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担当リサーチャーインタビュー記事掲載中!!
―リサーチャーに聞く!#64 『パーキンソン病の患者調査』
https://www.tpc-cop.co.jp/topics/3968/
【調査概要】
◆当調査では、パーキンソン病と診断され、その治療のために医療機関を受診している患者本人(104人)もしくは患者の同居家族(340人)444人(患者:最年少25歳、最年長103歳)を対象にアンケート調査を実施した。
◆主な調査ポイントは、パーキンソン病患者について、医療機関を受診する前/現在の症状、パーキンソン病を診断されるまでの経緯、受診している医療機関の状況、治療アドヒアランス(治療への取り組み状況)、同居家族の介助・介護の実態、医療機関での治療実態(飲み薬、貼り薬、外科的治療)、治療満足度と不満点、再生医療のニーズとしている。
◆調査結果より、“安静時のふるえ”や“歩行時を中心に体を動かす動作に異変を感じた”ことをきっかけに、医療機関を受診する人が多いことがわかった。これらパーキンソン病の異変症状が出始めるのは平均で62.67歳、その後診断されるのは平均で64.94歳であり、症状が出始めてから診断されるまでに、平均で“2.27”年となっている。
◆また、パーキンソン病の治療に“積極的に取り組んでいる”人は7~8割となり、治療意識の高さがうかがえる結果となった。一方、“積極的に取り組んでいない”人の理由として、最も多かったのは“薬による治療で症状が改善しない”ことであった。
◆さらに、パーキンソン病の同居家族が負担を感じている、患者に行う介助・介護の上位は、順に「排せつ(トイレ)」「入浴」「歩行」となった。これら不衛生を伴うもの、比較的体力(力)が必要となる介助・介護において、負担を感じている割合が高い傾向がみられる。
◆そして、パーキンソン病の薬物治療では、医師から飲み薬を処方されている人が大多数、貼り薬を処方されている人が2割ほど。飲み薬・貼り薬ともに、効果が高いと感じている人は半数近くであった。
◆なお、パーキンソン病の再生医療に対しては、興味度合いが高い結果となり、現状治療意向が判断できる人の6~7割が受けたい意向を示している。
【主な調査ポイント】
■医療機関を受診する/診断されるまでの経緯
■受診している医療機関の状況
■治療アドヒアランス状況
■同居家族の介助・介護の実態
■治療実態と治療満足度
■再生医療のニーズ
【調査方法】
WEBによるアンケート調査
調査エリア:全国
対象:パーキンソン病と医師から診断され、その治療で現在医療機関を受診している患者本人(104人)または患者の同居家族(340人)計444人
目次
■調査概要
■被験者特性
■本調査
【分析編】
1. 医療機関を受診する前の症状
2. 診断されるまでの経緯
3. 受診している医療機関と治療アドヒアランス状況
4. 重症度の変化と現在の症状
5. 同居家族の介助・介護の実態
6. 治療実態①-飲み薬-
7. 治療実態②-貼り薬-
8. 治療実態③-外科的治療-
9. 治療全体の総合満足度
10. 再生医療のニーズ
【集計編】
1. 同居しているパーキンソン病患者の続柄(SA)
2. 同居しているパーキンソン病患者の性別(SA)
3. 同居しているパーキンソン病患者の年齢(NA)
4-1. パーキンソン病を初めて診断された年齢-平均-(NA)
4-2. パーキンソン病を初めて診断された年齢-年代区分-(SA)
4-3. パーキンソン病を初めて診断されてからの年数-平均-(NA)
4-4. パーキンソン病を初めて診断されてからの年数-期間区分-(SA)
5. 誰から介助・介護を受けているか(MA)
6-1. 医療機関を受診する前の症状(MA)
6-2. 医療機関を受診するきっかけとなった症状(MA)
7-1. パーキンソン病の症状が出始めた年齢-平均-(NA)
7-2. パーキンソン病の症状が出始めた年齢-年代区分-(SA)
7-3. パーキンソン病の症状が出始めてからの年数-平均-(NA)
7-4. パーキンソン病の症状が出始めてからの年数-期間区分-(SA)
