2013年 製薬企業の国際化分析

停滞する先進国市場、
持続成長のカギを握る新興国へのアプローチ

商品番号 mr310130084
価格 ¥ 95,700 税込
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【概要】
武田薬品工業をはじめとする大手製薬企業では、米国や欧州市場を主要市場とした海外戦略を推進してきた。しかし、欧米での成長を担ってきた主力製品の特許期間満了や、医療費抑制策による市場成長の鈍化といった問題に直面し、方向転換を余儀なくされている。
そこで、各社は新たな成長機会を求めて新興国シフトを加速。成長著しい中国やインド、ブラジル等の新興国市場の取り込みを目指し、積極的に資源を投入して企業買収や拠点設立に動いている。同時に、ライセンシングによる製品ポートフォリオの強化あるいは製品の絞り込み、グローバルでの生産拠点の最適化など、収益改善策も進めている。

準大手企業では、2008年以降、大日本住友製薬、塩野義製薬、協和発酵キリンが相次いで買収を行って自社販売体制を強化し、欧米への進出が一気に本格化した。さらに、2011年以降は、塩野義製薬や田辺三菱製薬、協和発酵キリンといった企業が、欧米以外に中国や東南アジア等での展開を加速している。また、中堅各社においては、提携先を介した海外展開を進めつつ、欧米や新興国市場での成長機会を掴もうとしている。

当資料では、医薬品事業を展開する大手・準大手・中堅の計12社を対象に、各社の国際化の推進体制、海外における展開状況、戦略の動向、および今後の展望を調査・レポートしている。


【目次】
調査概要

集計・分析編  
1.対象企業12社の海外展開状況
 1)海外売上高と海外売上高比率
 2)地域別海外売上高
2.各社の海外売上高分析
 1)海外売上高ランキング
 2)海外売上高企業別割合
 3)各社の海外売上高伸長率
 4)各社の海外売上高比率
3.北米地域への展開状況
 1)北米売上高企業別ランキング
 2)各社の北米売上高伸長率
4.欧州地域への展開状況
 1)欧州売上高企業別ランキング
 2)各社の欧州売上高伸長率
5.アジアその他地域への展開状況
 1)アジアその他地域売上高企業別ランキング
 2)各社のアジアその他地域売上高伸長率
6.海外展開ブランド分析
 1)海外売上高ブランド別ランキング
 2)ブランド別売上高伸長率
 3)ブランド別売上高推移
 4)薬効別売上高
7.グローバル研究開発状況
 1)欧米における開発件数
 2)各社の地域別開発件数
 3)各社のステージ別開発件数
 4)薬効別開発件数
 5)地域別R&D人員数
 6)各社の海外R&D人員数
 7)各社の地域別海外R&D人員数
 8)米国における開発中の新薬
 9)欧州における開発中の新薬
8.海外における自社販売体制
 1)海外MR数
 2)海外MRランキング
 3)地域別MR数

個別企業編

武田薬品工業
第一三共
アステラス製薬
エーザイ
大塚ホールディングス
大日本住友製薬
塩野義製薬
田辺三菱製薬
協和発酵キリン
小野薬品工業
杏林製薬
Meiji Seika ファルマ

〈個別企業調査項目〉(各社共通)
1.国際化推進体制
 1)組織
 2)海外拠点
 3)国際化の歩み
 4)地区別人員体制
2.国際マーケティング展開
3.海外事業規模
4.グローバル開発
5.今後の海外戦略


資 料 体 裁:A4判163頁
発 刊 日 :2013年2月8日

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