2014年 世界の抗炎症薬市場

―新規ターゲットの新薬が注目される生物学的製剤―

商品番号 mr310140179
価格 ¥ 95,700 税込
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概要
【調査主旨】
◆本レポートの調査対象は、NSAID、DMARD、生物学的製剤、痛風・高尿酸血症治療薬および関節機能改善薬。これらは主に関節リウマチをはじめとした自己免疫疾患や、非がん性疼痛、変形性関節症や痛風等の適応をもつ薬剤である。

◆日・米・欧3極における生物学的製剤の市場規模は、2013年度で約2兆8,600億円。「Humira」・「Enbrel」・「Remicade」の3大製品が市場に君臨しているほか、「Orencia」・「Simponi」・「Stelara」等も存在感が増している。今後も引き続き活発な新薬上市と市場拡大が予想されるが、日本や欧州ではバイオ後続品の市場参入が始まり、将来的に市場が大きく変化する可能性がある。

◆また、生物学的製剤に対抗する大型品候補として目されていた経口新薬のJAK阻害剤「Xeljanz」が日米で上市されている。生物学的製剤の高い薬価や投与経路をターゲットに自己免疫疾患治療に変革をもたらすと期待されていたが、現時点での市場へのインパクトは小さく、今後の動向が注目される。

◆このほか、痛風・高尿酸血症治療薬では久々の新薬となるfebuxostatの売上拡大、関節機能改善薬では利便性を高めた製剤の処方拡大等で、両市場は活性化しつつある。

◆当資料では、日・米・欧3極を中心として上記領域の市場および開発動向を調査・分析し、参入各社の製品ラインアップ、展開地域、開発状況、今後の戦略などをレポートしている。

目次
【調査概要】
【世界市場編】
1.抗炎症薬の調査範囲
2.主要抗炎症薬の販売状況
3.日・米・欧3極の抗炎症薬市場規模
 1)地域別市場規模
 2)種類別市場規模
4.メーカー別シェア
5.ブランド別売上高ランキング
6.抗炎症薬の開発状況
7.今後の市場予測

【日本市場編】
1.抗炎症薬の市場背景
2.抗炎症薬の主要製品一覧
3.抗炎症薬の市場規模
 1)種類別市場規模
 2)メーカー別シェア
 3)ブランド別シェア
4.抗炎症薬の種類別ブランド別シェア
 1)NSAID
 2)外皮消炎鎮痛剤
 3)DMARD(疾患修飾性抗リウマチ薬)
 4)生物学的製剤
 5)痛風・高尿酸血症治療薬
 6)関節機能改善薬
5.抗炎症薬の開発状況
6.今後の市場予測

【米国市場編】
1.抗炎症薬の主要製品一覧
2.抗炎症薬の市場規模
 1)種類別市場規模
 2)メーカー別シェア
 3)ブランド別シェア
3.抗炎症薬の種類別ブランド別シェア
 1)生物学的製剤
 2)NSAID(外皮消炎鎮痛剤を含む)
 3)痛風・高尿酸血症治療薬
4.抗炎症薬の開発状況
5.今後の市場予測

【欧州市場編】
1.抗炎症薬の主要製品一覧
2.抗炎症薬の市場規模
 1)種類別市場規模
 2)メーカー別シェア
 3)ブランド別シェア
3.抗炎症薬の種類別ブランド別シェア
 1)生物学的製剤
 2)NSAID(外皮消炎鎮痛剤を含む)
4.抗炎症薬の開発状況
5.今後の市場予測

【個別企業編】
〈日本企業〉
◆久光製薬
◆第一三共
◆科研製薬
◆田辺三菱製薬
◆武田薬品工業
◆参天製薬
◆日本ケミファ
◆大正富山医薬品

〈海外企業〉
◆Roche
◆Amgen
◆AbbVie
◆Johnson & Johnson
◆Pfizer
◆Merck
◆Bristol-Myers Squibb
◆UCB

―個別企業編調査項目―
1.抗炎症薬の商品展開
2.抗炎症薬の販売状況
3.新薬の開発状況
4.抗炎症薬の販売高
 1)地域別販売高
 2)種類別・ブランド別販売高
5.今後の市場見通しと展開

資料体裁:A4判 134頁
発 刊 日:2014年11月17日

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