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概要
【調査主旨】
◆当資料では、国内および海外で2006年から2015年までの10年間に承認を取得した主なドラッグ・リポジショニング（DR）製品30成分の事例分析を行うとともに、製薬企業10社のDRに対する取り組みや提携状況を調査している。
◆DR研究で先行する海外企業においては、オープンイノベーションの取り組みの下、国立研究機関やアカデミア、DR関連のバイオベンチャー等と提携することで、DR研究を推し進めている。こうした動きは、近年国内企業でも見られ、アカデミアとの提携、一部企業においてはデータ解析技術を専門とする海外バイオベンチャーとの提携も行うなど、DR研究に対する積極的な姿勢が窺える。
◆また、国内におけるDR製品の事例分析においては、社外リソースをきっかけにDRを行ったものが多く見られた。具体的には、社外から取り入れた知見（外部研究者が論文等で発表したもの）や臨床現場で発見された効果に基づいて、新たな適応で開発されたものが多い。今後日本におけるDR研究をさらに推し進めていく為には、このようなオープンイノベーションを利用した社外リソース及び技術の取り込みが鍵になると考えられる。
【目次】
【概要】
1.調査範囲
1）定義
2）対象製品一覧
3）ドラッグ・リポジショニング分類
4）概況
5）その他
2.日米欧における行政・機構の主な取り組み
1）日本
2）米国
3）欧州
【事例分析編】
3.直近10年における主なドラッグ・リポジショニング製品一覧
1）国内で先行して（国内でのみ）実施されたドラッグ・リポジショニング製品
2）海外（主に米国）で先行して実施されたドラッグ・リポジショニング製品
3）海外（主に米国）で実施されたドラッグ・リポジショニング製品
4）集計
4.直近10年における主なドラッグ・リポジショニング製品の事例分析
1）国内で先行して（国内でのみ）実施されたドラッグ・リポジショニング事例
◆ミラベグロン（「ベタニス」）
◆ナルフラフィン（「レミッチ」）
◆エダラボン（「ラジカット」）
◆ゾニサミド（「エクセグラン」→「トレリーフ」）
◆レバミピド（「ムコスタ」）
◆ラモセトロン（「ナゼア」→「イリボー」）
◆ミダゾラム（「ドルミカム」→「ミダフレッサ」）
◆トルバプタン（「サムスカ」）
2) 海外（主に米国）で先行して実施されたドラッグ・リポジショニング事例
◆アンフェナク（「フェナゾックス」）→ネパフェナク（「ネバナック」）
◆ガバペンチン（「ガバペン」）
→ガバペンチン エナカルビル（「レグナイト」）
◆ミグルスタット（「ブレーザベス」）
◆テトラベナジン（「コレアジン」）
◆サリドマイド（「サレド」）
◆グリコピロニウム（「ロビナール」→「シーブリ」）
◆ビマトプロスト（「ルミガン」→「グラッシュビスタ」）
◆ラモトリギン（「ラミクタール」）
◆タダラフィル（「シアリス」→「アドシルカ」→「ザルティア」）
◆シルデナフィル（「バイアグラ」→「レバチオ」）
◆デュタステリド（「アボルブ」→「ザガーロ」）
◆プラミペキソール（「ビ・シフロール」）
◆ロチゴチン（「ニュープロ パッチ」）
◆ボセンタン（「トラクリア」）
3) 海外（主に米国）で実施されたドラッグ・リポジショニング事例
◆miltefosine（「Impavido」）
◆flibanserin（「Addyl」）
◆plerixafor（「Mozobil」）
◆milnacipran（「Savella」）
◆liraglutide（「Victoza」→「Saxenda」）
◆colesevelam（「Welchol」）
◆bromocriptine（「Parlodel」→「Cycloset」）
◆rifaximin（「Xifaxan」）
参考) 直近10年より以前に海外（主に米国）で実施された
主なドラッグ・リポジショニング事例
◆eflornithine（「Ornidyl」→「Vaniqa」）
◆atomoxetine（「Strattera」）
◆bupropion（「Wellbutrin」→「Zyban」）
◆finasteride（「Proscar」→「Propecia」）
―共通調査項目―
ⅰ. 発売経緯とドラッグ・リポジショニングに関する状況
ⅱ. 国内売上高
ⅲ. その他薬剤情報（薬価、再審査期間、特許情報）
（海外でのみ実施された事例はⅰのみ記載）
【個別企業編】
5. 各社のドラッグ・リポジショニング関連の取り組み・提携状況
1）武田薬品工業
（1）主なドラッグ・リポジショニング関連の取り組み状況
（2012年～2016年2月）
（2）主なドラッグ・リポジショニング関連の提携状況
（2012年～2016年2月）
2）アステラス製薬
（1）主なドラッグ・リポジショニング関連の取り組み状況
（2012年～2016年2月）
（2）主なドラッグ・リポジショニング関連の提携状況
（2012年～2016年2月）
3）塩野義製薬
（1）主なドラッグ・リポジショニング関連の取り組み状況
（2012年～2016年2月）
（2）主なドラッグ・リポジショニング関連の提携状況
（2012年～2016年2月）
4）第一三共
（1）主なドラッグ・リポジショニング関連の取り組み状況
（2012年～2016年2月）
（2）主なドラッグ・リポジショニング関連の提携状況
（2012年～2016年2月）
5）エーザイ
（1）主なドラッグ・リポジショニング関連の取り組み状況
（2012年～2016年2月）
（2）主なドラッグ・リポジショニング関連の提携状況
（2012年～2016年2月）
6）小野薬品工業
（1）主なドラッグ・リポジショニング関連の取り組み状況
（2012年～2016年2月）
（2）主なドラッグ・リポジショニング関連の提携状況
（2012年～2016年2月）
7）AstraZeneca
（1）主なドラッグ・リポジショニング関連の提携状況
（2012年～2016年2月）
8）Pfizer
（1）主なドラッグ・リポジショニング関連の提携状況
（2012年～2016年2月）
9）GlaxoSmithKline
（1）主なドラッグ・リポジショニング関連の提携状況
（2012年～2016年2月）
10）Eli Lilly
（1）主なドラッグ・リポジショニング関連の提携状況
（2012年～2016年2月）
資料体裁：A4判 83頁
発 刊 日：2016年3月30日
