コンシューマーレポート№242
「花粉症」の実態と対策調査

―2017年のOTCの利用実態から、2018年以降の期待商品・ポイントを探る!―

商品番号 cr220170343
価格 ¥ 396,000 税込
◆購入商品を選択してください。 (必須)
法人のお客様はご注文手続き画面の【通信欄】にて貴社名及び部署名を記載いただくようお願い致します


概要
【調査趣旨と結果】
◆今回、2017年1月から5月にかけて花粉症に悩んでいて、花粉症を緩和する市販の点鼻薬・内服薬・点眼薬を自分で購入し、利用した20~60代の男女620名を対象にアンケート調査を実施した。

◆調査の結果、悩む人が多く、深刻度が高い症状は鼻水や目のかゆみだった。これらの症状を軽くするために、通年で花粉症対策を意識している人が約3割という結果になった。また約3割の人が加齢に伴い、症状が悪化していると感じており、早期から長期間にわたって複数の症状に悩む傾向にあることが分かった。

◆花粉症対策のOTC商品が数多くある中で、今年利用者が最も多い点鼻薬ブランドは、「ナザール」(佐藤製薬)。内服薬ブランドは「アレグラFX」(久光製薬)、点眼薬ブランドは「アルガード」(ロート製薬)で、出現率は各4割弱~5割強だった。これらを知るきっかけとして、点鼻薬は店頭の売り場、内服薬・点眼薬はマスメディアによる販促が大きく影響している。

◆2017年に花粉症対策の各OTCを利用した人は、速効性・効果の持続性・価格を評価していた。購入時に重視しなかったが、満足度の高い項目として、安全性・利用のしやすさ・購入の手軽さが挙がった。また、今年利用したOTCの評価を受けて、来年の利用意向を尋ねたところ、「アレグラFX」と「アルガード(点眼薬)」が高く出現した。加えて継続意向では、各ブランドで2割~3割の出現率だった中、「アレグラFX」と「アルガード」はリピート意向が4割を超え、両ブランドへの期待がますます高まっている傾向にある。

◆当レポートでは、花粉症の具体的な実態や対策、各OTCブランド別の利用実態などを明らかにしている。さらに来年の継続意向やスイッチ意向なども調査し、今後の花粉症対策の商品ニーズなどについて分析している。

【調査方法】
WEBによるアンケート調査
調査エリアは全国
対象:今年の1月から5月にかけて花粉症に悩んでいて、花粉症を緩和する市販の点鼻薬・内服薬・点眼薬を自分で購入し、利用している20代~60代の男女620名

【調査内容】
1. 花粉症の実態
2. OTC以外の対策
3. 各OTCの利用実態(点鼻薬・内服薬・点眼薬)
4. 商品の継続意向
5. 各OTCの来年の期待ポイント

【調査実査日】
2017年5月31日~6月4日


目次
■調査概要
■被験者特性
■分析編
1 花粉症の自覚
2 具体的な花粉症の実態
3 花粉症対策の実態
4 花粉症OTC の認知度と利用実態
5-1 今年使ったOTC の評価:点鼻薬
5-2 今年使ったOTC の評価:内服薬
5-3 今年使ったOTC の評価:点眼薬
6 各OTC の継続意向
7-1 来年の期待ポイント:点鼻薬
7-2 来年の期待ポイント:内服薬
7-3 来年の期待ポイント:点眼薬

■集計編
1 花粉症の判断基準(SA)
2 花粉症に悩み始める年代(SA)
3 加齢に伴う症状の変化(SA)
4 症状が悪化している理由(MA)
5 自覚している症状(MA)
6 鼻水の症状(粘度)(SA)
7 鼻水の症状(色)(SA)
8 症状の深刻度(SA)
9-1 対策を意識し始めた時期(SA)
9-2 実際に対策を始めた時期(SA)
10 OTC 以外の対策(MA)
11 受診した診療科(MA)
12 花粉症の合併症(MA)
13 処方された点鼻薬(MA)
14 処方された内服薬(MA)
15 処方された点眼薬(MA)
16 処方薬とOTC の利用順序(SA)
17 OTC へのスイッチ理由(MA)
18-1 点鼻薬の認知度と利用経験(MA・SA)
18-2 今年利用した点鼻薬(SA)
19-1 内服薬の認知度と利用経験(MA・SA)
19-2 今年利用した内服薬(SA)
20-1 点眼薬の認知度と利用経験(MA・SA)
20-2 今年利用した点眼薬(SA)
21-1 知ったきっかけ(点鼻薬)(MA)
21-2 知ったきっかけ(内服薬)(MA)
21-3 知ったきっかけ(点眼薬)(MA)
22 購入ポイント(点鼻薬)(SA)
23 満足ポイント(点鼻薬)(SA)
24 症状への効果(点鼻薬)(SA)
25 購入ポイント(内服薬)(SA)
26 満足ポイント(内服薬)(SA)
27 症状への効果(内服薬)(SA)
28 購入ポイント(点眼薬)(SA)
29 満足ポイント(点眼薬)(SA)
30 症状への効果(点眼薬)(SA)
31-1 1 日の使用回数の遵守(点鼻薬)(SA)
31-2 1 日の使用回数の遵守(内服薬)(SA)
31-3 1 日の使用回数の遵守(点眼薬)(SA)
32-1 1 回の使用量の遵守(点鼻薬)(SA)
32-2 1 回の使用量の遵守(内服薬)(SA)
32-3 1 回の使用量の遵守(点眼薬)(SA)
33-1 副作用の有無(点鼻薬)(SA)
33-2 副作用の有無(内服薬)(SA)
33-3 副作用の有無(点眼薬)(SA)
34-1 副作用の症状(点鼻薬)(MA)
34-2 副作用の症状(内服薬)(MA)
34-3 副作用の症状(点眼薬)(MA)
35 商品の継続意向(SA)
36-1 来年使いたい点鼻薬のポイント(MA)
36-2 来年使いたい内服薬のポイント(MA)
36-3 来年使いたい点眼薬のポイント(MA)
37-1 来年使ってみたい点鼻薬(MA)
37-2 来年特に使ってみたい点鼻薬(SA)
38-1 来年使ってみたい内服薬(MA)
38-2 来年特に使ってみたい内服薬(SA)
39-1 来年使ってみたい点眼薬(MA)
39-2 来年特に使ってみたい点眼薬(SA)
40 市販化されてほしい処方薬(MA)

■調査票


体裁:CD-ROM[レポート編・データ編]
発刊日:2017年6月29日