2015年 流通菓子メーカーの付加価値戦略調査

―少子化で伸び悩む菓子市場において付加価値訴求の大人向け菓子が拡大―

商品番号 mr120150219
価格 ¥ 95,700 税込
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概要
◆近年、流通菓子業界では、“大人”をターゲットとした高付加価値アイテムの商品開発が活発化している。その要因としては、少子化で菓子市場が伸び悩んでいることに加え、カカオ豆やナッツ類等の菓子原料の価格高騰により、収益改善のために商品の値上げが必至の状況となっていることが挙げられる。

◆具体的には、原材料の品質や産地、製法にこだわり、「本格感・高級感」を訴求した商品や、自然由来の健康素材を使用したり、栄養機能を強化することで健康感を訴求した商品、また、オフィス等で手軽に食べることができるパーソナルユースの商品等、“大人”の嗜好や食シーンに合わせた商品が増加している。

◆こうした「付加価値菓子アイテム」の市場規模は、ここ数年で大きく拡大している。2013年は前年比約3割増の986億円となった。特に、チョコレートの“大人向け”商品が大きく伸長。明治、江崎グリコ、ロッテ、森永製菓、ネスレ日本といったチョコレートの大手メーカーが軒並み大幅増となっている。また、2014年度においても引き続き大幅増となる方向。

◆当該資料では、流通菓子における付加価値菓子アイテムの市場を種類別(チョコレート/スナック/ビスケット・クッキー/キャンディ/米菓)に調査。合わせて、流通菓子大手メーカーの付加価値戦略を調査・分析。今後の流通菓子の付加価値商品の開発の一助となるデータとして提案する。

目次
【調査概要】
【集計編】
1.市場概況
2.付加価値菓子アイテムの定義(調査対象)
3.付加価値菓子アイテムの発売経緯
4.商品展開状況
 1)アイテム集計(対象11社)
  ①菓子全体に占める付加価値菓子アイテムの割合
  ②付加価値菓子アイテムのメーカー別・種類別展開状況
  ③種類別・訴求ポイント別集計
 2)種類別・メーカー別付加価値菓子アイテムのターゲット及びコンセプト
  ①チョコレート
  ②スナック
  ③ビスケット・クッキー
  ④キャンディ・グミ
5.市場規模分析
 1)菓子市場における付加価値菓子アイテムの位置付け
 2)付加価値菓子アイテムの市場規模推移
 3)メーカー別シェア
6.主要メーカーの百貨店限定アイテムの展開状況
7.主要メーカーにおける付加価値菓子アイテムの商品政策
8.主要メーカーにおける付加価値菓子アイテムの商品化の方向性

【個別企業編】
◆㈱明治
◆カルビー㈱
◆江崎グリコ㈱
◆森永製菓㈱
◆㈱ロッテ
◆ネスレ日本㈱
◆㈱ブルボン
◆㈱東ハト
◆㈱不二家
◆カンロ㈱
◆亀田製菓㈱

―調査項目(各社共通)―
1.企業概要
2.事業概要
3.付加価値菓子アイテムの発売経緯
4.付加価値菓子アイテムの商品展開状況
 1)商品一覧
 2)付加価値菓子アイテムの訴求ポイント
 3)付加価値菓子アイテムのターゲット及びコンセプト
 4)アイテム集計
5.付加価値菓子アイテムの商品売上高
 1)菓子売上全体に占める付加価値菓子アイテムの売上構成
 2)種類別売上高
6.付加価値菓子アイテムの商品政策
7.販促活動
8.百貨店限定アイテムの展開状況
9.今後の付加価値菓子アイテムの商品化の方向性

資料体裁:A4判 112頁
発 刊 日:2015年2月20日

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