“免疫”“美容”“抗アレルギー”などの多機能化が進む腸内トラブル対策市場
2011年　腸内トラブル対策商品の市場分析調査

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概要
腸内トラブル対策商品の市場は、食品で手軽に便秘や腸トラブルを改善したいとするニーズの高まりから、近年順調に規模が拡大。2010年度で、前年比5.4％増の3,894億円規模にまで拡大する状況にある。
2010年度は、同市場の約5割のシェアを占めるヨーグルト・デザート類が売上を牽引。拡大の要因としては、ヨーグルトの“脂肪ゼロ”“低脂肪”といったカロリーオフ商品や免疫などの新たな機能を備えた商品の寄与などによるところが大きい。また、その他のサプリメント、飲料、一般用医薬品・医薬部外品も順調に拡大。中でも、ここ数年市場が縮小傾向にあった医薬品は、家庭の常備薬という昔からの固定されたポジションからの脱却が進んだことでプラスに転じている。
参入各社にあっては、単なる整腸から「プラスα」の機能を付加した商品を積極的に展開している。具体的には、「美容」「抗アレルギー」「免疫」などの機能を追加することで機能性を高め、他社との差別化を図っている。また、販促策としては、参入各社がマスメディアと店頭プロモーションなどを積極的に展開し、商品の認知度向上やリピートの促進を行う動きを強めている。
本資料では、「サプリメント」「飲料」「加工食品・調味料」「ヨーグルト・デザート類」「一般用医薬品・医薬部外品」の5つのカテゴリーに分類し、“整腸”を切り口とした商品を抽出し、様々な角度から調査・分析を行っている。


目次

調査概要

市場・分析編　
１．腸内トラブル対策商品の調査対象範囲
２．腸内トラブル対策商品市場の概要
３．腸内トラブル対策商品の展開状況
１）分野別アイテム数
２）主要メーカー別アイテム数
３）成分別アイテム数
４．腸内トラブル対策商品における新商品発売状況
５．腸内トラブル対策商品の市場規模分析
１）分野別
２）効果・目的別
６．腸内トラブル対策商品のメーカー別売上高
７．腸内トラブル対策商品のチャネル別売上高
８．今後の市場性
１）分野別市場規模予測
２）主要各社の今後の方向性

品目編　
サプリメント
飲料
加工食品・調味料
ヨーグルト・デザート類
一般用医薬品・医薬部外品

個別企業編　
アサヒフードアンドヘルスケア
小林製薬
サントリーウエルネス
ディーエイチシー
ファンケル
森下仁丹
カゴメ
カルピス
ヤクルト本社
やずや
日清食品
雪印メグミルク（旧日本ミルクコミュニティ）
明治（旧明治乳業）
森永乳業
興和
佐藤製薬
大幸薬品
大正製薬
ビオフェルミン製薬
ライオン

調査項目（共通項目）
１.会社概要
２.商品展開状況
３.腸内トラブル対策商品の売上高
４.チャネル別売上高
５.販売方法・販売促進策
６.商品政策
７.今後の方向性


資料体裁：Ａ４判　166頁
発 刊 日：2011年4月28日