スープの“主食化”により広がる食シーン
2013年　スープの市場分析調査

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概要
◆2011年度のスープ市場は、対前年から微増で推移し、1,358億円規模に達した。消費者の内食志向に加えて、震災に伴う備蓄需要を追い風に順調に推移した。
◆種類別で見ると、主力のインスタントスープやカップスープでは、参入各社の需要喚起策が奏功し、市場拡大に繋がっている。特に、各社は、食シーンや需要の拡大を目的に、パン・ごはん・パスタといった具材を活用し、食べるスープとして“主食化”を訴求し、集中的な広告戦略を展開。これにより、新たな需要を創出しており、売場拡大やクロス販売も加速した。
◆また、“健康感”や“こだわり具材”等をコンセプトとした新商品を投入し、ブランド育成を図るケースも目立つ。常に新しいものを求める消費者傾向が根強いことから、こうした新商品が消費者ニーズを掴めば、一気にヒット商品へと育つ可能性を秘めており、今後もさらなる拡大が期待できると言える。
◆同資料では、今後のスープ市場における商品戦略・マーケティング活動に資するべく、分野別、種類別、用途別、フレーバー別のスープ市場分析と、今後の市場予測をレポート。合わせて、主要各社の動向等をまとめている。



目次

調査概要

【総市場編】
　１．スープの市場概況
　　１）調査対象範囲
　　２)分野別市場概況
　２．スープの市場規模分析
　　１）分野別マーケット
　　２）業態別マーケット
　　３）種類別市場成長率
　３.分野別市場予測
　４．主要各社の今後の展開
　　１）販売促進策
　　２)今後の戦略

【品目編】
◆袋入り即席スープ
　１．袋入り即席スープの商品分析
　　１）主要各社の品揃え分析
　　２）新商品の発売状況と傾向
　２．袋入り即席スープの市場規模分析
　　１）袋入り即席スープの種類別市場規模推移
　　２）フレーバー別市場規模推移
　３．袋入り即席スープのメーカー別・ブランド別シェア
　　１）メーカー別シェア
　　２）種類別・メーカー別シェア
　　　（１）インスタントスープ
　　　（２）ＦＤスープ
　　　（３）海藻スープ
　　　（４）袋入り春雨スープ
　　３）ブランド別シェア
　４．商品開発ポイント分析

◆カップスープ
　１．カップスープの商品分析
　　１）主要各社の品揃え分析
　　２）新商品の発売状況と傾向
　２．カップスープの市場規模分析
　　１）カップスープの種類別市場規模推移
　　２）フレーバー別市場規模推移
　３．カップスープのメーカー別・ブランド別シェア
　　１）メーカー別シェア
　　２）種類別・メーカー別シェア
　　　（１）カップ入り春雨スープ
　　　（２）カップ入りスープ
　　３）ブランド別シェア
　４．商品開発ポイント分析

◆その他の市販用スープ
　１．缶入りスープの市場規模分析
　　１）缶入りスープの市場規模推移
　　２）メーカー別シェア
　２．コンソメ・ブイヨンの市場規模分析
　　１）コンソメ・ブイヨンの市場規模推移
　　２）メーカー別シェア
　３．レトルトスープの市場規模分析
　　１）レトルトスープの市場規模推移
　　２）メーカー別シェア
　４．チルドスープの市場規模分析
　　１）チルドスープの市場規模推移
　　２）メーカー別シェア
　５．クッキングスープの市場規模分析
　　１）クッキングスープの市場規模推移
　　２）メーカー別シェア

◆業務用スープ
　１．業務用スープの市場規模分析
　　１）業務用スープの種類別市場規模推移
　　２）フレーバー別市場規模推移
　２．業務用スープのメーカー別売上高
　　１）メーカー別シェア
　　２）メーカー別成長率
　　３）種類別・メーカー別シェア
　　　（１）業務用コンソメ・ブイヨン
　　　（２）業務用インスタント
　　　（３）業務用レトルト
　　　（４）業務用缶入りスープ
　　　（５）業務用冷凍スープ

【個別企業編】
　★味の素（株）
　★エースコック（株）
　★（株）ポッカコーポレーション
　★ネスレ日本（株）
　★理研ビタミン（株）
　★日清食品（株）
　★名古屋製酪（株）
　★キリン協和フーズ（株）
　★キャンベルジャパン（株）
　★キユーピー（株）
　★（株）明治
　★（株）永谷園
　★明星食品（株）
　★江崎グリコ（株）

《個別企業調査項目〈各社共通〉》
　１．企業概要
　２．商品の展開状況
　　（商品一覧、商品ブランド展開状況、アイテム数）
　３．スープの売上高
　　１）分野別・種類別売上高
　　２）ブランド別売上高
　　３）フレーバー別売上高
　４．商品政策と販売促進策
　　１）商品政策
　　２）販売促進策
　５．市場性と今後の見通し



資料体裁：Ａ４判 126頁
発 刊 日：2012年11月19日