2020年 たんぱく質補給商品の市場分析調査

―手軽に摂れる商品の増加や女性ユーザーの獲得により市場が拡大―

商品番号 mr120200521
価格 ¥ 106,700 税込
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a概要
【調査趣旨】
◆2019年度のたんぱく質補給商品の市場規模は前年度比10.5%増の1,750億円となり、2010年度から9年連続で増加している。市場拡大の主な要因としては、プロテインドリンクやプロテインバーなどが好調に推移したことが挙げられる。

◆プロテインドリンクは、明治の「ザバス MILK PROTEIN」が非常に好調に推移している。同商品は、簡単にたんぱく質を摂取できる手軽さが受け入れられているほか、美容・ボディメイクを訴求した女性向け商品を上市するなどラインアップを強化したことで売上を伸ばしている。また、プロテインバーは手軽に摂れることに加えて、仕事中の休憩時の健康おやつや食事の間の小腹満たしといったシーンでの利用提案が女性に受け入れられている。

◆また、プロテイン以外の加工食品やたんぱく質補助食品などの商品数も増加している。中でも、加工食品は普段の食事からたんぱく質をとることができる点が無理なくたんぱく質を摂りたい需要を獲得している。特に、サラダチキンは高たんぱくである点に加えて低糖質・低脂肪である点を訴求することで、ダイエットやボディメイクなどを求める女性からの需要も高まっている。

◆2020年度で前年度比7.9%増の1,888億円となる見込み。同市場は、たんぱく質の重要性が消費者に広がっていくことや東京オリンピック・パラリンピックをはじめとする大型スポーツイベントの開催、「日本人の食事摂取基準」の改定による高齢者のたんぱく質摂取目標量の引き上げ、美容・ダイエット目的の女性ユーザーの増加などの要因により、引き続き伸長するとみられる。

◆当資料ではたんぱく質補給商品をプロテイン、たんぱく質補助食品、加工食品の3カテゴリーに分類し、各カテゴリーにおける商品展開状況や参入企業の取り組み、市場規模、今後の市場性まで多角的に調査・分析することで、参入企業各社のマーケティング活動に資するデータを提供することを目的としている。

【調査対象カテゴリー】
◆プロテイン
 粉末、顆粒・粒、プロテインドリンク、プロテインゼリー、プロテインバー、1食置換食品
◆加工食品
 サラダチキン、ヨーグルト・チーズ、麺類、調味料、惣菜・おかず、スープ、菓子・デザート、飲料、ちくわ・ソーセージ類、スマイルケア食(青)
◆たんぱく質補助食品
 大人向け粉ミルク、たんぱく質パウダー

【調査期間】
2020年3月~2020年7月


目次
【調査概要】
【総市場編】
1.調査概要
 1)調査目的
 2)調査対象範囲
 3)調査対象企業
 4)調査手法
2.市場の沿革
3.市場分析
 1)全体
 2)メーカー別シェア
 3)ブランド別シェア
 4)カテゴリー別シェア
  ①プロテイン
  ②加工食品
  ③たんぱく質補助食品
 5)チャネル別シェア
 6)機能別シェア
 7)主成分別市場規模推移
4.商品分析
5.今後の市場性

【カテゴリー編】
◆プロテイン
◆加工食品
◆たんぱく質補助食品

―調査項目(各カテゴリー共通)―
1.市場概況
2.発売経緯
3.品目分析
 1)カテゴリー別
 2)メーカー別
 3)主成分別
 4)機能別
4.商品分析
5.市場分析
 1)市場規模推移
 2)メーカー別シェア
 3)ブランド別シェア
 4)カテゴリー別シェア(※プロテインのみカテゴリー別×ブランド別を記載)
 5)チャネル別シェア(※プロテインのみチャネル別×ブランド別を記載)
 6)機能別シェア(※プロテインのみ機能別×ブランド別を記載)
 7)主成分別市場規模推移(※プロテインのみ主成分別×ブランド別を記載)
 <参考データ>機能別×主成分別、機能別×メーカー別の表を記載(※プロテインのみ)
6.販促活動
7.今後の市場性
 <参考データ>商品展開状況


資料体裁:A4判120頁
発刊日:2020年7月28日