コンシューマーレポートNo.333
2023年 青汁の摂取実態と今後のニーズ(第3弾)
―コロナは落ち着きをみせるも物価高騰の影響で青汁を摂取する人が増加―

商品番号 cr220230476
価格 ¥ 462,000 税込
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【調査概要】
◆今回、青汁の摂取実態と今後のニーズを探るべく、20~60代の男女にアンケート調査を実施した。今回は2019年、2021年に続き、3回目の調査となる。

◆その結果、事前に40,000人を対象に行った調査では、現在青汁を摂取している人は11.3%となり、前回調査を行った2021年と比べると0.8pt低下している。これを属性別にみると、現在摂取率の割合は多くの層で減少しているが、男性中年層および男性高年層はそれぞれ前回出現率を上回る出現率を記録している。

◆次に、その中から直近6ヶ月以上継続して青汁を飲んでいる20~60代の男女1,232人を本調査対象者として抽出し、青汁の摂取実態について尋ねた。その結果、摂取ブランドについては「大麦若葉 粉末100%」(山本漢方製薬)、「緑効青汁」(アサヒ緑健)、「1日分のケール青汁」(ファンケル)などが認知度・摂取率ともに上位となった。また、これらブランドは消費者の満足度も90%以上と高い評価を得ている。

◆新型コロナウイルスの影響としては、2021年の前回調査よりも落ち着きをみせており、青汁に期待する健康効果において「免疫力向上」は41.9%と前回に比べて3.4pt減少した。

◆また、物価高騰の影響としては、野菜不足だと感じる理由において「野菜の値段が高くて気軽に買えないから」(25.8%)が前回調査時と比べて9.1pt増加し、特に女性若・中年層の出現率が高い。さらに、これがきっかけで青汁を摂取するようになったと答えた人は13.0%で前回よりも2.9pt高い数値を示している。

◆今後期待する青汁としては、「健康成分を強化した青汁」、「腸内環境改善に特化した青汁」、「免疫力の向上に特化した青汁」が上位となった。このうち「腸内環境改善に特化した青汁」は女性高年層、「免疫力の向上に特化した青汁」は女性中年層のニーズが特に高くなっている。

◆当レポートでは、青汁ユーザーにおける野菜不足の実態や青汁の摂取実態、青汁の購入ポイント、ブランドの満足度、今後期待する青汁のコンセプトなどを調査。さらに、性別、年代別に加えて「コロナ需要タイプ」、「不摂生タイプ」、「安心保険タイプ」、「美容ダイエットタイプ」、「家庭堅実タイプ」、「トライアルタイプ」の6つのクラスターでも分析し、今後の青汁の商品開発に役立つデータとしてまとめている。

【調査方法】
■WEBによるアンケート調査
■調査エリア:全国
■対象:直近6ケ月以上継続して青汁を摂取している20~60代の男女1,232人
(20~60代の男女40,000人から抽出)

【主な調査内容】
■野菜不足の実態
■青汁の摂取実態
■青汁の購入ポイント
■ブランドの満足度
■今後期待する青汁のコンセプト
■サプリメントとの併用実態 など

【調査実査日】
2023年2月17日

目次
■調査概要
■被験者特性
■事前調査
■調査票

【分析編】
1. 野菜不足に対する意識
2. 野菜の摂取実態と青汁の位置づけ
3. 青汁の購入実態
4-1. 青汁の摂取実態①
4-2. 青汁の摂取実態②
4-3. 青汁の摂取実態③
5. ブランドの認知度と摂取率
6. ブランドの購入ポイント
7. ブランドの満足度(上位6ブランド)
8. 青汁の優位性
9. 新型コロナウイルスの影響
10. 物価高騰の影響
11-1. 今後求められる商品像①
11-2. 今後求められる商品像②
12-1. 2019年からの比較サマリー:青汁の現在摂取率
12-2. 2019年からの比較サマリー:クラスター別摂取ブランド
13-1. クラスター別分析:コロナ需要タイプ
13-2. クラスター別分析:不摂生タイプ
13-3. クラスター別分析:安心保険タイプ
13-4. クラスター別分析:美容ダイエットタイプ
13-5. クラスター別分析:家庭堅実タイプ
13-6. クラスター別分析:トライアルタイプ
14. 青汁の摂取実態と今後のニーズ まとめ
<参考:クラスターの変化>

