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2012年 世界の抗癌剤市場
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個別化医療と希少癌種への注力が高まる各社の癌戦略
2012年 世界の抗癌剤市場
商品番号
mr310120022
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概要
◆日・米・欧3極における抗癌剤市場は2010年度で4兆4,256億円。為替レートの影響から、円ベースでは0.1%減となったが、3極のいずれの市場においても、現地通貨ベースでは拡大基調にある。
◆市場拡大の原動力となっているのは、分子標的薬。特に、HER2陽性乳癌やPh陽性CMLのほか、EGFR陽性の非小細胞肺癌、KRAS野生型のEGFR陽性結腸直腸癌、HER2陽性胃癌に対する個別化医薬品が登場し、シェアを拡大している。また、mTOR阻害剤に続く新規治療薬として、2011年に抗CTLA-4抗体の「Yervoy」、RET活性キナーゼ阻害剤の「Caprelsa」、抗体-薬物複合体の「Adcetris」、BARF変異型キナーゼ阻害剤の「Zelboraf」、ALK阻害剤の「Xalkori」、JAK阻害剤の「Jakafi」が米国で発売。これら新薬は転移性メラノーマ、甲状腺髄様癌、ホジキンリンパ腫・未分化大細胞リンパ腫、骨髄線維症のオーファンドラッグ、またはAKL融合遺伝子陽性の非小細胞肺癌とBRAF変異型の転移性メラノーマに対する個別化医薬品として新たなシェアを開拓し、2011年度以降の成長を牽引していくとみられる。
◆一方、分子標的薬以外では、サリドマイド系薬の「Revlimid」が大型化を遂げているほか、新たなブロックバスター候補である微小管ダイナミクス阻害剤の「Halaven」、CYP17A1阻害剤の「Zytiga」、免疫細胞療法剤の「Provenge」が登場し、市場の成長の一翼を担っている。
◆また、参入各社はその成長戦略として自社グループ内の診断薬部門や外部の診断薬企業との連携を強化し、治療薬とコンパニオン診断薬との同時開発を進めるなど、個別化医療品への傾注をますます強めている。
◆当資料では抗癌剤の市場動向および開発動向を日・米・欧3極を中心に調査・分析するとともに、主要企業の商品展開や提携状況、業績、開発状況など新たな成長軌道の確立を図る各社の戦略をレポートしている。
目次
調査概要
【世界市場編】
1.世界の癌の状況
2.世界の主な抗癌剤
3.日米欧3極の抗癌剤市場分析
1)地域別市場規模
2)種類別市場規模
4.世界の抗癌剤の売上高トップ15メーカー
5.世界の抗癌剤トップ15ブランド
【日本市場編】
1.日本の癌の状況
2.抗癌剤の主要製品一覧
3.抗癌剤の市場分析
1)日本の抗癌剤市場規模
2)種類別市場規模
4.メーカー別販売高
5.ブランド別販売高
6.種類別・ブランド別販売高
1)ホルモン製剤
2)代謝拮抗剤
3)アルカロイド系
4)白金製剤
5)分子標的薬
7.抗癌剤の開発状況
8.今後の市場予測
【米国市場編】
1. 米国の癌の状況
2.抗癌剤の主要製品一覧
3.抗癌剤の市場分析
1)米国の抗癌剤市場規模
2)種類別市場規模
4.メーカー別販売高
5.ブランド別販売高
6.種類別・ブランド別販売高
1)分子標的薬
2)ホルモン製剤
3)代謝拮抗剤
4)アルカロイド系
7.抗癌剤の開発状況
8.今後の市場予測
【欧州市場編】
1.抗癌剤の主要製品一覧
2.抗癌剤の市場分析
1)欧州の抗癌剤市場規模
2)種類別市場規模
3.メーカー別販売高
4.ブランド別販売高
5.種類別・ブランド別販売高
1)分子標的薬
2)ホルモン製剤
3)代謝拮抗剤
4)アルカロイド系
6.抗癌剤の開発状況
7.今後の市場予測
【個別企業編】
〈日本企業編〉
・武田薬品工業
・大鵬薬品工業
・協和発酵キリン
・日本化薬
・第一三共
・日本新薬
・エーザイ
〈海外企業編〉
・Roche
・Sanofi
・AstraZeneca
・Novartis
・Eli Lilly
・Bristol-Myers Squibb
・Pfizer
・GlaxoSmithKline
・Bayer Healthcare
《個別企業編調査項目》
1.抗癌剤の商品展開
2.販売状況と提携関係
3.新薬の開発状況
4.抗癌剤の販売高
1)地域別販売高
2)種類別・ブランド別販売高
5.今後の市場見通しと展開
資料体裁:A4判 222頁
発 刊 日:2012年3月6日
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