薬物治療の現状と潜在需要を探る
ドクター調査シリーズ№27
COPD治療のドクター調査

商品番号 dr310120035
価格 ¥ 880,000 税込
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概要

■調査主旨
◆厚生労働省の2008年度の患者調査によれば、慢性閉塞性肺疾患(COPD)と診断された患者数は約17.3万人とされている。しかし、COPDでは、重症化するまで受診をしない患者が多く、国内には約530万人の潜在患者が存在することが見込まれている。

◆現在、COPDの薬物治療にあたっては、長時間作用性抗コリン薬(LAMA)や長時間作用性β2刺激薬(LABA)などが普及している。ただし、近年は、LABAと吸入ステロイド剤との配合剤「アドエア」が登場したほか、LABAのカプセル剤「オンブレス」も発売となり、薬物治療の選択肢が拡充されている。

◆こうした背景のもと、当調査では、呼吸器科学会専門医計30名にインタビュー調査を実施。COPDの薬物治療の実態をはじめ、新規患者への使用意向、治療難度の高い患者等を探り、今後の開発およびマーケティング上に役立つレポートとして刊行する。

■調査方法
 インタビュー調査

■調査対象
 COPD治療を行っている日本呼吸器学会専門医30名

■調査期間
 2011年11月~2011年12月

■調査項目
 ●患者数・特性
  ◎過去1ヶ月間の診察患者数
  ◎性別・年代別割合
  ◎病期別患者人数・割合
  ◎病型別患者人数・割合
 ●診断基準について
  ◎参考にしている診断ガイドライン
  ◎実施した検査
 ●薬物治療の実態
  ◎薬物治療の開始基準
  ◎病期別使用薬剤・ブランド・用法
  ◎病期別使用薬剤・ブランドの対象患者
  ◎第一選択薬
  ◎治療コントロールの難しい患者
  ◎患者の喫煙について
  ◎増悪期の治療等
 ●薬剤の評価
 ●新薬の使用意向・プロファイル
  ◎新薬に対する使用意向
  ◎新薬に望むプロファイル



目次

【調査対象ドクタープロフィール】
【分析編】
 1.患者特性
  1)過去1ヶ月間の診察患者数及び性別・年代別割合
  2)病期別・病型別割合
 2.薬物治療の実態
  1)薬物治療の開始基準
  2)薬剤及びブランド別使用状況
  3)薬剤別患者割合
  4)第一選択薬について
  5)増悪期について
  6)治療コントロールの難しい患者について
  7)喫煙について
  8)薬剤の評価
 3.開発中の薬剤について
  1)開発中の薬剤の認知・使用意向
  2)新薬に望むプロファイル
【集計編】
 1.患者数・特性
  1)過去1ヶ月間に診察したCOPD患者数
  2)過去1ヶ月間の診察患者の性別人数・割合
  3)過去1ヶ月間の診察患者の年代別人数・割合
  4)過去1ヶ月間の診察患者の病期別人数・割合
  5)過去1ヶ月間の診察患者の病型別人数・割合
 2.診断基準と検査内容
  1)診断ガイドラインの利用について
  2)参考にしている診断ガイドライン
  3)実施した検査
 3.薬物治療の実態
  1)薬物療法を開始する基準の設定
  2)薬物療法を開始する基準
   2-1)1期
   2-2)2期
   2-3)3期
   2-4)4期
  3)現時点で薬物治療を実施している患者
  4)現時点で薬物治療を実施している患者の病期別割合と内訳
   4-1)病期別割合
   4-2)病期別内訳
  5)現時点で薬物治療を止めている患者
  6)現時点で薬物治療を止めている患者の割合と人数
   6-1)患者の割合
   6-2)病期別内訳
  7)現時点で薬物治療を止めている理由
   7-1)1期
   7-2)2期
   7-3)3期
  8)現時点まで全く薬物治療を実施しなかった患者
   8-1)患者の割合
   8-2)病期別内訳
  9)現時点まで全く薬物治療を実施しなかった理由
  10)薬物治療で使用している薬剤・ブランド・用法
   10-1)薬物治療で使用している薬剤(単剤ベース)
   10-2)薬物治療で使用している薬剤(併用ベース)
   10-3)薬物治療で使用しているブランド(単剤ベース)
   10-4)薬物治療で使用しているブランド(併用ベース)
  11)薬物治療で使用している薬剤の対象患者
   11-1)1期
   11-2)2期
   11-3)3期
   11-4)4期
  12)薬物治療で使用しているブランドの対象患者
   12-1)1期
   12-2)2期
   12-3)3期
   12-4)4期
  13)薬物治療における第一選択薬とその用法
   13-1)1期
   13-2)2期
   13-3)3期
   13-4)4期
  14)今後、新規の患者に第一選択薬として使用したい薬剤
  15)今後、新規の患者に第一選択薬として使用したい薬剤の内容
   15-1)ブランド
   15-2)理由
  16)治療コントロールの難しい患者について
   16-1)治療コントロールの難しい患者像
   16-2)治療コントロールの難しい患者の特性とその理由
    16-2-1)高齢者の特性
    16-2-2)高齢者の治療コントロールが難しい理由
    16-2-3)合併症の特性
    16-2-4)合併症を持つ患者の治療コントロールが難しい理由
    16-2-5)喫煙を継続している患者の特性
    16-2-6)喫煙を継続している患者の治療コントロールが難しい理由
    16-2-7)その他の患者の特性
    16-2-8)その他の特性を持つ患者の治療コントロールが難しい理由
  17)患者の喫煙について
   17-1)現在、薬物療法を行っている患者の治療開始時点での喫煙暦
   17-2)現在、薬物療法を行っている患者の現時点での喫煙率
   17-3)喫煙を継続している患者と禁煙を行っている患者との使用薬剤・用法の違い
  18)安定期と増悪期の区分
   18-1)安定期と増悪期の区分の設定
   18-2)安定期と増悪期の区分を設定する理由
   18-3)安定期と増悪期の区分を設定していない理由
   18-4)安定期の定義
   18-5)増悪期の定義
   18-6)増悪期の患者割合
   18-7)増悪期患者の内訳
  19)増悪期の治療内容
 4.薬剤の評価
  1)「サルタノール」の薬剤評価
  2)「アトロベント」の薬剤評価
  3)「セレベント」の薬剤評価
  4)「ホクナリンテープ」の薬剤評価
  5)「オンブレス」の薬剤評価
  6)「スピリーバ」の薬剤評価
  7)「フルタイド」の薬剤評価
  8)「アドエア」の薬剤評価
 5.新薬に対する使用意向
  1~5)COPD治療を目的に国内外で開発中の薬剤の認知・使用意向・対象患者
 6.新薬に望むプロファイル
【データ編】【調査票】


体裁:CD-ROM[レポート、rawdata]
発刊日:2012年2月14日