2016年　特定保健用食品の市場分析調査

―機能性表示食品との相乗効果が期待されるトクホ市場―

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概要
【調査趣旨】
◆特定保健用食品市場は、2015年度で前年比2.5％増の3,697億円規模に達する見通し。機能性表示食品制度の開始に伴い、消費者の機能性食品に対する関心が高まっている。こうした中、各社はトクホにおいても積極的な広告宣伝活動やパッケージのリニューアルにより、訴求力を強化。各社は他社と差別化を図るべく、「脂肪と糖にWで働く」や「脂肪を分解」など独自の健康価値訴求に注力している。

◆トクホの茶系飲料では、“食事と一緒に飲む”という飲用シーンの訴求に注力し、市場開拓を進めている。近年は、メタボの多い中高年層だけでなく、女性層など幅広い層の需要を取り込むことで市場拡大につながっている。

◆さらに新たなカテゴリーとして、ノンアルコール飲料が登場。ノンアルコール飲料では、サッポロビールが他社に先がけて展開し、さらなる参入も予想され、市場拡大が期待できる状況にある。

◆この他、2015年度は、①消費者庁における標準的事務処理期間の短縮化、②専門調査会の設置などの動きがみられ、トクホ制度の見直しが活発に進められている。

◆当資料では、トクホ表示許可品目の発売状況、分野別・種類別・用途別の市場動向、メーカーシェア、主要企業14社の動向についてレポートしている。


目次
【市場編】
1．特定保健用食品の概要
　1）特定保健用食品の位置付け
　2）特定保健用食品の審査手続き
　3）主要臨床試験関連受託メーカー一覧
　4）調査対象範囲
2．特定保健用食品の市場規模
　1）分野別・種類別市場規模
　2）用途別市場規模
　3）種類別ポジショニング
　4）用途別ポジショニング
　5）チャネル別市場規模
3．分野別・企業別売上高
　1）飲料
　2）菓子・デザート
　3）加工食品
　4）調味料
4．用途別・企業別売上高
　1）整腸作用（食物繊維・オリゴ糖・乳酸菌）
　2）血糖値、コレステロール、血圧、中性脂肪・体脂肪関連
　3）ミネラル吸収、歯関連
5．ブランド別売上高
6．新規参入企業の動向（2014年1月～）
7．新ジャンルの動向
8．特定保健用食品関連領域の研究成果一覧（2013年12月～）
9．今後の市場予測
　1）分野別・種類別市場予測
　2）用途別市場予測
10．特定保健用食品と機能性表示食品の今後の方向性について
　1）主要企業の今後の展開
　2）特定保健用食品と機能性表示食品の消費者ニーズ

【品目編】
1．特定保健用食品の品目数
　1）トクホ表示許可品目数の推移
　2）分野別品目構成
　3）種類別品目構成
　4）種類別品目数の推移
　5）用途別品目数の推移
　6）関与成分別品目数の推移
　7）新商品発売状況
　8）直近5年間のトクホ表示許可品目数の推移と発売状況
　9）企業別品目数
2．主要企業の分野別・種類別品目展開
　1）飲料
　2）菓子・デザート
　3）加工食品
　4）調味料
3．主要企業の用途別品目展開
　1）整腸作用（食物繊維・オリゴ糖・乳酸菌）
　2）血糖値、コレステロール、血圧、中性脂肪・体脂肪関連
　3）ミネラル吸収、歯関連
　4）Wトクホ

【個別企業編】
◆アサヒ飲料株式会社
◆味の素株式会社
◆株式会社伊藤園
◆花王株式会社
◆カルピス株式会社
◆キリンビバレッジ株式会社
◆サッポロビール株式会社
◆サントリー食品インターナショナル株式会社
◆日清オイリオグループ株式会社
◆日本水産株式会社
◆株式会社明治
◆株式会社ヤクルト本社
◆雪印メグミルク株式会社
◆株式会社ロッテ

―調査項目（各社共通）―
1．特定保健用食品の展開状況
　1）商品一覧
　2）分野別・種類別・用途別アイテム数
2．特定保健用食品の売上分析
　1）分野別・種類別売上高
　2）ブランド別売上高
　3）用途別売上高
　4）チャネル別売上高
3．商品政策と販売促進策
　1）商品政策
　2）販売促進策
4．今後の展開
　1）トクホ商品の展開
　2）機能性表示食品の棲み分け及び影響度

【表示許可品目一覧】
1．飲料
2．菓子・デザート
3．加工食品
4．調味料


資料体裁：A4判　151頁
発 刊 日：2016年1月29日

特保/トクホ