グローバルとの連携強化で外資が攻勢、国内企業はどう対抗する?
2010年 製薬企業のR&D戦略

商品番号 mr0090069
価格 ¥ 95,700 税込
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概要

世界経済の減速傾向が顕著になるなか、製薬企業大手はかねてより指摘されている「2010年問題」にいよいよ直面する。「2010年問題」を乗り越えてさらなる成長を遂げるためには後継品の上市が必須。残された時間は短く、各社の開発後期品目の進捗が注目される。
臨床試験の厳格化や、新規医薬のターゲット枯渇など厳しさを増す環境の下、各社とも研究開発費を積み増し、新薬候補物の導入やM & Aも果敢に行いながら、研究開発体制を強化。効率的な研究開発と収益強化を図った重点領域への集中や、主力製品の配合剤等ライフサイクルマネジメント、既存薬の新用法・用量による新薬上市が盛んになっているのも近年の新たな傾向で、重点領域としてはアンメット・ニーズ、とりわけがん領域に注力している企業が多い。
また、外資系企業においては、効率的な開発体制の構築とグローバル連携強化の動きが目立つ。親会社が展開するグローバル製品のスピーディーな上市や、ブリッジングや多国籍共同治験を活用した効率的な開発により、国内市場での存在感を増している。
当該資料では、国内専業企業、国内兼業企業、外資系企業の28社を対象に、各社の研究開発体制、R&D費用・R&D比率、R&D要員、新薬の発売・開発状況、今後の動向を徹底調査。新たな成長軌道の確立を目指す各社のR&D戦略をレポートしている。



目次

集計・分析編
1.研究開発投資
1)1社当たりのR&D費用
2)1社当たりのR&D要員
3)R&D部門の1人当たりの研究開発費
4)R&D比率
2.各社の研究開発力
1)研究開発費と比率
2)研究開発費の伸び率
3)R&D要員
4)研究開発員1人当たりの研究開発費
5)各社の研究開発力データ
3.新薬分析
1)新薬上市数
2)年次別薬効別新薬発売一覧
4.新薬売上高分析
1)1社当たりの平均新薬売上高(2008年度)
2)1社当たりの平均新薬貢献度(2008年度)
3)新薬売上高上位企業(2008年度)
4)新薬貢献度上位企業(2008年度)
5)新薬売上高上位ブランド(2008年度)
5.領域別ブランド別の新薬売上高
 循環器系
 精神・神経系
 呼吸器・炎症・免疫・アレルギー
 代謝
 感染症・癌関連
 消化器・泌尿器・生殖器
 その他疾患・造影剤・輸液
6.今後の新薬開発
1)現在開発中の新薬数
2)開発段階別割合
3)開発テーマの分野別割合
4)1社当たりの分野別テーマ数
5)企業形態別分野別テーマ数
7.各社の領域別開発テーマ数と有望新薬
1)循環器系
2)呼吸器・アレルギー系
3)精神・神経・炎症
4)感染症
5)血液・体液
6)代謝・ホルモン系
7)腫瘍・化学療法剤
8.各社のステージ別、領域別開発テーマ数
9.海外(欧米)市場での開発状況

個別企業編
《国内専業企業》
武田薬品工業
アステラス製薬
第一三共
エーザイ
田辺三菱製薬
大日本住友製薬
塩野義製薬
小野薬品工業
キッセイ薬品工業
富山化学工業
科研製薬
日本新薬
杏林製薬

《外資系企業》
中外製薬
万有製薬
ファイザー
グラクソ・スミスクライン
サノフィ・アベンティス
バイエル薬品
アストラゼネカ
ノバルティスファーマ
日本ベーリンガーインゲルハイム

《国内兼業企業》
大塚製薬
協和発酵キリン
明治製菓
帝人ファーマ
旭化成ファーマ
日本化薬

〈個別企業調査項目〉(各社共通)
1.研究開発組織と体制
2.R&D費用
3.R&D要員
4.新薬の開発力
1)新薬の発売状況
2)新薬の開発状況
5.新薬の貢献度
1)新薬売上高
2)開発効率
6.今後のR&D戦略


資料体裁: A4判 146頁
発刊日 : 2009年12月16日