専門MRとLCMが新薬成長のカギを握る
2010年　新薬の育成とマーケティング戦略

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概要

2005年1月から2009年10月までの約5年間に国内で発売された新薬は131成分135ブランド。2007年以降、特に外資系企業を中心に新薬上市が加速しており、「アドエア」や「アバスチン」など海外でブロックバスターとなっている製品も数多く発売されている。また、薬効別では癌や感染症、循環器領域の新薬が多く、癌領域では分子標的薬、感染症領域ではHIV治療薬、循環器領域では配合降圧剤の発売が相次いでいる。
こうした新薬の早期市場浸透とその後の売上拡大に向けて、各社は様々な育成･マーケティング戦略を講じている。臨床現場でのEBM（Evidence-Based Medicine）の浸透により、製品特性に基づくプロモーションを展開するため、多くの企業でより専門的な情報提供を行う領域･製品専門MRを配置。また、新薬の開発段階から上市後の適応追加や大規模試験でのエビデンス構築なども含めたライフサイクルマネジメント戦略を推進して、新薬の持続的な成長につなげている企業もある。
当資料では、2005年1月から2009年10月までに発売された新薬を対象として、その開発経緯や市場導入方法、及び新薬の育成･マーケティング戦略を調査･レポートしている。



目次

調査概要

集計･分析編
１．新薬の分析
１）開発経緯別新薬発売数
２）薬効別新薬発売数
３）企業別新薬発売数
２．新薬の年次別発売状況と概要
　　＜2009年10月以降追加分＞
３．新薬の売上高分析
１）新薬の売上高推移
２）新薬の薬効別売上高と構成比
３）新薬の企業別売上高
４）新薬のブランド別売上高
５）新薬のグローバル売上高
４．市場に占める新薬のウェイト
１）抗癌剤市場
２）抗リウマチ薬市場（NSAIDを除く）
３）高脂血症薬市場
４）抗血栓薬市場
５）抗精神病薬市場
６）抗うつ薬市場
７）糖尿病薬（経口薬）市場
８）ＢＰＨ治療薬市場
９）ＯＡＢ治療薬市場
５．新薬の開発経緯と展開状況
６．新薬の育成とマーケティング戦略
１）癌領域
２）骨･関節領域
３）循環器領域
４）中枢神経系領域
５）呼吸器領域

個別企業編　
＜国内企業＞
アステラス製薬
エーザイ
塩野義製薬
大日本住友製薬
協和発酵キリン
持田製薬

＜外資系企業＞
ファイザー
グラクソ・スミスクライン
ノバルティスファーマ
中外製薬
万有製薬
サノフィ・アベンティス
ヤンセンファーマ
日本イーライリリー

[個別企業編　共通項目]
新薬の概要
新薬の開発と市場導入の経緯
新薬の売上高
新薬の育成とﾏｰｹﾃｨﾝｸﾞ戦略

資料体裁：　Ａ４判　109頁
発刊日　：　2009年12月18日