患者調査シリーズNo.65
全身性エリテマトーデス(SLE)の患者調査
―LN診断状況と治療目的(寛解導入 /寛解維持)別に薬物治療の実態と満足度を徹底解明―

 

今回、全身性エリテマトーデス(SLE)治療の実態を探るべく、薬物治療を行っているSLE患者230人を対象にアンケート調査を実施。その結果、最初の受診~SLE診断~治療実施までに、複数の医療機関を受診している人が多いことがわかった。また、治療満足度は高いものの、副作用に対する不安があった。さらに、寛解導入療法を行っているループス腎炎(LN)患者は、注射薬の使用意向が高いことが明らかとなった。