大手は新興国での進出が加速、準大手は米国での自販が間近
2010年 製薬企業の国際化分析

商品番号 mr0100029
価格 ¥ 95,700 税込
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概要

近年、国内大手、準大手の製薬企業各社は、海外進出に注力してきた。武田薬品工業、第一三共、アステラス製薬、エーザイの大手4社は、欧米で自社販売体制を築き、各社の国際戦略品を大型品へと育成してきたが、これらブロックバスターの特許期間満了により米国での売上が伸び悩んでいる。このため、新たな成長の糧を求め、新市場開拓や新たな疾患領域での新薬の開発と育成に尽力。特に中国、インド、中南米、ロシアなど新興国での販売網構築に乗り出すとともに、新たな重点領域として癌領域に注目。同領域の基盤強化を狙った企業買収を活発に行っている。
一方、準大手企業においては、海外での飛躍的成長を遂げるため、まず米国市場での本格参入を狙っているところが多い。すなわち米国での自社販売網の構築に注力している。期待の新薬の米国上市を控えた塩野義製薬と大日本住友製薬は買収により販売網を獲得、田辺三菱製薬も米国で販売子会社を設立し販売網の整備を進めている。
また、中堅各社においては、欧米で研究開発拠点やアライアンス拠点を設置し、グローバル研究開発体制を構築するとともに、導出戦略による海外事業を強化している。
当資料では、グローバル体制をさらに強化する大手企業と、それぞれの海外展開を模索する準大手・中堅企業の計12社を対象に、各社の海外戦略を分析・レポートしたものである。


目次

調査概要

集計・分析編
1.対象企業12社の海外展開状況
 1)海外売上高と海外売上高比率
 2)地域別海外売上高
2.各社の海外売上高分析
  1)海外売上高ランキング
  2)海外売上高メーカー別割合
 3)各社の海外売上高伸長率
 4)各社の海外売上高比率
3.北米地域への展開状況
 1)北米での企業別売上高ランキング
  2)各社の北米売上高伸長率
4.欧州地域への展開状況
  1)欧州での企業別売上高ランキング
  2)各社の欧州売上高伸長率
5.アジアその他地域への展開状況
 1)アジアその他地域での企業別売上高ランキング
  2)各社のアジアその他地域売上高伸長率
6.海外展開ブランド分析
  1)海外売上高ブランド別ランキング
 2)ブランド売上高伸長率
 3)薬効別販売高
  4)ブランド別販売高推移
7.グローバル研究開発状況
  1)欧米における開発件数
  2)各社の地域別開発件数
  3)各社のステージ別開発件数
  4)薬効別開発件数
  5)海外におけるR&D人員数
 6)各社の海外R&D人員数
  7)各社の地域別海外R&D人員数
  8)米国における開発中の新薬
  9)欧州における開発中の新薬
8.海外における自社販売体制
 1)海外MR数
 2)海外MRランキング
  3)地域別MR数
9.各社の今後の海外戦略

個別企業編
武田薬品工業
第一三共
アステラス製薬
エーザイ
大塚ホールディングス
大日本住友製薬
塩野義製薬
協和発酵キリン
田辺三菱製薬
小野薬品工業
杏林製薬
明治製菓

〈個別企業調査項目〉(各社共通)
1.国際化推進体制
  1)組織
  2)海外拠点
  3)国際化への歩み
  4)地区別人員体制
2.国際マーケティング展開
3.海外事業規模
4.グローバル開発
5.今後の海外戦略


資料体裁: A4判 128頁
発刊日 : 2010年7月30日

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