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担当リサーチャーインタビュー記事掲載中!!
―リサーチャーに聞く!#16 『女性更年期対策の実態と商品ニーズ』
https://www.tpc-cop.co.jp/topics/2896/
【調査概要】
◆今回、女性の更年期の実態とニーズを探るべく、現在、更年期対策として健康食品またはOTC医薬品を摂取している40~50代の女性618人を対象にアンケート調査を実施した。
◆事前に行った10,000人を対象としたスクリーニング調査では、約7割の人が簡略更年期指数(SMI)のチェックテストで「異常あり」という結果になった。また、上記の10,000人のうち、更年期の症状を自覚している人は約6割、症状を自覚して対策まで行っている人は約5割、さらに今後開拓の余地がある更年期の潜在人口は約3割であることがわかった。
◆更年期症状の実態をみると、現在悩んでいる更年期症状としては、「疲労感/倦怠感」「身体が重だるい」「気分の落ち込み・憂鬱感」「イライラ・怒りやすい」などが多かった。これらの症状は「とても/ややつらい」とする人が8割以上となり、悩みの度合も深い。また、「やる気の低下」や「集中力の低下」といった症状に関しては、更年期症状として悩んでいる人が多いにもかかわらず、更年期対策商品で予防・改善しようとしている人が少なく、症状の実態と対策の実態にギャップがみられた。
◆更年期対策として摂取している成分では、「イソフラボン」と「エクオール」が圧倒的に多かった。この2つは「女性ホルモンに似た働きをする成分」「更年期に良い成分」「自分に不足している成分」として更年期世代の女性に広く認知されており、3割弱の人がサプリメントで摂取している。さらに、現在利用している更年期対策商品では、「命の母A」「エクエル」「養命酒」がトップ3となり、サプリメントとOTC医薬品で利用目的に違いがみられた。
◆このほか、関連用語で認知度が高かった項目は「PMS」「吸水ショーツ」「低用量ピル」「エクオール」「月経カップ」、興味・関心度が高かった項目は「エクオール」「骨盤底筋」「ホルモン治療」「PMS」「膣トレ」となり、フェムテックやフェムケア関連の項目が上位となった。
◆当調査では、女性の更年期症状の実態や対策商品の利用実態、今後の意向などを調査。さらに、年代別、重症度別に加えて、「不摂生タイプ」「キャリアタイプ」「家庭第一タイプ」「センシティブタイプ」「楽天家タイプ」「社交派タイプ」の6つのクラスターでも分析している。
【調査方法】
■WEBによるアンケート調査
■調査エリア:全国
■対象:現在、更年期対策として健康食品またはOTC医薬品を摂取している40~50代の女性618人
【主な調査内容】
■月経、PMS、婦人科系疾患の実態
■ 更年期症状の実態
■ 対策商品の利用実態
■ 病院の受診状況
■ 新型コロナウイルスによる影響
■ 今後の対策意向
【調査実査日】
2022年4月26日
目次
■調査概要
■被験者特性
■事前調査
■本調査
【分析編】
1. 女性更年期の潜在人口と対策状況
2. 更年期に対する意識・考え方
3. 更年期症状の実態
4. 対策の実態と症状の実態のギャップ
5. 更年期対策商品の利用実態①
6. 更年期対策商品の利用実態②
7. 今後の対策意向
参考① 更年期とPMS(月経前症候群)
参考② 更年期とストレス
参考③ 更年期と仕事
8-1. クラスター別分析:不摂生タイプ
8-2. クラスター別分析:キャリアタイプ
8-3. クラスター別分析:家庭第一タイプ
8-4. クラスター別分析:センシティブタイプ
8-5. クラスター別分析:楽天家タイプ
8-6. クラスター別分析:社交派タイプ
【集計編】
1. 月経の周期(SA)
2. 月経の乱れ(MA)
3. PMSの症状(MA)
4. PMSの頻度(SA)
5. PMSのつらさ(SA)
6. PMSの日常生活への支障度(SA)
7. 閉経年齢(SA)
8. 女性ホルモンと疾患(MA)
9-1. 以前の更年期のイメージ(MA)
9-2. 現在の更年期のイメージ(MA)
10-1. 現在悩んでいる症状(MA)
10-2. 特に悩んでいる症状(MA)
10-3. 更年期が原因だと思う症状(MA)
11. 更年期症状が現れ始めた年齢(SA)
12. 更年期症状の頻度(SA)
13. 更年期症状のつらさ(SA)
14. 日常生活への支障度(SA)
15. 日常生活への支障(MA)
16-1. 更年期を疑った理由(MA)
16-2. 更年期を疑う最初のきっかけとなった理由(SA)
17. 自身の更年期症状に影響していると思うもの(SA)
18. コロナによる変化(MA)
19. コロナの更年期症状への影響(SA)
20. 更年期対策として意識的に摂取している食品(MA)
21-1. 知っている成分(MA)
21-2. 更年期対策に効果があると思う成分(MA)
21-3. 更年期対策としてサプリメントで摂っている成分(MA)
22. その成分をサプリメントで摂る理由(MA)
23. 更年期対策としてサプリメントを摂る理由(MA)
24. 更年期対策としてOTC医薬品を摂る理由(MA)
25. 病院を受診したきっかけ・理由(MA)
26. 病院を受診しない理由(MA)
27-1. 知っている商品(MA)
27-2. これまでに摂取したことがある商品(MA)
27-3. 現在摂取している商品(MA)
27-4. 現在最もよく摂取している商品(SA)
28. 商品に興味を持ったきっかけ (MA)
29. 商品を選んだ理由(MA)
30. 商品の継続期間(SA)
31. 商品の購入チャネル(MA)
32. 更年期対策商品に費やす1ヶ月あたりの金額(SA)
33-1. 現在最もよく摂取している商品で予防したい症状(MA)
33-2. 現在最もよく摂取している商品で改善したい症状(MA)
34. 予防したい症状に対する効果実感度(SA)
35. 改善したい症状に対する効果実感度(SA)
36. 商品満足度(SA)
37. 商品の摂取をやめた理由〈積上げ〉(MA)
38-1. 更年期の情報源(MA)
38-2. 更年期の信頼できる情報源(MA)
39-1. 知っている用語(MA)
39-2. 興味・関心がある用語(MA)
40-1. 更年期や女性ホルモンについて知っていたこと(MA)
40-2. 更年期や女性ホルモンについて興味・関心を抱いた/抱いていること(MA)
41. 更年期に対する考え方(SA)
42. 更年期に関する困りごと・苦労したこと(MA)
43-1. 現在の相談先(MA)
43-2. 信頼できる相談先(MA)
43-3. 今後利用したい相談先(MA)
44. 今後行いたい更年期対策(MA)
45-1. 魅力を感じる更年期対策商品のコンセプト(MA)
45-2. 最も魅力を感じる更年期対策商品のコンセプト(SA)
46. 更年期の症状を改善してどうなりたいか(MA)
47. 普段の生活習慣(MA)
48. 現在抱えている問題・心配事(MA)
49. 価値観・ライフスタイル(SA)
体裁:データ(レポート本文のPPT、PDF、エクセルデータを収録)
※【収録内容】
1)本文PDF 2)本文パワーポイント
3)データ編(基本クロス集計・単純集計・ローデータ・調査票・FA)
発刊日:2022年6月6日