大手企業の参入により市場が本格化する医家向けサプリメント
2013年　医家向けサプリメントの市場分析調査

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概要

近年、医療費削減の流れから、政府は治療中心の医療から予防重視の医療へと政策の転換を図っている。こうした流れを受け、医療現場では生活習慣病などの予防やアンチエイジングといった予防医療、抗加齢医療への関心が高く、アンチエイジングドックやサプリメント外来を導入する医療機関も増加傾向にある。
こうした背景に着目し、近年、市場への新規参入が活発化。2010年には、健食メーカー大手であるディーエイチシーとわかさ生活が同ルートへの参入を果たし、市場が本格化する機運が一層高まっている。
市場で展開されるサプリメントについては、古くからがんの代替医療としてアガリクスなどのキノコ系が主流になっている。最近では、ブルーベリーやルテインなどの“アイケア”サプリメントの動きが活発化している。
当資料は、こうした状況を踏まえ、拡大する医家向けサプリメント市場の全貌を明らかにするとともに、主要参入企業の商品開発動向、販売戦略などを分析している。また、サプリメントを導入する医療機関一覧などの情報も掲載することで多面的な視点から調査を行っている。


＜対象商品の主な効果・目的及び成分＞
効果・目的 　　　　　　　　主要成分
免疫賦活 　　　　　　　　　　エキナセア、アガリクス、フコイダン
抗酸化 　　　　　　　　　　　CoQ10、ビタミンE、ピクノジェノール
栄養補給 　　　　　　　　　マルチビタミン、ビタミンB、ビタミンC
美容 　　　　　　　　　　　　プラセンタ、コラーゲン、ヒアルロン酸
腸内環境の健康維持 　　乳酸菌、ラクトフェリン
抗血管新生 　　　　　　　　鮫軟骨、鮫抽出脂質
目の健康維持 　　　　　　　ブルーベリー、ルテイン
更年期症状の緩和 　　　　大豆イソフラボン、ブラックコホシュ

※医家向けサプリメント・・・サプリメントの有効成分において科学的根拠を示すエビデンスデータが蓄積され、実際に医療機関で利用されているサプリメントを指す



目次

調査概要

【市場編】
　１．調査対象範囲
　２．市場概要
　　１） 統合医療の概要
　　２） 日本における統合医療の広がり
　３．商品展開分析
　　１)効果・目的、成分別分類
　　２)効果・目的別アイテム数
　　３)成分別アイテム数
　　４)メーカー別アイテム数
　４．市場規模分析
　　１）効果・目的別
　　２）メーカー別
　　３）チャネル別
　５．エビデンスの構築状況
　６．販売ルート及び販売促進策
　　１） 販売ルート
　　２） 主な販促策
　７．今後の市場予測
　　１）効果・目的別
　　２）対象企業15社の今後の展開

【個別企業編】
　１．アサヒフードアンドヘルスケア
　２．アミノアップ化学
　３．サンスター
　４．参天製薬
　５．ジャード
　６．タヒボジャパン
　７．大和薬品
　８．ディーエイチシー
　９．ドクターセラム
１０．西本貿易
１１．ニチモウバイオティックス
１２．日本ダグラスラボラトリーズ
１３．ファンケル
１４．ボシュロム・ジャパン
１５．わかさ生活

《個別企業編》
　１．企業概要
　２．商品分析
　３．原料調達・生産体制
　４．エビデンスの構築状況
　５．販売展開
　６．売上高分析
　７．今後の事業展開

【その他注目企業】
　１．セイシン企業
　２．アオテアロア
　３．サン・メディカ
　４．エル・エスメディカル
　５．サイエンス・サプリ
　６．ユニバーサル・トランセンド・プランニング
　７．ビーアンドエス・コーポレーション
　８．光英科学研究所

【データ編】
　★サプリメント導入医療機関一覧
　★商品一覧


資料体裁：Ａ４判　109頁
発 刊 日：2012年11月26日