レスベラトロール、ブルーベリーなど植物由来成分の商品開発が活発化
2013年　サプリメントの市場分析調査

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概要
◆2011年度のサプリメント市場は、対前年比2.2％増の5,727億円規模となった。2011年度は東日本大震災の影響を受け、各社苦戦を強いられたが、「関節」「美容」「スポーツ」「ダイエット」関連商品が市場を牽引し、プラスを維持する結果となった。2012年度も興和をはじめとする大手メーカーの新規参入が相次いることから、さらなる市場の拡大が予想される状況にある。

◆主要各社の商品開発については、引き続きグルコサミン、プロテイン、コラーゲン配合の商品投入が相次いでいる。これに加え、昨今、レスベラトロール、ブルーベリーなど植物由来成分を配合したサプリメントの開発が活発化している状況にある。

◆販売面では、各企業において新規ルート開拓を積極的に進める動きが加速している。具体的には、医療機関、調剤薬局などで展開に乗り出す企業が見られ、チャネルの多様化が進んでいる。

◆当資料では、サプリメントを「生活習慣病予防」「QOL(生活の質)向上」「美容効果」の3カテゴリーに分類。さらに、22種類の効果・目的別に分類し、ビタミン・ミネラル類やコラーゲン、グルコサミンなどの定番成分をはじめ、今後さらなる拡大が予想される注目成分についても実査。このように、サプリメント市場を多角的な視点から調査・分析を行うことで、サプリメント市場の全貌を明らかにしている。


＜対象商品の主な効果・目的及び成分＞
【効果･目的】　　　　　【主成分】
免疫賦活 　　　　　　　　ｱｶﾞﾘｸｽ、ｴｷﾅｾｱ、ﾌﾟﾛﾎﾟﾘｽ、霊芝、他
肝機能改善 　　　　　　　ｳｺﾝ、ｵﾙﾆﾁﾝ、牡蠣、ﾏﾘｱｱｻﾞﾐ、他
関節痛緩和 　　　　　　　MSM、ｸﾞﾙｺｻﾐﾝ、ｺﾝﾄﾞﾛｲﾁﾝ、他
泌尿器機能改善 　　　　ｸﾗﾝﾍﾞﾘｰ、ﾄﾝｶｯﾄｱﾘ、ﾉｺｷﾞﾘﾔｼ、他
血圧調節 　　　　　　　　　ｻｰﾃﾞﾝﾍﾟﾌﾟﾁﾄﾞ、ｾｻﾐﾝ、杜仲葉、他
基礎栄養素補給 　　　　　ﾋﾞﾀﾐﾝ類、ﾐﾈﾗﾙ類、他
整腸作用 　　　　　　　　　ｹﾌｨｱ、食物繊維、乳酸菌、他
運動能力向上 　　　　　　ｱﾐﾉ酸（BCAA）、ｸｴﾝ酸、ﾌﾟﾛﾃｲﾝ、他
PMSの緩和 　　　　　　　ﾁｪｽﾄﾂﾘｰ、ﾌﾞﾗｯｸｺﾎｼｭ、他
消臭・口臭予防 　　　　　ｼｬﾝﾋﾟﾆｵﾝ、ﾊﾟｾﾘ抽出物、ﾛｰｽﾞｵｲﾙ、他
老化防止（抗酸化） 　　　ｱｽﾀｷｻﾝﾁﾝ、ﾚｽﾍﾞﾗﾄﾛｰﾙ、ｺｴﾝｻﾞｲﾑQ10、他
血行促進・脳老化防止 　EPA、ｲﾁｮｳ葉、DHA、ﾅｯﾄｳｷﾅｰｾﾞ他
視覚改善 　　　　　　　　　ｶｼｽ、ﾌﾞﾙｰﾍﾞﾘｰ・ﾋﾞﾙﾍﾞﾘｰ、ﾙﾃｲﾝ、他
ｱﾚﾙｷﾞｰ症状緩和 　　　　ｼｿ、甜茶、乳酸菌（L-92乳酸菌）、他
ｺﾚｽﾃﾛｰﾙ調節 　　　　　　植物ｽﾃﾛｰﾙ、紅麹、ﾚｼﾁﾝ、他
血糖値上昇緩和 　　　　　ｸﾞｧﾊﾞ葉、桑の葉、ｺﾛﾊ、ｻﾗｼｱ、他
滋養強壮 　　　　　　　　　ｸﾛﾚﾗ、高麗人参、ﾆﾝﾆｸ、ﾛｰﾔﾙｾﾞﾘｰ、他
代謝促進・ﾀﾞｲｴｯﾄ 　　　　L-ｶﾙﾆﾁﾝ、ｶﾞﾙｼﾆｱ、ｷﾄｻﾝ、ｷﾞﾑﾈﾏ、他
メンタルケア 　　　　　　　ｱﾐﾉ酸（GABA）、ｾﾝﾄｼﾞｮｰﾝｽﾞﾜｰﾄ、他
冷え・むくみの緩和 　　　ﾍｽﾍﾟﾘｼﾞﾝ、ﾒﾘﾛｰﾄ、生姜、他
美肌・美白 　　　　　　　　ｺﾗｰｹﾞﾝ､ﾋｱﾙﾛﾝ酸、ﾌﾟﾗｾﾝﾀ、他
解毒作用促進 　　　　　　ﾀﾏﾈｷﾞ外皮ｴｷｽ、ﾌｨﾁﾝ、ｲｵｳ、他

