逆風の中でも成長を続けるトクホ市場の全貌を探る
2010年　特定保健用食品の市場分析調査

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概要
2009年度のトクホ市場は、エコナ問題によるトクホへの不信感の増大や国内消費の低迷を受け、厳しい環境となった。このような中、低迷を続けていたヨーグルトが整腸と免疫との関係が注目を集めたことで需要を伸ばした他、トクホ初の炭酸飲料「ヘルシアスパークリング」（花王）のヒットなどから、辛うじてプラスとなる見込みにある。
特定保健用食品の表示許可品目数は、2009年8月27日時点で881品目に拡大。2009年は、9月に発足した消費者庁の特保審議の大幅な遅れから、認可・承認件数が前年を下回っている状況にある。
参入各社においては、一部で噂されたトクホ制度廃止の影響を受け、広告宣伝を一時的に控える企業も見られたが、大多数の企業は、商品開発や販売活動の手を緩めることなく、引き続きトクホ事業の拡大に努めている。
当資料ではこのような動きに着目し、全特保取得許可品目の製品化状況や各分野・種類・用途別の展開状況、さらに主要・注目企業15社の動向をレポートすることによって、トクホ市場の全貌を明らかにしている。

目次
【調査概要】
【市場編】
１．特定保健用食品の概要及び調査範囲
　１）特定保健用食品の位置付け
　２）特定保健用食品の許可手続
　３）主要臨床試験受託メーカー一覧
　４）調査範囲
２．特定保健用食品市場のポジショニング
　１）用途別ポジショニング
　２）種類別ポジショニング
３．特定保健用食品の市場規模
４．用途別売上高
５．チャネル別売上高
６．用途別・企業別売上高
　１）整腸作用（オリゴ糖・乳酸菌・食物繊維）
　２）血糖値、コレステロール、血圧、中性脂肪関連
　３）ミネラル吸収、歯関連
７．分野別・企業別売上高
　１）飲料
　２）菓子・デザート
　３）加工食品
　４）調味料
８．ブランド別売上高
９．新規参入企業の動向（2008年1月～2009年12月）
１０．新型トクホの動向
１１．特定保健用食品に関連する研究成果一覧（2009年1月～）
１２．今後の市場予測
　１）用途別市場予測
　２）分野別市場予測

【品目編】
１．特定保健用食品の品目数
　１）特保表示許可品目数の推移
　２）分野別品目構成
　３）用途別品目数の推移
　４）関与成分別品目数の推移
　５）種類別品目構成
　６）種類別品目数推移
　７）新商品の発売状況
　８）企業別品目数
２．主要企業の用途別品目展開
　１）整腸作用（オリゴ糖・乳酸菌・食物繊維）
　２）血糖値、コレステロール、血圧、中性脂肪関連
　３）ミネラル、歯関連
３．主要企業の種類別品目展開
　１）飲料
　２）菓子・デザート
　３）加工食品
　４）調味料

【個別企業編】
味の素
味の素ゼネラルフーヅ
伊藤園
花王
カルピス
キリンビバレッジ
キャドバリー・ジャパン
小林製薬
サントリー食品
大正製薬
日清オイリオグループ
明治乳業
森永乳業
ロッテ
ヤクルト本社

【個別企業編調査項目】
１．企業概要
２．特定保健用食品の展開状況
　１）商品一覧
　２）分野別・種類別・用途別アイテム数
３．特定保健用食品の売上高推移
　１）分野別・種類別売上高
　２）ブランド別売上高
　３）用途別売上高
　４）チャネル別売上高
４．商品政策と販売促進策
５．今後の市場見通しと展開

【表示許可品目一覧】
１．飲料
２．菓子・デザート
３．加工食品
４．調味料

資料体裁：Ａ４判　146頁
発刊日：2010年1月21日