コンシューマーレポートNo.197
市販用介護食の利用実態と今後のニーズを探る

―在宅向け介護食の普及に向けた課題とは?―

商品番号 cr110140251
価格 ¥ 396,000 税込
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概要
【調査主旨と結果】
◆今回、同居家族に在宅の被介護者を抱える614人を対象に、被介護者の食事や市販用介護食の利用に関するインターネット調査を実施した。その結果、今後の市販用介護食の利用意向は31.9%となった。特に、「介護食の利用経験者」と「要介護5」の人では利用意向が高かった。

◆今後求められる市販用介護食としては、“簡便性”、“調理時間の短縮”、“負担軽減”が挙げられる。さらに、「要介護5」では、咀嚼・嚥下力の低下が見られるケースが多いことから、“やわらかく・飲み込みやすい”介護食の開発が求められる。

◆一方、解決すべき課題としては、“価格・コストの高さ”が挙げられる。さらに、市販用の需要開拓の観点から、“メニューの充実”や“見た目”、“味”の改善が必要不可欠となっている。

【調査方法】
WEBによるアンケート調査
調査エリアは全国
対象は、同居家族に在宅の要介護者を抱える家族

【調査内容】
1.被介護者の食事の実態
 ・食事は家族と同じメニュか別メニューか
 ・被介護者の調理で工夫していること
 ・被介護者の食事で気をつけていること
2.市販用介護食の利用実態
 ・市販用介護食の利用頻度・利用シーン
 ・利用したことのある種類・メニュー・形状・加工形態
 ・利用したことのあるブランド
 ・市販用介護食の利用理由
3.市販用介護食の購入実態
 ・市販用介護食の購入先
 ・市販用介護食を購入したきっかけ
 ・市販用介護食を購入する際、重視するポイント
4.市販用介護食の商品評価
 ・市販用介護食の満足度
 ・市販用介護食の不満点・改善点
5.今後の市販用介護食の利用意向
 ・今後利用したい種類・メニュー・形状・加工形態
 ・今後利用したい購入先
 ・市販用介護食に改善・改良してほしいこと
 ・今後市販用介護食を利用したくない理由

目次
■調査概要
■調査票
■被験者特性
■分析編
1. 市販用介護食に市場性はあるか?
2. 市販用介護食のターゲットとなる人の特徴は?
3. どのような介護食が求められているのか?
4. 市販用介護食の需要拡大に向けた課題は何か?

■集計編
1. 普段、被介護者の食事を準備している人(SA)
2. 被介護者の食事は家族と同じメニューか(SA)
3. 被介護者に食事を提供する際、調理で工夫していること(MA)
4. 被介護者の食事で気を付けていること(MA)
5. 市販用介護食の利用経験(SA)
6-1.利用経験のある市販用介護食の種類(MA)
6-2.最も利用頻度の高い(高かった)市販用介護食の種類(SA)
7. 市販用介護食の1 食(1 袋・1 個)あたりの量について(SA)
8. 市販用介護食で利用したことのある形状(SA)
9. 市販用介護食で利用したことのある加工形態(SA)
10. 「主食」で利用したことのあるメニュー(MA)
11. 「おかず」「素材」で利用したことのあるメニュー(MA)
12. 「おやつ・デザート」で利用したことのあるメニュー(MA)
13. 利用経験のある市販用介護食のブランド(MA)
14. 市販用介護食を利用している時間帯(MA)
15. 市販用介護食の利用頻度(SA)
16. 市販用介護食を利用した理由(MA)
17. 市販用介護食を利用したきっかけ(MA)
18. 市販用介護食の購入先(MA)
19. 前項で答えた購入先で購入した理由(MA)
20. 市販用介護食を購入する際、重視している点(MA)
21. 市販用介護食の満足度(SA)
22. 市販用介護食の不満点や改善点(MA)
23. 市販用介護食を利用したことがない理由(MA)
24. 市販用介護食の利用をやめた理由(MA)
25. 市販用介護食の利用意向(SA)
26. 今後利用したい市販用介護食の種類(MA)
27. 今後、市販用介護食で利用したい形状(SA)
28. 今後、市販用介護食で利用したい加工形態(SA)
29. 「主食」で利用したいメニュー(MA)
30. 「おかず」「素材」で利用したいメニュー(MA)
31. 「おやつ・デザート」で利用したいメニュー(MA)
32. 今後、市販用介護食を購入したい場所(MA)
33. 市販用介護食の改良点・改善点(MA)
34. 今後、市販用介護食を利用したくない理由(MA)

体裁:CD-ROM[レポート編・データ編]
発刊日:2014年5月30日