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【概要】
【調査主旨】
◆製薬企業各社は、常に莫大な研究開発費を投じて、自社品だけでなく候補化合物の導入を行い、研究開発にあたっている。当レポートで調査対象とした17社の2006~2014年度までの研究開発費は、累計で10兆円を超えている。
◆過去10年間の17社における開発成果をみると、1,229件の開発テーマのうち承認取得テーマは32.1%の394件、開発中止テーマは34.3%の422件となり、開発中止テーマが承認取得テーマよりもやや多い結果となっている。
◆開発テーマをNME(未上市品)とLCM(既上市品)に分類した場合、NMEテーマは全体の61.9%にあたる761件、LCMテーマは38.1%にあたる468件であった。NMEテーマが6割以上を占めるものの、承認取得テーマの割合はLCMがNMEの約3倍となっている。
◆また、開発テーマを起源(自社/導入)別にみると、自社品の開発テーマは全体の65.0%にあたる799件、導入品の開発テーマは35.0%にあたる430件となっている。自社テーマがおよそ2/3を占めているが、承認取得率は導入テーマが自社テーマの約1.7倍となっている。
◆このほか、開発テーマを9つの疾患領域に分類すると、テーマ数最多の「癌」領域は承認取得率が最も低い。一方、テーマ数が最も少ない「消化器」領域の承認取得率は9つの領域の中で最も高くなるなど、領域間における開発成果の差異が浮き彫りとなっている。
◆当資料では、国内企業17社を対象に、各社の過去10年間におけるパイプラインを調査・分析。開発品の属性別に開発成果を集計しているほか、研究開発投資に対する新薬売上の割合を算出するなど、各社のパイプラインの動向と業績に対する影響をレポートしている。
【目次】
【調査概要】
【集計・分析編】
1.開発テーマ分析
1)企業別開発テーマ・品目数
2)NME/LCM別テーマ割合
3)起源(自社/導入)別テーマ割合
4)領域別テーマ割合
2.開発成果分析
1)企業別開発成果
2)NME/LCM別開発成果
3)起源(自社/導入)別開発成果
4)領域別開発成果
3.新薬売上高分析
1)新薬売上高と新薬貢献度
2)起源(自社/導入)別新薬売上高
3)新薬売上高と研究開発費の比率
【個別企業編】
◆武田薬品工業
◆アステラス製薬
◆第一三共
◆エーザイ
◆田辺三菱製薬
◆小野薬品工業
◆大日本住友製薬
◆協和発酵キリン
◆塩野義製薬
◆キッセイ薬品工業
◆帝人ファーマ
◆Meiji Seika ファルマ
◆大正製薬
◆久光製薬
◆味の素製薬
◆持田製薬
◆旭化成ファーマ
〈個別企業調査項目〉(各社共通)
1.年度別開発テーマ数と開発状況
2.NME/LCM別テーマ分析
3.起源(自社/導入)別テーマ分析
4.領域別テーマ分析
5.開発中止テーマ分析
6.新薬売上高と研究開発費の比率
【開発品一覧表】
◆武田薬品工業
◆アステラス製薬
◆第一三共
◆エーザイ
◆田辺三菱製薬
◆小野薬品工業
◆大日本住友製薬
◆協和発酵キリン
◆塩野義製薬
◆キッセイ薬品工業
◆帝人ファーマ
◆Meiji Seika ファルマ
◆大正製薬
◆久光製薬
◆味の素製薬
◆持田製薬
◆旭化成ファーマ
資料体裁:A4判 193頁
発 刊 日:2016年4月6日