策商品のイメージ(SA)
16. 商品を知ったきっかけ(MA)
17. 機能性表示食品と認識したか(SA)
18. 機能性表示食品を選んだ理由(MA)
19. 機能性表示食品を摂り始めた理由(MA)
20. 商品の購入理由(MA)
21. 摂取期間(SA)
22. 摂取頻度(SA)
23. リピート率(SA)
24. 定期購入サービスを利用しているか(SA)
25. 期待した効果(MA)
26. 効果実感度(SA)
27. 効果以外で満足している点(MA)
28. 効果以外で不満な点(MA)
29. ブランドスイッチの経験(SA)
30. コロナ以降にブランドスイッチした理由(SA)
31. 一つ前に摂取していた商品(SA)
32. 商品の離脱理由(MA)
33. 今後の継続意向(SA)
34. 商品を購入することができなくなったらどう思うか(SA)
35. 購入できなくなっても困らない理由(MA)
36. 次にどの商品を摂取したいか(MA)
37-1. 睡眠改善のために普段から行っていること(MA)
37-2. 睡眠改善のためにコロナをきっかけに行っていること(MA)
38. 今後どうなりたいか(MA)
39. コンセプト評価(MA)
40-1. 魅力的なキーワード(MA)
40-2. 最も魅力的なキーワード(SA)
41. 今後摂取したい剤型(MA)
42. 今後利用したい購入チャネル(MA)
43-1. 一緒に摂りたいと思う商品(MA)
43-2. 一緒に摂ったらより効果があると思う商品(MA)
43-3. 合わせることで独自性・新奇性があると思う商品(MA)

体裁:データ(レポート本文のPPT、PDF、エクセルデータを収録)
※【収録内容】
1)本文PDF 2)本文パワーポイント
3)データ編(基本クロス集計・単純集計・ローデータ・調査票・FA)

発刊日:2022年10月31日

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