2016年 製薬企業の中国戦略

―世界第2位の市場規模、R&D、生産基盤への投資が加速―

商品番号 mr310160302
価格 ¥ 95,700 税込
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概要
【調査主旨】
◆医療用医薬品市場では近年、大型製品の特許失効が続き、欧米では成長率が停滞している。一方、中国市場は公的医療保険制度の普及による影響から、国民の健康に対する意識が高まり、2013年には世界第2位の市場規模に拡大している。これにより、日・米・欧の製薬企業は中国を重要国と位置付け、中国事業への投資を加速させている。

◆このうち日本の製薬企業は、アジアをはじめとする海外事業の組織再編や機構改革を進めている。これに伴い、中国における生産、販売体制を整備し、事業の成長を目指している。生産面では、新工場の建設や既存工場の拡張などを行い、販売面ではMRの増員や現地企業や病院などと提携し、ネットワークを広げることで安定した供給ラインを構築している。

◆一方、欧米の製薬企業では、臨床開発事業の推進が顕著となっている。各企業は、大学や現地企業などの外部機関との提携を積極的に行うほか、R&D施設の新設や拡張を進めている。開発においては、中国で罹患率の高い糖尿病領域や癌領域を中心に治験を行っている。各社は、ここ数年のうちに新薬上市を目指し、さらなる成長を図る意向を示している。

◆当資料は、日本企業10社と欧米企業10社を対象に各社の中国事業の推進体制、事業展開の経緯、事業拠点、人員体制、主な製品展開、売上高、開発状況などを調査することで、各社の中国における成長戦略を分析したものである。


目次
【調査概要・目次】
【集計・分析編】
1.中国市場の概況
 1)中国の基礎データ
 2)中国における医療制度
 3)中国における医療用医薬品市場の概況
2.中国における医療用医薬品の売上高(ワクチンの売上高は含まない)
 1)1社当たりの中国売上高
 2)1社当たりの中国売上高の伸長率
 3)海外売上高に占める中国売上高の貢献度(1社当たり)
 4)各社の中国売上高と貢献度
 5)各社の中国売上高の伸長率(2015年度売上高/2014年度売上高)
3.中国事業の展開状況
 1)中国における医療用医薬品関連の拠点数
 2)各社の中国事業の展開状況
 3)各社の中国における現地法人及び拠点
4.中国における人員体制
 1)1社当たりの人員体制
 2)各社の生産人員数
 3)各社のR&D人員数
 4)各社のMR人員数
5.各社の今後の中国戦略

【個別企業編】
<日本企業>
◆武田薬品工業
◆アステラス製薬
◆第一三共
◆エーザイ
◆大日本住友製薬
◆塩野義製薬
◆田辺三菱製薬
◆協和発酵キリン
◆参天製薬
◆大塚ホールディングス

<欧米企業>
◆AstraZeneca
◆Pfizer
◆Novartis
◆Sanofi
◆Eli Lilly and Company
◆GlaxoSmithKline
◆Merck
◆Novo Nordisk
◆Bayer HealthCare
◆F Hoffmann-La Roche

―各社共通調査項目―
1.中国事業の推進体制
2.中国における事業展開の経緯
3.中国における事業拠点
4.中国における事業の展開状況
5.中国における人員体制
6.中国における製品展開
7.中国における売上高
8.中国における開発状況
9.今後の中国戦略


資料体裁:A4判 154頁
発 刊 日:2016年6月22日

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