2024年 健康食品市場トレンドレポート
―注目のトレンドを1冊に掲載!健康食品市場の今がわかる―
商品番号
mr220240643
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調査概要
【調査主旨】
◆2023年の健康食品の国内総市場は前年比2.7%増の1兆5,650億円となった。同市場は、物価高騰による買い控えなどが影響し成長率は鈍化したものの、消費者の健康意識の高まりなどが寄与して拡大を続けている。2024年は、前年比1.6%増の1兆5,895億円となる見込み。機能性表示食品ではサプリメントの成長が鈍化しているものの、飲料や加工食品では従来から販売されている商品の機能性表示食品化によってヒット商品が誕生しており、今後も成長が期待される。
◆2023年のヘルスクレーム別売上高は、「ダイエット」が2,274億円(構成比14.5%)で最も大きく、次いで「整腸効果」が2,107億円(同13.5%)、「栄養素補給」が2,077億円(同13.3%)、「スポーツサポート」が1,777億円(同11.4%)、「活力対策」が1,183億円(同7.6%)などと続く。
◆ヘルスクレーム別にみると、「スポーツサポート」や「睡眠改善・ストレス緩和」、「免疫力向上」などのヘルスクレームが好調に推移している。「スポーツサポート」ではプロテインブームによるユーザーの増加で市場が拡大。剤型は粉末だけでなく、ヨーグルトやドリンク、バーと広がりをみせている。また、「睡眠改善・ストレス緩和」では従来、サプリメントタイプが主流であったが、近年はトレンドが乳酸菌飲料を中心とした飲料タイプに移行しており、市場が大きく拡大している。このほか、「免疫力向上」ではコロナを機に幅広い商品で需要が増加。機能性表示食品の拡大により、サプリメントから飲料へのシフトが進んでいる。
◆今後の市場性としては、消費者の健康意識の向上や高齢化を背景にさらなる成長が見込まれる。また、今後の市場拡大のポイントについては、①飲料や加工食品を中心に、従来商品の機能性表示食品化が活発になっており、ユーザーの拡大が見込まれること、②スポーツサポートや美容効果を中心に、インフルエンサーやYouTuberなどを活用したPR戦略によって、ユーザーの裾野拡大につながること、③グミサプリメントやパーソナルサプリメント、NMNサプリメントなど新たな市場開拓が進んでおり、今後も成長が期待されることなどが挙げられる。
◆当資料では、国内の健康食品市場に焦点を当て、ヘルスクレーム別や分野別、成分別、剤型別、チャネル別などの市場動向に加えて、「ダイエット」や「スポーツサポート」といった定番テーマから、「美容効果」や「睡眠改善・ストレス緩和」、「フェムケア」などの注目テーマを分析。健康食品市場のトレンドを様々な観点から捉えることで、参入各社のマーケティング活動に資するデータを提供することを目的としている。
【調査期間】
2024年7月~11月
目次
【Ⅰ.市場編】
1.調査概要
2. エグゼクティブサマリー
3. 沿革
4. 市場規模
5. キープレイヤー
6. 消費者意識
6-1. 機能性表示食品の浸透度、有望なヘルスクレームとは?
6-2. 健康食品で摂取したい成分は?
6-3. 健康に関して参考にしている情報源は?
6-4. 紅麹問題の影響は?
6-5. プロテインへのイメージ、期待する効果とは?
6-6. ダイエットのトレンドはどのように移り変わったか?
6-7. 腸内環境に対する関心度、得たい効果とは?
6-8. 免疫力対策に求めることは?
6-9. 青汁のニーズはどのように変わったか?
【Ⅱ.市場編】
1. ダイエット
2. スポーツサポート
3. 美容効果
4. 血圧対策
5. 睡眠改善ストレス緩和
6. フェムケア
7. 免疫力向上
◆調査項目(1.ダイエット~7.免疫力向上まで共通)
1. 市場動向
2. キーブランド
3. カテゴリー別市場動向
4. 商品分析
5. 販売分析
参考. 消費者の意識
8. 注目トレンドⅠ 「グミサプリメント」
9. 注目トレンドⅡ 「パーソナルサプリメント」
10. 注目トレンドⅢ 「NMNサプリメント」
11. 注目トレンドⅣ 「完全栄養食」
【Ⅲ.市場編】
1. 健康食品の市場規模
2. 企業別売上ランキング
2-1. 企業別売上ランキング
2-2. 主要企業のポジショニングマップ
2-3. 売上高に対して健康食品が占める割合(2023年)
3. ブランド別売上ランキング
4. チャネル別売上高
4-1. チャネル別市場規模
4-2. 市場規模のポジショニングマップ
4-3. 店舗販売
4-4. 通信販売
4-5. その他チャネル
5. ヘルスクレーム別売上高
5-1. ヘルスクレーム別市場規模
5-2. 市場規模のポジショニングマップ
5-3. ブランド別シェア
①ダイエット、②整腸効果、③栄養素補給、④スポーツサポート、⑤活力対策、⑥関節・筋力対策、
⑦美容効果、⑧中性脂肪対策、⑨コレステロール対策、⑩ストレス緩和、⑪アイケア、⑫血糖値対策、
⑬血圧対策、⑭睡眠改善、⑮免疫力向上、⑯オーラルケア、⑰認知・記憶力向上、⑱胃のケア、
⑲ホルモンケア、⑳妊活・産前産後サポート、㉑肝臓対策、㉒冷え対策、㉓頻尿対策
6. 規格別売上高
6-1. 規格別市場規模
6-2. 市場規模のポジショニングマップ
6-3. ブランド別シェア(①規格なし、②機能性表示食品、③特定保健用食品)
7. 分野別売上高
7-1. 分野別市場規模
7-2. 市場規模のポジショニングマップ
7-3. ブランド別シェア
(①サプリメント、②トクホ・機能性飲料、③トクホ・機能性菓子・食品、④プロテイン、⑤青汁)
8. 成分別売上高
8-1. 成分別市場規模
8-2. 市場規模のポジショニングマップ
8-3. ブランド別シェア
9. 剤型別売上高
9-1. 剤型別市場規模
9-2. 市場規模のポジショニングマップ
9-3. ブランド別シェア
【資料体裁】
A4判172頁
【発刊日】
2024年11月22日