2018年 健康食品の通販事業戦略調査

―機能性表示食品が市場を牽引―

商品番号 mr220180424
価格 ¥ 106,700 税込
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概要
【調査趣旨】
◆2017年度(2017年4月~2018年3月に迎えた決算を対象)の通販健康食品市場は、前年度比3.6%増の5,040億円となった。消費増税前の駆け込み需要による反動でマイナスとなった2014年度を除くと、同市場は毎年過去最高の売上を更新しており、その規模はこの10年間で約1.4倍に拡大している。

◆主要企業別にみると、2017年度はファンケルや味の素、富士フイルムヘルスケアラボラトリーなど、機能性表示食品の展開に注力する企業が売上を大きく伸ばし、市場の拡大に貢献している。なかでも味の素は、機能性表示食品に刷新した「グリナ」や「アミノエール」が好調に推移し、前年度比19.1%増と大きく成長。富士フイルムヘルスケアラボラトリーも機能性表示食品を中心に品揃えを強化したことが奏功し、同14.0%増の好調な推移となっている。

◆分野別でみると、サプリメントは訴求力の高い機能性表示食品が市場を牽引し、同3.2%増となった。また、青汁はクロスセルでの販売が好調に推移し、同4.8%増で推移。飲料はトクホの野菜飲料や機能性表示食品の粉末緑茶などが中高年層を中心に売上を伸ばし、同6.6%増となっている。さらに訴求別では、新商品の投入や機能性表示食品へのリニューアルが活発に行われた生活習慣病とロコモがそれぞれ同8.0%増、同6.8%増となり好調に推移している。

◆2018年度については、同3.2%増の5,202億円で推移する見込み。高齢化の進展に伴う健康ニーズの高まりを背景に、引き続き機能性表示食品が拡大傾向にあり、市場の成長につながる見通しである。

◆当資料では、通販健康食品の市場動向を明らかにするとともに、通販主体の健康食品企業から化粧品系、製薬系、化学系などの異業種企業まで幅広く調査を実施。商品展開、使用媒体、顧客サービス、SNSの活用状況などから多角的に分析するとともに、各社の今後の戦略についてレポートしている。

【調査期間】
2018年6月~2018年10月


目次
【調査概要】
【市場編】
1.調査概要
 1)調査目的
 2)調査対象媒体
 3)調査対象商品
 4)調査対象企業
 5)調査方法
 6)調査期間
 7)その他の留意点
2.通販市場の概況
3.通販健康食品市場の概況
 1)通販健康食品市場への参入経緯
 2)最近の主な動向
4.通販健康食品の市場分析
 1)通販健康食品の市場規模
 2)通販健康食品の企業別販売高
 3)通販健康食品のブランド別販売高
 4)通販健康食品の分野別販売高
 5)通販健康食品の訴求別販売高
5.通販健康食品の顧客分析
6.通販健康食品の商品分析
 1)主要企業の商品展開状況
 2)主要企業の分野別展開状況
 3)主要企業の訴求別展開状況
 4)主要企業の価格帯別展開状況
 5)主要企業のブランド特長
 6)主要企業の新商品発売状況
7.通販健康食品の販売方法分析
 1)主な通販媒体
 2)受注・発送業務
 3)販売促進策
8.今後の展開
 1)通販健康食品の今後の市場性
 2)主要企業の今後の展開

【個別企業編】
◆味の素株式会社
◆株式会社えがお
◆オルビス株式会社
◆キューサイ株式会社
◆小林製薬株式会社
◆サントリーウエルネス株式会社
◆株式会社世田谷自然食品
◆株式会社ディーエイチシー
◆株式会社ドクターシーラボ
◆株式会社ファンケル
◆森下仁丹株式会社
◆株式会社山田養蜂場
◆ライオン株式会社
◆株式会社エバーライフ
◆株式会社健康家族
◆大正製薬株式会社
◆株式会社富士フイルムヘルスケアラボラトリー
◆株式会社わかさ生活
◆その他の注目企業(株式会社やずや、万田発酵株式会社)

―調査項目 ※一部異なる―
1.企業概要
2.顧客特性
3.展開ブランド
4.品目数
5.販売高
 1)総販売高
 2)通販チャネルの販売構成
 3)通販健康食品の販売構成
6.販売方法
 1)主な通販媒体
 2)主な顧客サービス
7.受注・発送のフロー
8.今後の展開


資料体裁:A4判 191頁
発刊日:2018年10月18日

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