患者調査シリーズNo.75
クローン病の患者調査
―活動期・寛解期の治療実態と満足度、新薬の受容性とニーズを探る―

 

今回、クローン病の治療で医療機関を受診・服薬している188人を対象にアンケート調査を実施。調査の結果、活動期・寛解期のいずれも“薬剤費”に対して満足していない人が多かった。また、新しい治療薬(既存の治療薬より炎症に対する効果が高い薬)のうち、飲み薬は8割強、皮下注射薬と点滴静注薬は4~5割程度の人で使用意向が高く、いずれも“症状に対する効果の高さと持続性”が求められていることが判明している。