コンシューマーレポートNo.360
2024年 健康と栄養に関する意識・実態調査(第6弾)
-「プロテイン」の摂取率が5年連続で上昇、
 「免疫力向上」はコロナ収束後も依然として高いニーズを保つ-

商品番号 cr220240502
価格 ¥ 462,000 税込
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【調査概要】
◆今回、消費者の健康と栄養に関する意識と実態を明らかにすべく、「健康や栄養を意識して健康食品(サプリメント、プロテイン、青汁のいずれか)を週に1回以上摂取している20~70代の男女1,236人」を対象にアンケート調査を実施した。今回は2019年、2020年、2021年、2022年、2023年に続き、6回目の調査となる。

◆まず、クラスターをみると、2024年は6つのタイプに変化はなく、運動やスポーツを中心に健康対策をする「スポーツ重視タイプ」、健康に対する正しい情報を見極め活用する「健康リテラシータイプ」のボリュームが拡大した。

◆2019年からの変化に着目すると、健康に関する情報源は「健康情報番組」を参考にする人が約4割と依然として多いものの、出現率は2019年比20pt減と大きく低下した。一方、「動画サイト」「SNS」は同2ケタ増と参考にする人が増加。「動画サイト」は男性中・高年層、「SNS」は男性・女性若年層が特に増えた。

◆健康食品の利用状況については、「プロテイン」の摂取率が5年連続で上昇した。「プロテイン」を摂取している人は全年代で増加傾向にあり、メインユーザーの男性や若年層だけでなく、女性や高年層でもユーザーが拡大。健康食品で摂取したい栄養成分において、「たんぱく質(プロテイン)」は2019年の11位から2位に順位を上げており、ニーズの高まりがうかがえた。また、健康食品に期待する健康効果は、「特定の栄養成分の補給」が首位を維持した。出現率を2023年と比較すると、「特定の栄養成分の補給」「免疫力向上」「疲労回復」などが増加。「免疫力向上」は、コロナ収束後も依然として高いニーズを保っている。

◆なお、紅麹サプリメント問題の影響で健康食品に対する意識・行動が変化した人は約4割。具体的な意識・行動の変化としては、「パッケージの表示をよく確認するようになった」が約2割で最も多く、「健康食品の摂取を全般的に控えるようになった」「メーカーの品質や安全性への取り組みを調べるようになった」が約1割で続いた。

◆当調査では20~70代男女の健康に対する考え方、健康のための取り組み、栄養の摂取状況、健康食品の利用実態などを調査。性別、性年齢層別に加えて、「価格重視タイプ」「スポーツ重視タイプ」「なんとなくタイプ」「健康リテラシータイプ」「健康オタクタイプ」「安心安全タイプ」の6つのクラスターでも分析している。なお、当調査は2019年より行っており、今後も毎年調査を継続し、消費者の健康や栄養に対する意識・実態の変化を探っていく。

【主な調査内容】
■健康に対する意識や考え方
■紅麹サプリメント問題の影響
■健康面で悩んでいる症状
■健康のための取り組み(運動・食事・生活)
■不足している・魅力を感じる栄養成分
■健康食品の利用実態 など

【調査方法】
WEBによるアンケート調査
調査エリア:全国
対象:健康や栄養を意識して健康食品(サプリメント、プロテイン、青汁のいずれか)を週に1回以上摂取している1,236人(20~70代男女10,000人から抽出)
※今回の調査では、事前調査の結果を基にしたウエイトバック集計を行っているため、n数や出現率に誤差が生じている。

【調査実施日】
2024年7月25日

目次
■調査概要
■エグゼクティブサマリー
■被験者特性
■事前調査
■本調査

【分析編】
1. 健康に対する意識
2. 健康面の悩み
3. 健康に対する情報源
4-1. 健康のための取り組み(運動習慣)
4-2. 健康のための取り組み(食習慣)
4-3. 健康のための取り組み(生活習慣)
5-1. 栄養摂取の意識と実態①
5-2. 栄養摂取の意識と実態②
5-3. 栄養摂取の意識と実態③
5-4. 栄養摂取の意識と実態④
6-1. 健康食品の利用実態①
6-2. 健康食品の利用実態②
7-1. 機能性表示食品の利用実態①
7-2. 機能性表示食品の利用実態②
8. 新型コロナウイルスによる影響の変化
9. 紅麹サプリメント問題による健康食品に対する意識・行動の変化
10-1. 2019年からの過去6年分サマリー:健康への意識
10-2. 2019年からの過去6年分サマリー:健康への取り組み
10-3. 2019年からの過去6年分サマリー:情報源
10-4. 2019年からの過去6年分サマリー:栄養摂取の意識・実態①
10-5. 2019年からの過去6年分サマリー:栄養摂取の意識・実態②
10-6. 2019年からの過去6年分サマリー:健康食品の利用実態①
10-7. 2019年からの過去6年分サマリー:健康食品の利用実態②
10-8. 2019年からの過去6年分サマリー:クラスターの変化
補足:クラスター別構成比の推移
11-1. クラスター別分析:価格重視タイプ
11-2. クラスター別分析:スポーツ重視タイプ
11-3. クラスター別分析:なんとなくタイプ
11-4. クラスター別分析:健康リテラシータイプ
11-5. クラスター別分析:健康オタクタイプ
11-6. クラスター別分析:安心安全タイプ

