2018年　世界のワクチン市場

―市場を牽引する髄膜炎・肺炎ワクチン―

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概要
【調査趣旨】
◆ワクチンの2017年度の市場規模は、日・米・欧3極で前年度比5.1%増(円ベース)の2兆3,486億円。各市場で最も規模の大きい領域は、髄膜炎・肺炎領域の8,018億円であった。以下、インフルエンザ領域が3,661億円、DTP/Hib/Polio領域が3,368億円で続いている。

◆髄膜炎・肺炎領域では、肺炎球菌ワクチン「Prevnar 13」が4,863億円となった。また、肺炎球菌ワクチン「Pneumovax 23」、髄膜炎菌ワクチン「Bexsero」などの売上も好調に推移しており、3極全体の市場拡大を牽引している。

◆さらに、2017～18年にかけては、日・米・欧を中心に帯状疱疹ワクチン「Shingrix」が承認され、米国では初年度ながら好調な売り上げとなっており、現在増産体制に入っている。また、従来の定期接種対象となるもの以外の領域でもパイプラインが充実しており、開発が進んでいる。

◆当資料では、予防・治療ワクチンの市場及び開発動向を、日・米・欧3極を中心に調査・分析している。さらに、参入企業の製品展開、開発状況、及び売上状況についてレポートしている。

【調査期間】
2018年5月～2018年8月


目次
【調査概要】
【世界市場編】
1．ワクチンの概要
　1）ワクチンの種類
　2）ワクチンで予防・治療可能な疾患
　3）日・米・欧3極におけるワクチン承認状況(2000年以降)
2．市場分析
　1）領域別市場規模・シェア
　2）企業別販売高・シェア
　3）ブランド別販売高ランキング
3．今後の市場予測
　1）領域別市場予測
　2）地域別市場予測

【日本市場編】
1．ワクチンの製品一覧
2．市場分析
　1）領域別市場規模・シェア
　2）企業別販売高・シェア
　3）ブランド別販売高ランキング
3．開発中のワクチン
　1）予防ワクチン
　2）治療ワクチン
4．今後の市場予測

【米国市場編】
1．ワクチンの製品一覧
2．市場分析
　1）領域別市場規模・シェア
　2）企業別販売高・シェア
　3）ブランド別販売高ランキング
3．開発中のワクチン
　1）予防ワクチン
　2）治療ワクチン
4．今後の市場予測

【欧州市場編】
1．ワクチンの製品一覧
2．市場分析
　1）領域別市場規模・シェア
　2）企業別販売高・シェア
　3）ブランド別販売高ランキング
3．開発中のワクチン
　1）予防ワクチン
　2）治療ワクチン
4．今後の市場予測

【個別企業編】
〈欧米企業編〉
◆Pfizer
◆GlaxoSmithKline
◆Sanofi
◆Merck

―調査項目―
1.ワクチンの展開状況
2.ワクチンの開発状況
3.ワクチンの販売高
　・医療用医薬品販売高に占めるワクチンの割合
　・領域別販売高
　・製品別・地域別割合
4.今後の展開

〈日本企業編〉
◆田辺三菱製薬
◆アステラス製薬
◆武田薬品工業
◆第一三共

―調査項目―
1.ワクチンの展開状況
2.ワクチンの開発状況
3.ワクチンの販売高
4.今後の展開


資料体裁：A4判　77頁
発刊日：2018年8月30日