2014年 チルド飲料の市場分析調査

―PB商品の拡大とCVSコーヒーの登場で踊り場を迎えるチルド飲料市場―

商品番号 mr120140135
価格 ¥ 95,700 税込
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概要
【調査主旨】
◆チルド飲料とは、要冷蔵の紙パックやカップ飲料のことであり、果汁飲料やコーヒー飲料、野菜飲料、乳酸菌飲料などが展開されている。

◆チルド飲料の総市場は、2012年度で前年比2.3%増の5,463億円となった。内訳はNBチルド飲料が4,688億円、PBチルド飲料が775億円となった。同市場では、PB商品の台頭により、スーパーでの価格競争が激化。特に、1000ml製品において価格訴求力のあるPB商品が需要を取り込んでいる。その中で、NB商品では小容量サイズの野菜系飲料や乳酸菌飲料の需要が拡大。そのため、各社は販売が苦戦する1000ml製品に代わる商材として250mlや200ml以下の小容量製品の品揃えを強化する動きが強まっている。

◆2013年度は、前年比1.6%増の5,550億円となる見込み。NBチルド飲料は前年比0.9%増の4,730億円、PBチルド飲料は前年比5.8%増の820億円となる見通し。前年同様に、1000ml製品はPBチルド飲料が需要を獲得すると見られる。これに対して、NBチルド飲料では、品揃えの拡充が進む小容量製品が売上を伸ばす模様。

◆この他、カップ飲料市場についてはNB、PBともCVS各社が導入を進めるカウンターコーヒーの影響を少なからず受けていると見られ、いかにこれと差別化を図っていくかが課題となっている。

◆当資料では、価格訴求力の強いPB商品が台頭するチルド飲料市場の実態ならびに、PB商品の拡大とCVSカウンターコーヒーの登場で、今後の市場拡大に向けて新たな活性化策が不可欠となっているNBチルド飲料の市場動向を調査。各カテゴリーの販売動向や商品開発のポイントに加え、主要12社の商品展開状況や販売戦略などを明らかにすることで、今後のチルド飲料事業を展開する上で一助となるデータを提供する。

目次
【調査概要】
【市場編】
1.チルド飲料の調査範囲
2.チルド飲料のポジショニング
 1)飲料市場の動向
 2)各種飲料に占めるチルド飲料の位置付け
 3)チルド飲料の市場概況
 (参入企業、新規参入企業動向)
3.チルド飲料商品展開分析
 1)主要種類別商品開発ポイント分析
 2)メーカー別商品展開数分析
  ①メーカー別・種類別
  ②メーカー別・フレーバー別
4.チルド飲料の総市場規模分析
 1)NB/PB別マーケット規模推移
 2)NBチルド飲料の種類別マーケット規模推移
 3)メーカー別シェア(NBチルド飲料)
 4)フレーバー別分析(NBチルド飲料)
  ①果汁系飲料
  ②紅茶飲料
 5)容量別販売構成(NBチルド飲料)
 6)タイプ別(デイリーチルド、LLチルド)販売構成(NBチルド飲料)
 7)チャネル別販売構成(NBチルド飲料)
 8)メーカー別チャネル別販売構成(NBチルド飲料)
 9)カップ飲料の市場規模分析(NBチルド飲料)
  ①カップ飲料の主要参入企業と商品一覧
  ②カップ飲料の市場規模推移(全体・種類別)
  ③カップ飲料のメーカー別シェア
5.NBチルド飲料の種類別・メーカー別・ブランド別分析
 1)果汁100%飲料
 2)果汁飲料
 3)コーヒー(乳)飲料
 4)ミックス乳飲料
 5)野菜系飲料
 6)紅茶飲料
 7)茶系飲料
 8)乳性、乳酸菌飲料
 9)その他チルド飲料
  <種類別容量別販売構成>
6.チルド飲料の生産、流通動向
 1)原料及び生産状況
 2)チルド飲料の流通動向
 3)メーカー別流通動向及び末端チャネル別販売ウエイト
7.主要メーカーのチルド飲料種類別売上構成と動向 (2012年度~2013年度)
8.メーカー別種類別販売実績一覧
 1)金額
 2)数量
9.PBチルド飲料の市場分析
 1)主要チェーン別PBチルド飲料展開状況
 2)主要チェーン別PBチルド飲料のアイテム集計
  <チェーン別種類別> <チェーン別容器別> <チェーン別製造者別>
 3)PBチルド飲料の販売規模

【個別企業編】
◆森永乳業㈱
◆㈱ヤクルト本社
◆カゴメ㈱
◆雪印メグミルク㈱
◆キリンホールディングス㈱
◆アサヒグループホールディングス㈱
◆明治ホールディングス㈱
◆グリコ乳業㈱
◆㈱伊藤園
◆サントリーホールディングス㈱
◆協同乳業㈱
◆オハヨー乳業㈱

《個別企業の調査項目(各社共通)》
1.企業概要
2.チルド飲料商品展開分析
 1)商品一覧
 2)品揃え分析(種類別、フレーバー別、容器・容量別)
3.チルド飲料の販売実績
 1)種類別販売実績推移
 2)ブランド別、フレーバー別、容量別販売構成
 3)種類別容量別販売構成
 4)チャネル別販売実績
4.生産、物流、流通体制
5.販促活動
6.商品政策
7.今後の展開と見通し

資料体裁:A4判 151頁
発 刊 日:2014年1月15日

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