【集計編】
1. 健康に対する意識・考え方(SA)
2-1. 健康に関心を持つようになったきっかけ(MA)
2-2. 健康に関心を持つようになった最大のきっかけ(SA)
3-1. 将来の健康について不安に思うこと(MA)
3-2. 将来の健康について最も不安に思うこと(SA)
4. 健康の定義(MA)
5-1. 健康面で悩んでいる症状(MA)
5-2. 健康面で最も悩んでいる症状(SA)
6. 新型コロナウイルスによる心身への影響(MA)
7. 新型コロナウイルスによる生活面への影響(MA)
8. コロナが明けて気になること(MA)
9. 定期的に行っている運動(MA)
10-1. 食生活で実践していること(MA)
10-2. 食生活で実践したいができていないこと(MA)
11-1. 生活習慣で実践していること(MA)
11-2. 生活習慣で実践したいができていないこと(MA)
12-1. 参考にする情報源(MA)
12-2. 信頼できる情報源(MA)
13-1. 利用したことがあるヘルスケアアプリ・デバイス(MA)
13-2. 現在利用しているヘルスケアアプリ・デバイス(MA)
14-1. 聞いたことがある健康キーワード(MA)
14-2. 関心がある健康キーワード(MA)
15. 食事の際に意識する健康効果(MA)
16. 意識的に摂取している野菜・果物(MA)
17. 意識的に摂取している肉・魚介類・海藻類・卵・乳製品(MA)
18. 意識的に摂取している飲料(MA)
19. 意識的に摂取している穀物類・油・加工食品(MA)
20-1. 知っている栄養成分(MA)
20-2. 魅力的だと思う栄養成分(MA)
20-3. 必要だが不足していると思う栄養成分(MA)
21. 不足している栄養成分の補填方法(MA)
22. 魅力的だと思う栄養成分の摂取方法(MA)
23. 魅力的だと思う栄養成分に期待する健康効果(MA)
24. 現在摂取している健康食品の種類(SA)
25. 健康食品に費やす1ヶ月あたりの金額(SA)
26. 健康食品の購入金額の変化(SA)
27. 健康食品の購入金額が増えた理由(MA)
28. 健康食品の購入金額が減った理由(MA)
29. 現在摂取している健康食品の剤形(MA)
30. 健康食品の剤形の選択理由(MA)
31. 健康食品に期待する健康効果(MA)
32. 健康食品の利用目的(MA)
33. 栄養を効率的に摂りたい理由(MA)
34-1. 利用している健康食品のメーカー(MA)
34-2. 最も愛飲している健康食品のメーカー(SA)
35-1. 普段利用している購入先(MA)
35-2. 最もよく利用している購入先(SA)
36. 健康食品の摂取期間(SA)
37. 健康食品を選ぶ際に重視すること(MA)
38. 安全の定義(MA)
39. 紅麹サプリメントの健康被害による影響(MA)
40-1. 健康食品で摂取したい栄養成分(MA)
40-2. 健康食品で最も摂取したい栄養成分(SA)
41. 機能性表示食品の認知度(SA)
42. 機能性表示食品の摂取経験(SA)
43-1. 機能性表示食品で摂取したことがあるヘルスクレーム(MA)
43-2. 機能性表示食品で現在摂取しているヘルスクレーム(MA)
43-3. 機能性表示食品で今後摂取したいヘルスクレーム(MA)
44. 現在摂取している機能性表示食品のカテゴリー(MA)
45. 機能性表示食品を摂取しない理由(MA)
46. 食事や栄養に対する意識・考え方(SA)
47-1. 完全栄養食で知っている商品(MA)
47-2. 完全栄養食で利用したことがある商品(MA)
47-3. 完全栄養食で現在利用している商品(MA)
48. 完全栄養食を利用したいシーン(MA)
49. 普段の生活習慣(MA)
50. 普段の生活習慣の健康への影響度(SA)
51. ライフスタイルに関する意識と実態(SA)

【資料体裁】
A4判147頁

【発刊日】
2024年9月17日