8. 症状が出始めてから医療機関を受診するまでの期間(SA)
9. 症状が出始めたときにすぐに医療機関を受診しなかった理由(MA)
10. 最初に受診した医療機関での診断状況(SA)
11-1. 最初に受診した医療機関-全体-(SA)
11-2. 最初に受診した医療機関-医療機関の種類別-(SA)
11-3. 最初に受診した医療機関-診療科別-(SA)
11-4. 現在受診している医療機関-全体-(SA)
11-5. 現在受診している医療機関-医療機関の種類別-(SA)
11-6. 現在受診している医療機関-診療科別-(SA)
12. 医療機関の受診頻度(SA)
13-1. 最初に診断されたときの重症度(SA)
13-2. 現在の重症度(SA)
13-3. 最初と現在の重症度の変化(SA)
14. パーキンソン病患者に行っている介助・介護(MA)
15-1. パーキンソン病患者に行っている介助・介護の負担度合-衣服の着脱(着替え)-(SA)
15-2. パーキンソン病患者に行っている介助・介護の負担度合-食事-(SA)
15-3. パーキンソン病患者に行っている介助・介護の負担度合ー排せつ(トイレ)ー(SA)
15-4. パーキンソン病患者に行っている介助・介護の負担度合-入浴-(SA)
15-5. パーキンソン病患者に行っている介助・介護の負担度合-歩行-(SA)
15-6. パーキンソン病患者に行っている介助・介護の負担度合-(寝ている状態からの)起き上がり-(SA)
15-7. パーキンソン病患者に行っている介助・介護の負担度合-外出時の同行/病院への付き添い-(SA)
15-8. パーキンソン病患者に行っている介助・介護の負担度合-その他-(SA)
16-1. 現在の症状(MA)
16-2. 困っている症状(MA)
17. パーキンソン病以外に診断されている疾患(MA)
18. 治療アドヒアランス状況(SA)
19. 治療アドヒアランスが低い理由(MA)
20-1. これまでに処方されたことがある治療薬の剤形(MA)
20-2. 現在処方されている治療薬の剤形(MA)
21. 現在処方されている飲み薬(MA)
22. 現在処方されている貼り薬(MA)
23. 飲み薬の飲み忘れ防止のために行っていること(MA)
24-1. 現在処方されている治療薬の効果-飲み薬-(SA)
24-2. 現在処方されている治療薬の効果-貼り薬-(SA)
25. 気になる/避けたい副作用(MA)
26-1. 飲み薬の不満点-不満に感じていること-(MA)
26-2. 飲み薬の不満点-最も不満に感じていること-(SA)
27-1. 貼り薬の不満点-不満に感じていること-(MA)
27-2. 貼り薬の不満点-最も不満に感じていること-(SA)
28-1. 外科的治療を受けたことがあるか-持続経腸療法-(SA)
28-2. 外科的治療を受けたことがあるか-脳深部刺激療法-(SA)
29-1. 持続経腸療法を勧められたことがあるか(SA)
29-2. 脳深部刺激療法を勧められたことがあるか-(SA)
30. 持続経腸療法の効果(SA)
31-1. 持続経腸療法の不満点-不満に感じていること-(MA)
31-2. 持続経腸療法の不満点-最も不満に感じていること-(SA)
32. 脳深部刺激療法の効果(SA)
33-1. 外科的治療のサポート状況-持続経腸療法のチューブの洗浄・メンテナンス-(SA)
33-2. 外科的治療のサポート状況-脳深部刺激療法におけるリモコンの操作-(SA)
34. 治療の総合満足度(NA)
35. 医療機関・薬局の窓口で支払う1か月あたりの費用(SA)
36. 公的支援(医療費助成)制度の利用状況-(MA)
37-1. 医師との治療方法(治療薬)の決め方-現在-(SA)
37-2. 医師との治療方法(治療薬)の決め方-今後の希望-(SA)
38. 再生医療の治療意向(SA)
39. 再生医療を受ける際に心配(不安)に思うこと(MA)
40. 再生医療に興味はあるが受けたいと思わない理由(MA)
41. 治療情報の主な入手先(MA)
42. インターネットでの治療情報の主な入手先(MA)
【資料体裁】
A4判167頁
【発刊日】
2023年10月6日