2018年 オーガニック・ナチュラルコスメの市場分析調査

―ボタニカルの確立で競争激化、今後は“認証”が市場攻略の鍵となるか?―

商品番号 mr210180410
価格 ¥ 106,700 税込
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概要
【調査趣旨】
◆2016年度のオーガニック・ナチュラルコスメ市場は2,084億円。前年度比8.6%増となっており、この10年間で最も高い伸長率となっている。高伸長の要因としては、植物の力を引き出すことを謳ったボタニカル系ブランドがさらに増加し、オーガニック系・ナチュラル系と並ぶ1つのカテゴリーとして確立したことが挙げられる。

◆企業別にみると、市場をけん引するロクシタンジャポンが既存店の強化に注力したことで売上を伸ばしたほか、I-neにおいても「ボタニスト」の取扱店を増やすなど店舗展開を強化したことで急成長している。また分野別に見ると、I-neが急成長したことで、同社が主力とするヘアケアの売上が拡大している。

◆近年の動向としては、商品面では、メイクアップの展開を強化する企業が増加。ポイントメイクを中心にカラーバリエーションを増やしているほか、従来は限定品としての展開が多かったカラーアイテムを定番品として展開することで顧客のファン化を図っている。このほか、スキンケアについては、近年はオーガニック・ナチュラルコスメについても高い機能性が求められていることから、美白やアンチエイジングといった訴求内容別にシリーズを展開する傾向が強くなっている。

◆また販売面では、新規出店は減速傾向となり、店舗の改装やスタッフの接客力の強化などに取り組むなど既存店の収益性アップに向けた施策に注力する傾向が強くなっている。さらに通販についても、より見やすく、充実したサービスへとオンラインショップを相次いで刷新している。

◆2017年度(見込)については、2016年度比5.8%増の2,205億円とさらなる成長が期待される。しかし近年は、ボタニカルという新たなカテゴリーが増えて市場の間口が広がったことにより参入企業が増加し、市場の競争が激化している。こうした状況の中で、国内では2018年4月に『ISO(国際標準化機構)16128に基づく化粧品の自然及びオーガニックに係る指数表示に関するガイドライン』が制定されており、今後はこれが市場攻略の鍵となるか注目される。

◆当資料では、高伸長を続けるオーガニック・ナチュラルコスメ市場について、ブランド別・商品分野別・チャネル別に調査するとともに、各社の今後の方向性についてまとめている。

【調査期間】
2018年3月~7月


目次
【調査概要】
【市場編】
1.調査範囲
 1)オーガニック・ナチュラルコスメの定義
 2)調査対象商品
 3)調査対象企業
2.消費者の意識
 1)オーガニック・ナチュラルコスメの使用状況
 2)使用アイテム
 3)イメージ
3.主要企業の概況
 1)市場経緯と参入背景
 2)主要企業の開発経緯
 3)オーガニック認証基準
4.オーガニック・ナチュラルコスメの市場分析
 1)市場規模
 2)企業別シェア
 3)ブランド別シェア
 4)チャネル別市場規模
 5)分野別市場規模
 6)カテゴリー別市場規模
 7)種類別市場規模
5.オーガニック・ナチュラルコスメのブランド分析
 1)ブランドポジション
 2)主要ブランドのコンセプト
 3)主要ブランドの概要
 4)主要ブランドの新製品発売状況
6.オーガニック・ナチュラルコスメの品目分析
 1)主要企業の商品展開状況
 2)主要企業の分野別展開状況
 3)主要企業の種類別展開状況
 4)主要企業の価格帯別展開状況
7.オーガニック・ナチュラルコスメの販売方法分析
8.今後の展開
 1)オーガニック・ナチュラルコスメの今後の市場性
 2)主要企業の今後の方向性

【個別企業編】
◆ロクシタンジャポン株式会社
◆イオンフォレスト株式会社
◆ELGC株式会社
◆株式会社ジョンマスターオーガニックグループ
◆株式会社サボンジャパン
◆日本ロレアル株式会社
◆株式会社マークスアンドウェブ
◆株式会社ニールズヤード レメディーズ
◆株式会社ヴェレダ・ジャパン
◆ジュリーク・ジャパン株式会社
◆株式会社イデアインターナショナル
◆インターナショナルコスメティックス株式会社
◆ブルーベル・ジャパン株式会社
◆ジャパン・オーガニック株式会社
◆株式会社ハウス オブ ローゼ
◆株式会社ラッシュジャパン
◆株式会社生活の木
◆コーセーコスメニエンス株式会社
◆株式会社ミトク
◆イソップ・ジャパン株式会社
◆メルヴィータジャポン株式会社
◆株式会社アクロ
◆その他企業
 (株式会社ロゴナジャパン、メゾンレクシア株式会社、ラリンジャパン株式会社、えそらフォレスト株式会社、株式会社ウカ、
 シゲタ株式会社、株式会社アムリターラ、株式会社ネイチャーズウェイ)

―調査項目―
1.ブランド概要
2.開発経緯
3.品目分析
4.ブランド分析
5.販売高
 1)ブランド別販売高
 2)分野別販売高
 3)チャネル別販売高
6.販売方法
7.今後の展開


資料体裁:A4判 189頁

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