コンシューマーレポートNo.368
2025年 パーソナルサプリ・フードの摂取実態と今後のニーズ

-検査・診断が信頼性と継続意向に与える影響とは?-

商品番号 cr220250505
価格 ¥ 462,000 税込
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【調査概要】
◆今回、パーソナルサプリ・フードの摂取実態を探るべく、「現在、健康を意識してパーソナルサプリ・フードを週に1日以上摂取している20代~60代の男女481名」を対象にアンケート調査を実施した。

◆まず、普段の生活習慣や食事についてみると、パーソナルユーザーは食事や運動など全般的に様々なことに取り組むタイプであることがわかった。一方で、一般的な健康食品ユーザーと比較すると「野菜を多く食べる」や「手洗い・うがいをする」などの基本的なことについての出現率は低くなっている。また、パーソナルサプリ・フードの摂取実態についてみると、全体では摂取頻度は「週に2~3日程度」で、摂取期間は「3ヶ月~半年未満」が最も多く、朝・昼・晩の食事の際に摂取している人が多数となった。

◆次に、パーソナルサプリ・フードに対する摂取前と摂取後(現在)の印象をみると、摂取前と摂取後いずれもポジティブイメージが上位となっており、「自分に合った栄養が摂れる」が双方のトップとなっている。一方、ネガティブイメージは摂取前から摂取後でー5pt以上減少している項目が多い。つまり、摂取後はネガティブイメージが減って、良いイメージに変化したことがわかる。

◆パーソナルサプリ・フードのスイッチ状況をみると、「美容ドリンク」「健康酢」「青汁」などの飲料からのスイッチがよく起こっており、パーソナルサプリ・フードの方が「より手軽・効率的に栄養が摂れる」ことを理由にスイッチしている傾向がみられた。一方で、サプリメントからのスイッチ理由は、主に「自分に必要な栄養が摂れる」こととなっており、両者で違いがみられた。さらに、スイッチしたサプリメントで最も多かったのは、「マルチビタミン・マルチミネラル」となった。

◆また、本調査ではパーソナルサプリ・フードを購入する際に必要とされる検査・診断についても深掘りを行った。その結果、検査・診断を2回以上受けた人は1回のみの人よりも継続意向が高く、定期的な検査によって効果を実感しやすい傾向があることが明らかとなった。また、検査と診断による信頼性の違いはあまりみられなかったが、信頼性の高いトップ3のブランドはいずれも診断ブランドとなった。これらの信頼性の理由として、「検査・診断結果がグラフとして可視化されていたから」「実際に効果を感じたから」「人によって結果が異なり、個別化対応されていると感じたから」の出現率が高くなっており、信頼性を感じさせる特に重要なポイントとなっている。

◆今後のニーズとして、消費者が魅力的に感じるメッセージはクラスターごとに異なり、個別のニーズに対応した訴求が求められることがわかった。そのため、パーソナル市場においてはユーザーの理解・ターゲットの設定・それに対する適切なアプローチを行うことが重要であると考えられる。

◆当調査では、普段の食生活習慣、パーソナルサプリ・フードにおける摂取実態や意識、商品評価、今後のニーズなどを調査。性別、性年齢層別に加えて「自己管理タイプ」「仕事中毒タイプ」「バランス重視タイプ」「食事補完タイプ」「病気予防タイプ」「手軽健康タイプ」を含めた6つのクラスターでも分析を行っている。

【主な調査内容】
■普段の食事・生活習慣
■パーソナルサプリ・フードの摂取実態
■パーソナルサプリ・フードの商品評価
■パーソナルサプリ・フードの検査・診断の実態
■今後のニーズ

【調査方法】
WEBによるアンケート調査
調査エリア:全国
対象:現在、健康を意識してパーソナルサプリ・フードを週に1日以上摂取している20代~60代の男女481人
※今回の調査では、事前調査の結果を基にしたウエイトバック集計を行っているため、N数や出現率に誤差が生じている。

