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担当リサーチャーインタビュー記事掲載中!!
―リサーチャーに聞く!#61 『2023年 プラントベースフード市場の動向と将来展望』
https://www.tpc-cop.co.jp/topics/3950/
【調査主旨】
◆プラントベースフード(PBF)は昨今のウクライナ情勢がきっかけで勃発した世界食料危機によって、世界的に資源の持続可能性に対する認知・理解がより一層広がっており、持続可能性のある食品いわゆるサステナブルフードとして注目が集まっている。
◆日本においては、こうしたサステナブルを意識してPBF市場に参入するケースがここ数年で増えていることに加え、“プラントベース=健康的”といった消費者の健康志向が需要要因となり市場は拡大している。
◆具体的にみると、日本のPBF市場(豆乳を含む)は年々拡大しており、2022年で前年比6.6%増の1,234億円となり、この10年間では約2.2倍に拡大している。また、2022年の市場の内訳は、市販用が前年比3.5%増の936億円、業務用が前年比17.3%増の298億円となり、市場に占める割合は市販用の方が大きい。一方、業務用は外食需要の復活からPBFの採用が増えており、伸長率が高くなっている。
◆市販用のPBFに着目すると、2022年のカテゴリー別ではプラントベースミルクが786億円(構成比84.0%)で最大となった。プラントベースミルクは豆乳が原料高騰による値上げの影響で苦戦を強いられたものの、アーモンドミルクが前年比5%台の増加、オーツミルクが前年比約1.6倍と急成長したことでトータルでは前年並みとなった。
◆また、プラントベースミートはメーカーによって明暗が分かれたものの、輸入肉の高騰(ミートショック)の影響でより注目が集まったことも功を奏して前年比15.7%増と好調に推移した。この他、プラントベースチーズはこの10年間で50倍に、プラントベースシーフードやプラントベースラテ、プラントベーススイーツ・菓子は30倍以上と大幅に拡大した。
◆当資料は、市販用のPBFを対象に現在の市場の動向や参入企業の情報はもちろん、今後の市場のポテンシャルを分析。今後市場はどのように推移するのか2030年までの市場規模予測を掲載しているほか、今後PBFが目指すべき姿やPBF事業の成功ポイントも提案している。
【調査期間】
2023年6月~2023年8月
目次
【調査項目】
1.はじめに
2.PBF市場の現状分析
2-1.PBFの定義とカテゴリーの概要
2-2.グローバルにおけるPBF市場の成長率
2-3.日本のPBF市場を取り巻く環境分析
2-4.市場のユーザー構造と需要要因
2-5.市場の参入状況
3.PBFの市場分析
3-1.全体
3-2.カテゴリー別
3-3.メーカー別
3-4.主原料別
3-5.チャネル別
4.PBF市場の主要プレイヤーの動向
4-1.商品展開状況
4-2.販促活動
5.PBF市場の消費者動向
5-1.PBFユーザーのプロファイル
5-2.PBFユーザーのボトルネック
6.PBF市場の将来展望
6-1.PBF市場のポテンシャル
6-2.市場規模予測
6-3.カテゴリー別市場規模予測
6-4.PBF事業の成功ポイント
【資料体裁】
A4判62頁
【発刊日】
2023年8月18日