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担当リサーチャーインタビュー記事公開中!!
―リサーチャーに聞く!#92 『2024年 東南アジアの健康食品市場』
https://www.tpc-cop.co.jp/topics/4653/
【調査概要】
◆2023年の東南アジア5ヶ国(タイ・マレーシア・インドネシア・ベトナム・シンガポール)の健康食品市場は、前年比1.9%増の7,692.5億円となった。東南アジア5ヶ国では、高齢化の進展や生活習慣病有病者の増加などにより国民の健康意識が高まり、健康食品への需要が拡大していることから、健康食品市場は年々拡大を続けている。
◆国別にみると、タイが1,976億円(構成比25.7%)でトップとなった。次いでマレーシアが1,656億円(同21.5%)、インドネシアが1,629億円(同21.2%)、ベトナムが1,365.5億円(同17.8%)、シンガポールが1,066億円(同13.9%)となっている。
◆商品面では、健康意識の高まりにより、栄養素補給・免疫対策への引き合いが強くなっているなか、①生活習慣病・ダイエットや②美容・アンチエイジングといった訴求の需要も拡大している。①では、運動不足や不健康な食生活などの要因から、生活習慣病患者の増加が深刻化しており、タイやインドネシア、シンガポールを中心に、各社が同訴求を行う商品の販売に注力している。また、②では美意識の高い人が多いタイや、老化を防ぎ若さを保つことへの需要が大きいマレーシアなどで、商品が多く展開されている。
◆販売面では、各国でインターネット利用率が大きく伸びていることからオンラインチャネルが成長しており、特にマレーシアやインドネシア、シンガポールなどでは、ShopeeやLazada、Tokopediaといった外部ECサイトを中心に、需要が拡大している。また、近年はインターネットが普及していることから、FacebookやInstagram、TikTokなどのSNSを活用し、自社アピールに努める企業も増加している。
◆今後、東南アジア5ヶ国の健康食品市場は年平均成長率4.5%のペースで成長し、2030年には1兆497億円に達すると予測される。同市場では、高齢化の進展や生活習慣病患者の増加などにより国民の健康意識がさらに高まることで、今後も好調に推移していくとみられる。
◆当資料では、世界の健康食品市場のうち、今後も大幅な成長が見込まれる東南アジアの主要各国に焦点を当て、各国における健康食品市場の主要企業の取り組み状況や戦略などの分析、ヘルスクレーム別や成分別、チャネル別などの売上算出を行い、東南アジアの健康食品市場の動向およびトレンドを明らかにすることを目的としている。
【調査期間】
2023年12月~2024年7月
【調査項目(総市場編)】
1.調査概要
1-1. 調査目的
1-2. 調査対象国
1-3. 調査方法
1-4. 調査対象商品
1-5. 為替レート
2.主な参入企業
2-1. 現地企業
2-2. 外資系企業
2-3. 日系企業
3.展開商品の傾向
3-1. 剤型別展開状況
3-2. 成分別展開状況
3-3. ヘルスクレーム別展開状況
3-4. 商品トレンド
4.市場分析
4-1. 全体
4-2. 国別売上高
4-3. 企業別売上高
4-4. 剤型別売上高
4-5. 成分別売上高
4-6. ヘルスクレーム別売上高
4-7. チャネル別売上高
5.主な販売チャネル
6.今後の展開
6-1. 東南アジア5ヶ国の今後の市場予測
6-2. 東南アジア5ヶ国の今後の展開
【調査項目(国別編)】
<東南アジア5ヶ国(タイ・マレーシア・インドネシア・ベトナム・シンガポール)>
1.基本情報
1-1. 健康食品に関するPEST分析
1-2. 国内の健康状態
1-3. 近年のニーズ・トレンド
2.健康食品の定義と関連制度
3.展開商品の傾向
3-1. 剤型別展開状況
3-2. 成分別展開状況
3-3. ヘルスクレーム別展開状況
3-4. 主要メーカーとブランド
4.健康食品の市場規模
4-1. 総市場
4-2. 企業別市場規模
4-3. 剤型別市場規模
4-4. 成分別市場規模
4-5. ヘルスクレーム別市場規模
4-6. チャネル別市場規模
5.販売方法
5-1. 販売チャネル
5-2. 主要企業の販促活動
6.今後の展開
【資料体裁】
A4判295頁
【発刊日】
2024年7月19日