2013年　ジェネリック医薬品の市場分析調査

―外資系企業と新薬系企業が攻勢を強めるGE市場、国内大手・中堅GE企業はシェアを防衛できるか？―

法人のお客様はご注文手続き画面の【通信欄】にて貴社名及び部署名を記載いただくようお願い致します


概要

◆近年、ジェネリック医薬品(GE)は医療費抑制策に対する有効な手段として注目されている。厚生労働省はGEの医療用医薬品市場全体に占める数量シェアを2012年3月末までに30%以上とする目標を掲げ、GEの普及策を推進。2013年3月末時点の数量シェアは25%前後と目標には届かなかったが、2006年3月末の16.9%から大幅に拡大している。

◆こうした市場背景の中、国内のGEの市場規模は2012年度に前年度比10.0%増の6,555億円(弊社推定)に伸長。参入各社は成長市場のシェアを取りこむため、M&Aや提携の推進、抗癌剤GEやバイオシミラー領域の強化、国内外における生産設備の投資を推し進めている。特にTevaグループが大洋薬品工業を買収して2012年4月にテバ製薬を設立。2013年1月にはファイザーがマイラン製薬との戦略的提携を開始するなど、外資系企業が攻勢を強めている。また、第一三共エスファと富士フイルムファーマが2010年の市場参入以降、急ピッチで事業基盤を整備。国内大手･中堅GE企業に外資系企業と新薬系企業が入り乱れて、市場はより一層の活況を呈している。

◆当資料では、ジェネリック医薬品市場の参入企業17社を対象に、各社の業績、品揃え状況、生産体制、研究開発体制、販売および流通体制を徹底調査。新たな成長戦略を進める各社と市場の現状、今後の展望をレポートしている。


目次
【市場編】
１.ジェネリック医薬品の市場環境
２.ジェネリック医薬品の市場分析
　１）ジェネリック医薬品の市場規模とシェア
　２）薬効別市場規模
　３）薬効別ジェネリック医薬品の普及率
３.ジェネリック医薬品市場におけるメーカー分析
　１）メーカー別ランキング
２）薬効別・メーカー別シェア
４.ジェネリック医薬品の品揃え分析
　１）薬効別品揃え
　２）メーカー別品揃え
　３）主要薬効別・メーカー別品揃えランキング
５.生産体制分析
　１）各社の生産体制分析と生産人員ランキング
　２）各社の生産体制
　　　〈拠点数、生産拠点、生産人員、備考〉
６.販売体制分析
　１）各社のMR数
　２）各社の販売ルートと販売体制
　　　〈営業拠点、MR数、卸・販社代理店・その他による販売ルート割合、備考〉
７.バイオシミラー事業の動向
　１）バイオシミラー事業への参入状況
　２）バイオシミラーの開発状況


【個別企業編】
◆沢井製薬
◆東和薬品
◆日医工
◆ニプロファーマ
◆テバ製薬
◆富士製薬工業
◆共和薬品工業
◆サンド
◆陽進堂
◆エルメッドエーザイ
◆大原薬品工業
◆キョーリンリメディオ
◆田辺製薬販売
◆ザイダスファーマ
◆ファイザー
◆第一三共エスファ
◆富士フイルムホールディングス

《各社共通項目》
1.企業概要
2.製品一覧(2013年6月21日現在)
　1）薬効別品揃え状況
　2）薬効別製品割合と小薬効別製品数
　3）剤形別割合
　4）2012年以降の新製品
3.医療用医薬品の販売状況
4.生産体制
5.研究開発体制
6.販売体制及び流通
7.今後の見通しと展開

資料体裁：A4判約144頁
発 刊 日：2013年9月17日