2018年　製薬企業の中国戦略

―規制緩和の動きを追い風に成長が続く各社の中国戦略―

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概要
【調査趣旨】
◆近年の医療用医薬品市場において、中国市場は世界第2位の市場規模となっている。これは、癌や糖尿病などの慢性疾患の増加に伴う需要の拡大、すなわち先進国型の市場構造への移行によるところが大きい。これに加え、医薬品に対する規制緩和の動きが進んでいることから、今後も成長が見込まれる市場である。日・米・欧の製薬企業は、引き続き中国事業への投資を加速させている。

◆このうち、日本の製薬企業は、生産、営業体制への注力を進めている。すなわち、現地における生産拠点の拡大、MR人員および営業拠点の増加により、同市場での成長を目指している。また、現地子会社を新設するなど、同市場への参入に依然として積極的な姿勢を見せている。

◆一方、欧米の製薬企業では、引き続き臨床開発へ注力している。各企業がR&D施設の新設に加え、臨床開発において、外部機関との提携を積極的に行っている。また、糖尿病領域や癌領域のほか、バイオ医薬品事業への参入など、中国における開発領域の拡大を加速させている。

◆当資料は、日本企業10社と欧米企業10社を対象に各社の中国事業の推進体制、事業展開の経緯、事業拠点、人員体制、主な製品展開、売上高、開発状況などを調査することで、各社の中国における成長戦略を分析したものである。

【調査期間】
2018年2月～2018年4月


目次
【調査概要】
【集計分析編】
１．中国市場の概況
　１）中国の基礎データ
　２）中国における医療制度
　３）中国における医療用医薬品市場の概況
２．中国における医療用医薬品の売上高(ワクチンの売上高は含まない)
　１）1社当たりの中国売上高
　２）1社当たりの中国売上高の伸長率
　３）海外売上高に占める中国売上高の貢献度(1社当たり)
　４）各社の中国売上高と貢献度
　５）各社の中国売上高の伸長率(2016年度売上高/2015年度売上高)
３．中国事業の展開状況
　１）中国における医療用医薬品関連の拠点数
　２）各社の中国事業の展開状況
　３）各社の中国における現地法人及び拠点
４．中国における人員体制
　１）1社当たりの人員体制
　２）各社の生産人員数
　３）各社のR&D人員数
　４）各社のMR人員数
５．各社の今後の中国戦略

【個別企業編】
〈日本企業編〉
◆武田薬品工業
◆アステラス製薬
◆第一三共
◆エーザイ
◆大日本住友製薬
◆塩野義製薬
◆田辺三菱製薬
◆協和発酵キリン
◆参天製薬
◆大塚ホールディングス

〈欧米企業編〉
◆AstraZeneca
◆Pfizer
◆Novartis
◆Sanofi
◆Eli Lilly and Company
◆GlaxoSmithKline
◆Merck
◆Novo Nordisk
◆Bayer HealthCare
◆F Hoffmann-La Roche

―個別企業調査項目（各社共通）―
1.中国事業の推進体制
2.中国における事業展開の経緯
3.中国における事業拠点
4.中国における事業の展開状況
5.中国における人員体制
6.中国における主な製品展開
7.中国における売上高
8.中国における開発状況
9.今後の中国戦略


資料体裁：A4判　143頁
発刊日：2018年4月27日