患者調査シリーズNo.54
パーキンソン病の患者調査
―運動合併症の実態と薬物治療の満足度を徹底調査―

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今回、医療機関を受診しているパーキンソン病患者とその同居家族を対象に、治療の実態について調査を行った。その結果、Wearing-off現象を経験している人が全体の1/4を占め、1日あたりのオフ時間は合計5時間近くになることがわかった。また、療薬の効果、安全性、薬剤費に対する満足度は低かった。本調査では、運動合併症(特にWearing-off現象)の実態や、薬物治療の満足度について分析している。