目次
調査概要

【市場編】
　１．調査対象範囲
　　１）サプリメントの分野別分類
　　２）サプリメントの効果・目的別分類
　　３）サプリメントの主要成分別分類
　　４）サプリメントのターゲット別分類
　　５）調査対象企業
　２．サプリメント市場の概要
　３．新規参入企業の動向
　　１）参入時期
　　２）新規参入企業の事業展開
　４．サプリメントの商品展開の状況
　　１）分野別・主要成分別アイテム数
　　２）効果・目的別アイテム数
　　３）ターゲット別アイテム数
　　４）新商品の展開状況
　５．サプリメントの市場分析
　　１）分野別市場規模
　　２）成分別市場規模
　　　（1）植物由来
　　　（2）化学物質等
　　　（3）動物由来
　　３）効果・目的別市場規模
　　４）メーカー別市場構成
　６．サプリメントの販売方法
　　１）サプリメントの販売チャネル
　　２）チャネル別市場構成
　７．サプリメントの販促活動
　８．サプリメントの商品政策
　　１）商品化の方向性
　　２）メーカー別商品展開状況
　９．サプリメントの海外展開状況
１０．今後の市場見通しと展開
　　１）効果・目的別
　　２）主要メーカーの今後の展開

【個別企業編】
　★アサヒフードアンドヘルスケア
　★味の素
　★江崎グリコ
　★大塚製薬
　★カネボウ化粧品
　★小林製薬
　★サン・クロレラ販売
　★サントリーウエルネス
　★資生堂
　★ジャパンローヤルゼリー
　★大正製薬
　★ディーエイチシー
　★日本アムウェイ
　★日本シャクリー
　★ファンケル
　★富士フイルム
　★ポーラ
　★明治
　★森永製菓
　★山田養蜂場
　★ライオン
　★わかさ生活

《個別企業調査項目(各社共通）》
　１．企業概要
　２．サプリメントの展開状況
　　１）主要成分別アイテム数
　　２）効果・目的別アイテム数
　　３）ターゲット別アイテム数
　　４）新商品一覧（2011年9月以降）
　３．売上高分析
　　１）分野別売上高
　　２）主要成分別売上高
　　３）効果・目的別売上高
　　４）チャネル別売上高
　４．販売方法と販促策
　　１）販売方法
　　２）販売促進策
　５．商品政策
　６．今後の市場見通しと展開

【商品一覧編】
　１．植物由来サプリメント
　２．動物由来サプリメント
　３．化学物質等サプリメント



資料体裁：Ａ４判　203頁
発 刊 日：2012年12月20日