嗜好品は“スイーツ訴求”、健康・機能品は“朝”シーンの再訴求がポイント
2011年 ゼリー飲料の市場分析調査

商品番号 mr120110032
価格 ¥ 95,700 税込
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概要
ゼリー飲料の市場規模は、2010年度で前年比7.3%減の733億円となった。要因は、ここ数年市場拡大に大きく貢献してきた嗜好訴求型商品の落ち込みが挙げられる。特に、“缶を振ってゼリーをくずして飲む”という体感型ゼリー飲料はブームの沈静化により、苦戦を強いられた。
そうした中、体感型とは異なる価値提案が進んでいる。具体的には、あらかじめ顆粒状や角切りタイプにカットしたゼリーを付加し、ゼリーをくずさずそのままでも飲める商品が増加。これらは、飲み心地や食感へのこだわりを追求するとともに、止渇にも対応している。中身は、これまで“おやつ飲料”としての提案が多かったが、スイーツ感を一層高めることで“デザート代替”としての訴求を強めたものが多くなっている。
一方、健康機能訴求の商品は、一般消費者における健康意識の高まりから、運動する機会(シーン)が増えた、もしくは常用化したことで需要が高まっている。また、整腸作用やダイエット、美肌など、女性に向けたアイテムの開発・投入も活発であった。この他、各社は購買喚起を促す売り場提案や販促、プロモーションを強化している。
2011年度は、サマータイム制の導入により、再び“朝食代替=朝訴求”が活発化するという見方もある。また、夏バテ時の栄養・エネルギー補給や熱中症対策など、需要期である夏場の提案も加速すると見られる。
当資料では、新たな価値訴求が求められているゼリー飲料の市場動向や商品動向、ならびに主要参入企業の販売戦略や今後の展開について調査・分析を行っている。

目次
【調査概要】

【市場編】
1.ゼリー飲料の調査対象範囲
2.主要参入企業一覧
3.ゼリー飲料の発売経緯
4.対象企業のアイテム展開状況
 1)訴求別 ((1)全体 (2)メーカー別 メーカー別訴求別アイテム構成)
 2)機能別 ((1)全体 (2)メーカー別)
 3)種類別 ((1)全体 (2)メーカー別)
 4)フレーバー別 ((1)全体 (2)メーカー別)
 5)容器別 ((1)全体 (2)メーカー別 メーカー別容器別アイテム構成)
 6)容量別 ((1)全体 (2)メーカー別 メーカー別容量別アイテム構成、容器別容量別アイテム構成、機能別容量別アイテム構成)
5.対象企業における新商品発売状況(2010年1月以降に発売した商品)
6.ゼリー飲料の市場概況
7.ゼリー飲料の市場規模
 1)訴求別市場規模
 2)種類別市場規模
 3)メーカー別シェア
 4)ゼリー飲料のメーカー別ポジション((1)飲料・乳業メーカー (2)非飲料メーカー)
 5)ブランド別シェア
 6)ブランド別ポジション
 7)機能別市場規模
  (1)全体
  (2)機能別メーカー別シェア
  (嗜好・エネルギー補給・栄養補給・ビタミン補給・ダイエット)
 8)容器別市場規模
8.対象企業のチャネル展開状況
9.ゼリー飲料の商品分析と今後の方向性
10.対象企業におけるゼリー飲料の販売状況ならびに今後の展開と需要見通し

【個別企業編】
1 森永製菓株式会社
2 グリコ乳業株式会社
3 日本コカ・コーラ株式会社
4 味の素株式会社
5 株式会社明治
6 株式会社マンナンライフ
7 カルピス株式会社
8 株式会社ポッカコーポレーション
9 ハウスウェルネスフーズ株式会社
10 ダイドードリンコ株式会社
11 大塚製薬株式会社
12 クラシエフーズ株式会社
13 カゴメ株式会社
14 サントリー食品インターナショナル株式会社
15 株式会社伊藤園
16 日本たばこ産業株式会社
17 アサヒ飲料株式会社
18 森永乳業株式会社
19 アサヒフードアンドヘルスケア株式会社
20 雪印メグミルク株式会社
21 株式会社たらみ

【調査項目〈各社共通〉】
1.企業概要
2.商品展開状況
 1)商品一覧
 2)ゼリー飲料の投入経緯と位置づけ
 3)品揃え状況
(種類別機能別アイテム数、容器・容量別アイテム数)
3.売上高
 1)種類別、ブランド別売上高
 2)容器別、機能別売上高
4.販売政策(販売方法、販促活動)
5.商品政策
6.今後の展開と需要見通し

資料体裁:A4判 126頁
発 刊 日:2011年07月11日