2016年　医家向けサプリメントの市場分析調査

―眼科や歯科といった新規市場の開拓が進む医家向けサプリメント―

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概要
【調査主旨】
◆2014年度の医家向けサプリメント市場は、前年比5.9％増の124.7億円となった。近年、政府は医療費削減の観点から「治療中心の医療から予防重視の医療」へと転換を図っている。更に2014年に閣議決定された規制改革実態計画において、医療機関におけるサプリメントの販売が可能であることを打ち出した。こうした背景から、エビデンスに裏付けされたサプリメントの利用ニーズが医療機関で高まっており、新規参入企業も増加傾向にある。

◆医療機関については、内科や皮膚科といった既存領域に加えて、眼科や歯科といった新規市場の開拓が進んでいる。眼科領域では白内障や加齢黄斑変性、歯科領域では口内炎や歯周病に対するエビデンスを活かし、サプリメントの普及が進む方向にある。

◆当資料は、主要企業15社の商品分析やエビデンスの構築状況、販売戦略や今後の方向性などを掲載している。また、サプリメントを導入する医療機関一覧や医家向けサプリメント販売などの情報も掲載することで多面的な視点から調査を行っている。

[医家向けサプリメント]
サプリメントの有効成分において科学的根拠を示すエビデンスデータが蓄積され、実際に医療機関で利用されているサプリメント。

【対象商品の主な効果・目的及び成分】
[効果・目的]免疫賦活
　　（主要成分）α-グルカン、タヒボ茶エキス
[効果・目的]目の健康維持
　　（主要成分）ビルベリー、ルテイン、ルチン
[効果・目的]栄養補給
　　（主要成分）ビタミン類、必須アミノ酸、マルチミネラル
[効果・目的]心血管系の健康維持
　　（主要成分）EPA、レシチン、魚油抽出物
[効果・目的]抗酸化
　　（主要成分）ﾎﾟﾘﾌｪﾉｰﾙ、ｱｽﾀｷｻﾝﾁﾝ、ﾋﾟｸﾉｼﾞｪﾉｰﾙ
[効果・目的]関節痛緩和
　　（主要成分）緑イ貝エキス粉末、ｸﾞﾙｺｻﾐﾝ、ｺﾝﾄﾞﾛｲﾁﾝ
[効果・目的]美容
　　（主要成分）ﾌﾟﾗｾﾝﾀ、ｽｸﾜﾚﾝ、ｺﾗｰｹﾞﾝ、ﾋｱﾙﾛﾝ酸
[効果・目的]腸内環境の健康維持（口腔ｹｱ）
　　（主要成分）乳酸菌生成エキス、水溶性食物繊維


目次
調査概要
【市場編】
１．調査対象範囲
２．市場概要
　１）統合医療の概要
　２）日本における統合医療の広がり
３．商品展開分析
　１)効果・目的、成分別分類
　２)効果・目的別アイテム数
　３)成分別アイテム数
　４)メーカー別アイテム数
４．市場規模分析
　１）サプリメント市場に占める医家向けサプリメントの割合
　２）効果・目的別
　３）メーカー別
　４）チャネル別
　５）導入診療科分析
５．エビデンスの構築状況
６．販売ルート及び販売促進策
　１）販売ルート
　２）主な販促策
７．今後の市場予測
　１）効果・目的別
　２）対象企業15社の今後の展開

【個別企業編】
１．アオテアロア
２．アスタリール
３．アミノアップ化学
４．NRLファーマ
５．サイエンス・サプリ
６．参天製薬
７．タヒボジャパン
８．ドクターセラム
９．西本貿易
１０．ニチモウバイオティックス
１１．日本ダグラスラボラトリーズ
１２．ビーアンドエス・コーポレーション
１３．ボシュロム・ジャパン
１４．ユニバーサル・トランセンド・プランニング
１５．わかさ生活

―個別企業編―
１．企業概要
２．商品分析
　１）主要商品一覧
　２）エビデンスの構築状況
　３）アイテム数
３．原料調達・生産体制
４．販売展開
　１）販売ルート
　２）販売促進策
５．売上高分析
　１）医家向けサプリメントの売上高
　２）チャネル別売上高
６．今後の事業展開

【その他注目企業】
１．セイシン企業
２．クラシエ薬品
３．わかもと製薬
４．サン・メディカ
５．越後薬草
６．ジャード
７．アスコルバイオ研究所
８．大和薬品

【データ編】
◆商品一覧
◆その他企業一覧
◆サプリメント導入医療機関一覧


資料体裁：A4判　128頁
発 刊 日：2016年3月25日