アンメットメディカルニーズへの対応強化に乗り出す製薬企業の戦略と動向を探る
2010年　製薬企業のオーファンドラッグ戦略

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概要

世界には重篤で生命にかかわるような難病であって、しかも発生が稀な疾病が多く存在している。しかし、これらの疾病に対しては、患者数が少なく研究開発の投資回収が難しいことから、新薬の研究開発が十分に進められてこなかった。
こうした状況を改善すべく、米国では1983年、日本では1993年にオーファンドラッグに対する法規制が整備されオーファンドラッグに対する開発促進策が打ち出されている。
法律の制定以来、特に米国ではオーファンドラッグの開発が促進され、2009年9月までのオーファンドラッグの総承認件数は342件に上り開発振興策が効果を発揮している。また日本におけるオーファンドラッグの総承認件数は147件と少ないものの、近年ではオーファンドラッグの指定/承認件数が増加するなど、ようやくオーファンドラッグ開発に対する動きが見え始めている。
2008年度の日・米におけるオーファンドラッグ市場は推定で2兆円を突破。中にはオーファンドラッグでありながらブロックバスターに成長している製品も登場している。
当該資料は、今後拡大が期待されるオーファンドラッグ市場における参入各社の戦略と動向を調査。また日・米のオーファンドラッグ市場の実態を分析・レポートしている。



目次

調査概要

日・米市場編
１．日・米のオーファンドラッグ市場
１）オーファンドラッグの開発振興制度
２）オーファンドラッグの指定および承認件数
３）オーファンドラッグの領域別承認取得割合
２．日・米のオーファンドラッグ市場規模
１）地域別市場規模
２）領域別市場規模

日本市場編
1．オーファンドラッグの市場概況
１）オーファンドラッグの開発振興制度
２）オーファンドラッグの指定取得件数
３）オーファンドラッグの承認取得件数
４）オーファンドラッグの対象疾患と患者数
２．オーファンドラッグの指定および承認件数
１）オーファンドラッグの指定取得件数
(1)領域別指定取得割合
(2)疾患別指定取得件数
(3)企業別指定取得件数
２）オーファンドラッグの承認取得件数
(1)領域別承認取得割合
(2)疾患別承認取得件数
(3)企業別承認取得件数
【オーファンドラッグの製品一覧】
３．開発中のオーファンドラッグ
４．オーファンドラッグの市場規模
１）領域別市場規模
２）オーファンドラッグのトップ10ブランド

米国市場編
1．オーファンドラッグの市場概況
１）オーファンドラッグの開発振興制度
２）オーファンドラッグの指定取得件数
３）オーファンドラッグの承認取得件数
４）オーファンドラッグの対象疾患と患者数
２．オーファンドラッグの指定および承認件数
１）オーファンドラッグの指定取得件数
(1)領域別指定取得割合
(2)疾患別指定取得件数
(3)企業別指定取得件数
２）オーファンドラッグの承認取得件数
(1)領域別承認取得割合
(2)疾患別承認取得件数
(3)企業別承認取得件数
【オーファンドラッグの製品一覧】
３．開発中のオーファンドラッグ
４．オーファンドラッグの市場規模
１）領域別市場規模
２）オーファンドラッグのトップ２０ブランド

個別企業編
Ｎｏｖａｒｔｉｓ
Ｐｆｉｚｅｒ
ＧｌａｘｏＳｍｉｔｈＫｌｉｎｅ
Ｅｌｉ Ｌｉｌｌｙ
Abbott
Ｒｏｃｈｅ
Ｍｅｒｃｋ
エーザイ
Ｃｅｌｇｅｎｅ
Ａｃｔｅｌｉｏｎ
Ｃｅｐｈａｌｏｎ
Ａｌｅｘｉｏｎ
Ｓｈｉｒｅ
Genzyme
ノーベルファーマ


資料体裁：　Ａ４判　98頁
発刊日　：　2010年3月15日