2014年　特定保健用食品の市場分析調査

―炭酸飲料のヒットで再注目されるトクホ市場―

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概要
【調査主旨】
◆特定保健用食品市場は、高めの価格設定が節約志向を強める消費者に敬遠され、2008年をピークに縮小傾向にあった。しかし、炭酸飲料のヒットで再び注目度が高まり、2012年度は前年度6.2％増と拡大に転じた。

◆トクホ炭酸では、キリンビバレッジの「メッツ　コーラ」が火付け役となり、各社が新商品を相次いで投入。脂肪対策という機能性に加え、値ごろ感のある価格設定が奏功し、若年層をはじめ新たな顧客獲得につながっている。

◆さらに新たなカテゴリーとして、脂肪対策のコーヒー飲料が話題を呼んでいる。花王の「ヘルシアコーヒー」に続いて、サントリー食品インターナショナルが「ボス　グリーン」を発売。消費者の脂肪対策へのニーズは高く、今後の市場拡大が期待される状況にある。

◆また、トクホでは審査期間の長期化が問題視されてきたが、消費者庁はトクホ審査の合理化・迅速化に向けて動き始めた。同庁は審査の見直しが進めば、企業の費用負担軽減や審査期間の短縮化が図れるとしており、今後、企業の新規参入や参入企業のトクホ取得が活発化するものとみられる。

◆こうした動向を踏まえ、当資料では、トクホ表示許可品目の製品化状況、分野別・種類別・用途別の市場動向、メーカーシェア、主要企業15社の動向についてレポートしている。

目次
【市場編】
1．特定保健用食品の概要
　1）特定保健用食品の位置付け
　2）特定保健用食品の審査手続き
　3）主要臨床試験関連受託メーカー一覧
　4）調査対象範囲
2．特定保健用食品の市場規模
　1）分野別・種類別市場規模
　2）種類別ポジショニング
　3）用途別市場規模
　4）用途別ポジショニング
　5）チャネル別市場規模
3．用途別・企業別売上高
　1）整腸作用（食物繊維・オリゴ糖・乳酸菌）
　2）血糖値、コレステロール、血圧、中性脂肪関連
　3）ミネラル吸収、歯関連
4．分野別・企業別売上高
　1）飲料
　2）菓子・デザート
　3）加工食品
　4）調味料
5．ブランド別売上高
6．新規参入企業の動向（2012年1月～）
7．新ジャンルの動向
8．特定保健用食品関連領域の研究成果一覧（2012年1月～）
9．今後の市場予測
　1）分野別・種類別市場予測
　2）用途別市場予測

【品目編】
1．特定保健用食品の品目数
　1）トクホ表示許可品目数の推移
　2）分野別品目構成
　3）用途別品目数の推移
　4）関与成分別品目数の推移
　5）種類別品目構成
　6）種類別品目数推移
　7）新商品の発売状況
　8）企業別品目数
2．主要企業の用途別品目展開
　1）整腸作用（食物繊維・オリゴ糖・乳酸菌）
　2）血糖値、コレステロール、血圧、中性脂肪関連
　3）ミネラル吸収、歯関連
3．主要企業の分野別・種類別品目展開
　1）飲料
　2）菓子・デザート
　3）加工食品
　4）調味料

【個別企業編】
◆アサヒ飲料株式会社
◆味の素株式会社
◆株式会社伊藤園
◆花王株式会社
◆カルピス株式会社
◆キッコーマン株式会社
◆キリンビバレッジ株式会社
◆サントリー食品インターナショナル株式会社
◆大正製薬株式会社
◆日清オイリオグループ株式会社
◆日本水産株式会社
◆株式会社明治
◆森永乳業株式会社
◆株式会社ヤクルト本社
◆株式会社ロッテ

―調査項目（各社共通）―
1．企業概要
2．特定保健用食品の展開状況
　1）商品一覧
　2）分野別・種類別・用途別アイテム数
3．特定保健用食品の売上分析
　1）分野別・種類別売上高
　2）ブランド別売上高
　3）用途別売上高
　4）チャネル別売上高
4．商品政策と販売促進策
　1）商品政策
　2）販売促進策
5．今後の展開

【表示許可品目一覧】
1．飲料
2．菓子・デザート
3．加工食品
4．調味料

資料体裁：A4判　149頁
発 刊 日：2014年1月31日


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