2018年 食品添加物の市場分析調査

―新規需要の創出に向けた用途開発に注力―

商品番号 mr110180418
価格 ¥ 106,700 税込
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概要
【調査趣旨】
◆食品添加物の市場規模は、2017年度で前年度比0.4%減の7,849億円となった。同年度は、甘味料や品質改良剤といったパイの大きな市場が苦戦したことが響き、前年度を下回る結果となった。

◆食品業界では近年、海外相場の変動による原料高、人手不足による人件費や物流費の上昇などを受け、減量値上げを行うケースが増加。加えて、消費者の天然志向や無添加志向の高まりは、食品添加物の使用を避ける動きや、“無添加”、“不使用”を訴求したアイテムの増加につながっている。こうした動きは、食品添加物の需要拡大を妨げる要因の一つとなっている。

◆この中で食品添加物メーカーは、需要創出に向けて、付加価値を高めた製剤の開発、新規用途の開拓、アプリケーション提案を積極化している。特に、今後の市場拡大が見込まれる惣菜、冷凍食品、健康志向食品、高齢者向け食品といった分野の開拓に力を入れている。製剤の付加価値化では、独自の製法や技術を活用することで、機能性の付与や向上、従来とは異なる分野への対応、少ない添加量でも効果を発揮する製剤の開発などを実現。汎用的な製剤との差別化を図るとともに、新たな需要の開拓を推進している。

◆当資料は、食品添加物を11カテゴリーに分類し、市場規模、種類別動向、メーカー別シェア、製品化傾向、価格動向、主要企業の展開動向などをまとめている。

【調査期間】
2018年2月~5月


目次
【調査概要】
【市場編】
1.調査対象範囲及び食品添加物の概要
 1)調査対象範囲
 2)食品添加物の概要
2.新規指定添加物の動向
3.市場規模分析
 1)総市場規模推移
 2)分野別市場規模
 3)種類別市場規模
  ①食品添加物
  ②食品素材
 4)メーカー別シェア(全体/甘味料/食品香料/品質改良剤/増粘安定剤/食用色素/乳化剤/酵素/酸味料etc.)
 5)用途別構成(甘味料/食品香料/品質改良剤/増粘安定剤/食用色素/乳化剤/酵素/酸味料etc.)
4.食品添加物の展開状況
 1)分野別・用途別展開状況及び製品化傾向
 2)主要企業の分野別展開状況
5.主要企業の展開動向
6.今後の市場性
 1)分野別市場予測
 2)種類別市場予測

【品目編】
◆甘味料
◆食品香料
◆品質改良剤
◆増粘安定剤
◆食用色素
◆乳化剤
◆酸味料
◆酵素
◆栄養強化剤
◆保存料・日持向上剤
◆酸化防止剤

―調査項目―
1.調査対象範囲
2.主な参入企業
3.主要企業の製品展開
4.製品化傾向
5.価格動向(2017年~)
6.市場規模分析
 1)種類別市場規模推移
 2)メーカー別シェア
 3)用途別構成
7.主要企業の展開動向
8.今後の市場予測

【参考】
◆輸入量の推移(財務省「貿易統計」より)


資料体裁:A4判 174頁
発刊日:2018年5月30日

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