コンシューマーレポートNo.359
2024年 プロテインの摂取実態とニーズ(第4弾)
―粉末タイプの補完的位置づけとして食品タイプのニーズが高まる!―

商品番号 cr220240500
価格 ¥ 462,000 税込
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【調査概要】
◆今回、プロテインの摂取実態を探るべく、「現在、定期的にプロテイン(アミノ酸や HMB などを含む)を摂取している20~70代の男女1,240 人」を対象にアンケート調査を行った。今回は2018年、2020年、2022年に続き、4回目の調査となる。

◆30,001人を対象とした事前調査では、プロテインを現在定期的に摂取している人は13.9%となり、前回からは0.9pt増、調査を開始した2018年からは8.0pt増となった。プロテインを摂取している人は全年代で増加傾向にあり、男性や若年層だけでなく、女性やシニア層においてもユーザーが増えている。

◆こうしたユーザー層の拡大を背景に、本調査では様々な変化がみられた。例えば、プロテインに対するイメージでは「健康的な体づくり」「ダイエット」「美容」「足腰を強くする」といった健康や美容に関するイメージを持つ人が増え、プロテインの摂取タイミングでは「朝食時」「昼食時」「間食時」などの食事シーンでの摂取が増えた。また、プロテインの購入先も「食品スーパー」や「ディスカウントストア」など、身近な店舗での購入率がアップしている。

◆商品面では、剤形の多様化がさらに進んだ。調査を開始した2018年は粉末タイプの商品が主流であったが、近年はドリンク、バー、ヨーグルト、ゼリー飲料と、様々なタイプの商品がランキングの上位に並び、バラエティに富んだラインナップとなっている。2024年は①「ザバス(粉末タイプ)(明治)」、②「ザバス(ドリンクタイプ)(明治)」、③「オイコス(ダノンジャパン)」が現在摂取率のトップ3となった。

◆剤形別の摂取実態をみると、粉末と粉末以外のタイプを併用しているユーザーは全体の約3割で、健康管理ニーズの高い「マネジメントタイプ」や「バランスタイプ」のクラスターを中心に、近年増加傾向となっている。同ユーザーは本格的にトレーニングを行っているコア層であり、プロテインの摂取量が多く、摂取頻度も高い。また、「不足しているたんぱく質をいつも食べている食品で手軽に補いたい」というニーズを持っており、粉末タイプの不足を補う目的でドリンク、バー、ヨーグルトといった食品タイプのプロテインを積極的に摂取している。

◆このことから、今後は粉末タイプの補完的な位置づけとして食品タイプのプロテインが伸長するとみられ、食品タイプにおいてもコア層のニーズに応える本格的な商品設計が重要になると考えられる。

◆当調査では20~70代の男女の運動・スポーツの実態、プロテインに対する考え方、プロテインの摂取実態、商品評価、今後の摂取意向などを調査。性別、年齢層別に加えて、「アスリートタイプ」「マネジメントタイプ」「ライトスポーツタイプ」「バランスタイプ」「ビューティタイプ」「ロコモタイプ」「プチトライタイプ」の7つのクラスターでも分析し、プロテイン摂取における消費者のニーズを明らかにしている。

【主な調査内容】
■運動・スポーツの実態
■プロテイン/たんぱく質のイメージ
■プロテインの摂取実態
■プロテインの商品評価
■プロテインに対する考え方
■今後のプロテインの摂取意向

【調査方法】
WEBによるアンケート調査
調査エリア:全国
対象:現在、定期的にプロテイン(アミノ酸やHMB等を含む)を摂取している20~70代の男女1,240人(20~70代男女30,001人から抽出)
※今回の調査では、事前調査の結果を基にしたウエイトバック集計を行っているため、N数や出現率に誤差が生じている。

