「インフルエンザ予防」「抗メタボ作用」など機能訴求が多様化
2012年 食系企業の乳酸菌事業戦略調査

商品番号 mr120120032
価格 ¥ 95,700 税込
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概要
◆乳酸菌は、代謝により乳酸を生成する細菌類を総称したものをいい、人体に好影響を与える菌として、人間の腸内にも生息している。乳酸菌は、食品の腐敗防止のために古くから食品加工に際して活用されており、発酵乳(ヨーグルト)やチーズ、漬物などの発酵食品に多く含まれている。また、こうした発酵食品を展開する企業は、以前より関与する乳酸菌の機能研究にも取り組むことで、乳酸菌の価値普及に取り組んでいる。

◆乳酸菌の代表的な健康機能としては、「整腸作用」が挙げられる。この他にも「免疫機能向上」や「アレルギー症状の緩和」など、様々な健康機能が各社の機能研究から明らかになっている。最近では、新型ウイルスのインフルエンザ流行で、乳酸菌の「ウイルス感染予防作用」によるインフルエンザ予防効果が注目を集めている。さらに、乳酸菌の「抗メタボ・抗肥満作用」などに関する機能研究も活発化しており、乳酸菌に対する健康機能のエビデンスがさらに充実している。

◆これら乳酸菌を応用した製品としては、前述した発酵乳などの発酵食品のほか、乳酸菌飲料や健康食品、OTC医薬品、化粧品などがあり、製品分野、参入企業の業種とも拡大しており、市場も堅調に推移している。

◆当資料は、食系企業17社の乳酸菌事業における基礎・開発研究から応用製品展開動向をレポート。研究開発と事業推進の両面から調査・分析を行っている。また、対象分野の乳酸菌応用製品市場も明らかにしている。

目次
調査概要

【集計・分析編】
 1. 乳酸菌応用製品の調査対象範囲と調査対象企業
  1) 乳酸菌応用製品の調査対象範囲
  2) 調査対象企業
 2. 対象企業の乳酸菌事業変遷
  1) 乳酸菌研究成果変遷
  2) 乳酸菌応用製品展開状況
   (1) 対象企業の分野別商品展開状況
   (2) 対象企業の乳酸菌応用製品アイテム分析
    ・分野別
    ・企業別
    ・菌種別
   (3) 対象企業の乳酸菌応用製品発売変遷
 3. 乳酸菌応用製品の市場概況と市場規模分析
  1) 総市場規模(発酵乳・飲料・健康食品)
  2) 分野別
  3) 機能別
  4) 企業別シェア
   (1)全体
   (2) 分野別
    ・発酵乳
    ・飲料
    ・健康食品
 4. 対象企業の乳酸菌事業研究開発体制と特許状況
  1) 研究開発体制
  2) 乳酸菌関連特許状況(2009年以降)
  3) 乳酸菌関連研究開発成果(2010年以降)
 5. 対象企業における乳酸菌事業の今後の展開と見通し

【個別企業編】
 ■明治
 ■森永乳業
 ■雪印メグミルク
 ■オハヨー乳業
 ■グリコ乳業
 ■協同乳業
 ■タカナシ乳業
 ■カルピス
 ■ヤクルト本社
 ■カゴメ
 ■キリンホールディングス
 ■サントリーホールディングス
 ■菊正宗酒造
 ■日清食品ホールディングス
 ■キッコーマン
 ■フジッコ
 ■亀田製菓

 《調査項目(共通) 》
  1.乳酸菌事業の研究開発体制
   1)研究体制組織及び組織の概要
   2)乳酸菌事業の変遷
   3)乳酸菌事業における研究開発成果(2010年以降)
   4)乳酸菌関連の特許状況(2009年以降)と提携状況
  2.乳酸菌応用製品の展開状況
  3.乳酸菌応用製品の販売規模
   1)分野別販売規模
   2)機能別販売規模
  4.乳酸菌応用製品の販売方法と販促活動
  5.乳酸菌事業における今後の展開と見通し
     (R&D/応用製品化/乳酸菌事業の見通し)

資料体裁:A4判 104頁
発 刊 日:2012年5月18日

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