【調査実施日】
2025年3月4日~7日

目次
■調査概要
■被験者特性
■事前調査
■本調査

【分析編】
1. 生活習慣
2. 健康のために取り組んでいること
3. パーソナルユーザーの悩み・不足していると思う成分
4. パーソナルサプリ・フード摂取のきっかけ・理由
5. パーソナルサプリ・フードの摂取実態
6. パーソナルサプリ・フード摂取前後でのイメージ・印象の変化
7. パーソナルサプリ・フードのスイッチ状況
8-1. 検査・診断の実態
8-2. 検査・診断の信頼性
9. パーソナル商品の重視ポイントと選択理由
10. パーソナルサプリ・フードの商品評価
11. 魅力的なメッセージ
12. 今後のニーズ
13-1. クラスター別分析:自己管理タイプ
13-2. クラスター別分析:仕事中毒タイプ
13-3. クラスター別分析:バランス重視タイプ
13-4. クラスター別分析:食事補完タイプ
13-5. クラスター別分析:病気予防タイプ
13-6. クラスター別分析:手軽健康タイプ

【集計編】
1. 普段の生活習慣(MA)
2. 健康のための取り組み(食事)(MA)
3. 健康のための取り組み(食事以外)(MA)
4. 行っている運動(MA)
5. 情報源(MA)
6-1. 現在悩んでいる健康の悩み(MA)
6-2. パーソナルサプリ・フードで対策している健康の悩み(MA)
7-1. 現在悩んでいる美容の悩み(MA)
7-2. パーソナルサプリ・フードで対策している美容の悩み(MA)
8. 美容と健康の重要度(NA)
9-1. パーソナルサプリ・フードを摂取し始めたきっかけ(MA)
9-2. パーソナルサプリ・フードを摂取し始めたきっかけ(SA)
10-1. パーソナルサプリ・フードを摂取する理由(MA)
10-2. パーソナルサプリ・フードを摂取する理由(SA)
11-1. パーソナルサプリ・フードのイメージ(摂り始める前)(MA)
11-2. パーソナルサプリ・フードの印象(摂り始めてから)(MA)
12. 重視ポイント(MA)
13-1. 普段摂っていたもの(現在摂取しているものも含む)(MA)
13-2. パーソナルサプリ・フードによって摂取をやめた(減った)もの(MA)
14. スイッチした理由(MA)
15. 以前摂っていたサプリメント(MA)
16-1. 知っている栄養成分(MA)
16-2. 魅力的だと思う栄養成分(MA)
16-3. 必要だが不足していると思う栄養成分(MA)
16-4. パーソナルサプリ・フードで意識して摂取している栄養成分(MA)
17. 認知のきっかけとなった媒体(MA)
18. 商品を選択した理由(MA)
19. 検査・診断前後での栄養状態に関する評価(SA)
20. 検査・診断の信頼度(SA)
21. 検査・診断に信頼性を感じた理由(MA)
22. 1年間での購入回数(SA)
23. パーソナルサプリ・フードにかける1ヶ月あたりの金額(SA)
24. 摂取期間(SA)
25. 摂取タイミング(MA)
26. 検査・診断の回数(SA)
27. 一度しか診断していない理由(MA)
28. 検査・診断の満足点(MA)
29. 検査・診断の不満点(MA)
30. 期待した効果(MA)
31. 効果実感度(SA)
32. 効果以外で満足している点(MA)
33. 効果以外で不満な点(MA)
34. 以前摂っていた商品をやめた理由(MA)
35. 今後の継続意向(SA)
36. パーソナルサプリ・フードに費やすことができる1ヶ月あたりの金額(SA)
37. 今後摂取したい商品(MA)
38-1. これまでに使用したことがあるパーソナルサービス・アプリ(MA)
38-2. 現在使用しているパーソナルサービス・アプリ(MA)
38-3. 現在摂取している商品と連携していたら嬉しいもの(MA)
39. パーソナルサプリ・フードを摂ることでのベネフィット(MA)
40. 今後摂取したい剤型(MA)
41-1. 普段の生活できちんと摂れているか知りたい栄養成分(MA)
41-2. パーソナルサプリ・フードで摂りたい栄養成分(MA)
42. 受けてみたい検査・診断(MA)
43. パーソナル検査・診断で知りたい内容(MA)
44. 魅力的なメッセージ(MA)
45-1. パーソナライズ機能のカスタマイズ(FA)
45-2. パーソナライズ機能のカスタマイズ(FA)
46. 価値観・ライフスタイル(SA)

【資料体裁】
A4判101頁

【発刊日】
2025年3月31日

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