【調査実施日】
2024年7月5日

目次
■調査概要
■被験者特性
■事前調査
■本調査

【分析編】
1. 運動・スポーツの実態
2. 運動・スポーツの目的
3. プロテインの摂取状況
4. プロテインのイメージ
5. プロテインの摂取実態
6. プロテインの情報源と購入先
7. プロテイン商品の現在摂取率ランキング
8-1. プロテイン商品のトライアル率
8-2. プロテイン商品のリピート率
8-3. プロテイン商品のトライアル率×リピート率
9. プロテイン商品の重視ポイントと選択理由
10. プロテインの商品評価
11-1. プロテインのブランドスイッチ状況(粉末タイプ)
11-2. プロテインのブランドスイッチ状況(ヨーグルトタイプ)
12. 今後のプロテインの方向性
参考:本格商品へのリニューアル事例(オイコス)
13. プロテインユーザーのクラスター
14-1. クラスターの変遷①(構成比)
14-2. クラスターの変遷②(ポジショニングマップ)
15. クラスターの概要
16. クラスター別のプロテインに対する考え方
17. クラスター別の商品像
18-1. クラスター別分析:アスリートタイプ
18-2. クラスター別分析:マネジメントタイプ
18-3. クラスター別分析:ライトスポーツタイプ
18-4. クラスター別分析:バランスタイプ
18-5. クラスター別分析:ビューティタイプ
18-6. クラスター別分析:ロコモタイプ
18-7. クラスター別分析:プチトライタイプ

【集計編】
1. 魅力的だと思う栄養成分(MA)
2. 運動・スポーツの種目(MA)
3. 種目別の運動頻度(SA)
4. フィットネスクラブ・スポーツジムの利用(SA)
5. パーソナルトレーナーの指導(SA)
6. 運動・スポーツの目的(MA)
7. 日常生活での運動(SA)
8-1. プロテインのイメージ(MA)
8-2. たんぱく質のイメージ(MA)
9. プロテインの効果(MA)
10. プロテインのデメリット(MA)
11. プロテインの種類別イメージ(MA)
12. プロテインの情報源(MA)
13. プロテインの購入きっかけ(MA)
14-1. プロテインの購入先(MA)
14-2. プロテインの購入先(SA)
15-1. 摂取している剤形・形態(MA)
15-2. 最もよく摂取している剤形・形態(SA)
16-1. 粉末を溶かす時に利用する飲料(MA)
16-2. 粉末を溶かす時に利用する飲料(SA)
17. 粉末を溶かす飲料の選択理由(MA)
18. プロテインを摂取するタイミング(MA)
19. プロテインの摂取頻度(SA)
20. プロテインの購入回数(SA)
21. 食事以外でプロテインから摂取したい/しているたんぱく質の量(SA)
22. プロテインの継続期間(SA)
23-1. 知っているブランド(MA)
23-2. これまでに摂取したことがあるブランド(MA)
23-3. 現在定期的に摂取しているブランド(MA)
24. ブランドのイメージ(MA)
25. ブランドに興味を持ったきっかけ(MA)
26. ブランドの選択理由(MA)
27. プロテイン摂取で期待する効果(MA)
28. 効果実感度(SA)
29. ブランドの満足点(MA)
30. ブランドの不満点(MA)
31. ブランドの購入回数(SA)
32. ブランドの継続意向(SA)
33. 一緒に摂取している成分・栄養素(MA)
34. 今後の摂取意向(SA)
35-1. 今後摂取したい剤形・形態(MA)
35-2. 今後摂取したいフレーバー(MA)
36-1. 今後摂取したいプロテインの種類(MA)
36-2. 今後メインで摂取したいプロテインの種類(SA)
37. プロテイン選択時の重視ポイント(MA)
38. プロテインの容量(SA)
39. 今後摂取したいプロテイン商品(MA)
40. プロテインに費やせる金額(1ヶ月)(SA)
41. 理想とする身体・体型(MA)
42. プロテイン摂取のベネフィット(MA)
43. プロテインに対する考え方(SA)
44. 食事や栄養に対する考え方(SA)
45. 家族構成(SA)
46-1. 完全栄養食で知っている商品(MA)
46-2. 完全栄養食でこれまでに利用したことがある商品(MA)
46-3. 完全栄養食で現在利用している商品(MA)
47. ライフスタイル・価値観(SA)

【資料体裁】
A4判164頁

【発刊日】
2024年8月30日

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