【集計編】
1. 野菜不足の度合(SA)
2. 野菜不足だと感じる理由(MA)
3-1. 野菜不足によって起こると思うこと(MA)
3-2. 自分にも当てはまって起こると思うこと(MA)
3-3. 青汁を飲むことによって予防・解消できると思うこと(MA)
4. 1週間のうち摂取目安量分の野菜を摂っている日数(SA)
5. 青汁以外の野菜の摂取方法とその頻度(SA)
6. 青汁の役割(SA)
7. 青汁を摂取し始めた年齢(SA)
8. 青汁を摂取するようになったきっかけ(MA)
9. 青汁摂取のきっかけとなった新型コロナウイルスの影響(MA)
10. 新型コロナウイルスによる意識・生活習慣の変化(SA)
11. 青汁の摂取頻度(SA)
12-1. 普段摂取している青汁の形状(MA)
12-2. 最もよく摂取している青汁の形状(SA)
13. 青汁の形状の選択理由(MA)
14. 青汁の摂取シーン(MA)
15. 青汁の飲み方(MA)
16-1. 青汁を飲ませたいと思う家族(MA)
16-2. 現在すでに青汁を飲んでいる家族(MA)
17-1. 青汁の原料で知っている素材(MA)
17-2. 青汁の原料として摂取したい素材(MA)
17-3. 青汁の原料として最も摂取したい素材(SA)
18. その素材を摂取したい理由(MA)
19. 青汁から摂りたい栄養素・成分(MA)
20. 青汁に強化配合してほしい機能成分(MA)
21. 野菜ジュースと比べて優れていると思う点(MA)
22-1. 青汁を購入する場所(MA)
22-2. 最もよく青汁を購入する場所(SA)
23. 青汁にかける1ヶ月あたりの購入金額(SA)
24-1. 青汁の購入ポイント(MA)
24-2. 特に重視している青汁の購入ポイント(5つまで)(MA)
25-1. 求める飲みやすさ(MA)
25-2. 最も求める飲みやすさ(SA)
26-1. 知っている商品(MA)
26-2. この1年間で摂取したことのある商品(MA)
26-3. 現在最もよく摂取している商品(SA)
27. ブランドイメージ(MA)
28-1.商品を知る/興味を持つきっかけとなったメディア・情報源(MA)
28-2. 購入の参考にしたメディア・情報源(MA)
28-3. 購入のきっかけとなったメディア・情報源(MA)
29. 現在最もよく摂取している商品の選択理由(FA)
30. 現在最もよく摂取している商品の購入回数(SA)
31-1. 青汁を摂取する目的・理由(MA)
31-2. 青汁を摂取する最大の目的・理由(SA)
32-1. 青汁に期待する健康効果(MA)
32-2. 青汁で実感した健康効果(MA)
33-1. 青汁に期待する美容効果(MA)
33-2. 青汁で実感した美容効果(MA)
34. 現在最もよく摂取している商品の購入ポイント(MA)
35. 現在最もよく摂取している商品を継続して購入する理由(MA)
36. 最もよく摂取している商品の満足度(SA)
37. メインブランドの変更回数(SA)
38. ブランドの変更理由(MA)
39. 青汁の購入タイミング(SA)
40. 今後の青汁摂取に対する考え方(SA)
41. 今後期待する青汁のコンセプト(MA)
42. SNS・動画サイトの利用状況(SA)
43. サプリメントの利用状況(SA)
44. 摂取しているサプリメント(MA)
45. サプリメントと比べて優れていると思う点(MA)
46. 価値観・ライフスタイル(SA)

体裁:データ(レポート本文のPPT、PDF、Excelデータを収録)
1)本文PDF 2)本文パワーポイント
3)データ編(基本クロス集計・単純集計・ローデータ・調査票・FA)

発刊日:2023年4月26日

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