2020年 トクホ・機能性飲料の市場分析調査

―生活習慣病関連の機能性表示食品が3年で約3倍に拡大―

商品番号 mr120200520
価格 ¥ 106,700 税込
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概要
【調査趣旨】
◆2019年度のトクホ・機能性飲料市場(ノンアルコール飲料、粉末や希釈、ティーバッグなどを含む)は前年比19.2%増の4,160億5,000万円で推移した。内訳は、特定保健用食品が前年並みの2,566億円、機能性表示食品が前年比72.8%増の1,594億5,000万円となっており、機能性表示食品が大幅増となった。

◆機能性表示食品は特定保健用食品よりも短期間で商品開発と投入が可能で、市場のニーズに即座に対応できること、ヘルスクレームの自由度が高いこと、価格を抑えられることから、特定保健用食品よりも優位となっている。特に、茶系、乳酸菌系の特定保健用食品が機能性表示食品の台頭によって苦戦を強いられている。このうち乳酸菌系は「スキンケアヨーグルト素肌のミカタ」(明治)、「乳酸菌ヘルベヨーグルト」(雪印メグミルク)など機能性表示食品独自のヘルスクレームの商品が相次いで投入され、シェアを拡大している。

◆機能別では、体脂肪の低減の売上規模が最も大きく、構成比24.7%、前年比10.4%増の9,310億円となっている。体脂肪の中でも特に内臓脂肪に焦点を当てた商品が好調で、メタボ対策の需要が拡大している。例えば、「十六茶」(アサヒGHD)は“内臓脂肪を減らすのを助ける”を新たにヘルスクレームに加えることで、売上規模の拡大に繋がった。

◆また、血圧調節、コレステロール値の改善も前年比2桁増で推移。生活習慣病関連(体脂肪の低減、血圧調節、コレステロール値の改善、脂肪と糖の吸収抑制)の機能性表示食品の売上規模は2016年から2.8倍の921億8,000万円と拡大が続いている。

◆2020年度については、前年比3.0%増の4,283億5,000万円となる見通しである。内訳は、特定保健用食品が前年比2.4%減の2,504億円、機能性表示食品が前年比11.6%増の1,779億5,000万円となる見込み。引き続き生活習慣病関連の機能性表示食品が牽引していくとみられる。

◆当資料では、トクホ・機能性飲料市場について種類別、機能別、関与成分別など多角的に分析するとともに、参入企業の商品政策、売上高、今後の展開などをレポートしている。

【調査期間】
2020年3月~2020年7月


目次
【調査概要】
【市場編】
1.調査概要
 1)調査目的
 2)調査対象
 3)トクホ・機能性飲料の機能別分類
 4)調査方法
 5)その他の留意点
2.市場の沿革
3.品目分析
 1)企業別
 2)ブランド別
 3)商品規格別
 4)機能別
 5)種類別
 6)関与成分別
4.商品政策分析
5.市場分析
 1)全体
 2)トクホ・機能性飲料の競争優位性
 3)企業別
 4)ブランド別
 5)商品規格別
 6)機能別
 7)種類別
 8)関与成分別
 9)チャネル別
 【参考データ】
6.販促活動
7.今後の展開
 1)今後の市場性
 2)主要企業の今後の展開

【個別企業編】
◆株式会社ヤクルト本社
◆キリンホールディングス株式会社
◆サントリーホールディングス株式会社
◆アサヒグループホールディングス株式会社
◆日本コカ・コーラ株式会社
◆株式会社伊藤園
◆カゴメ株式会社
◆森永乳業株式会社
◆雪印メグミルク株式会社
◆株式会社Mizkan Holdings
◆花王株式会社
◆大正製薬株式会社
◆その他の注目企業
 ・サッポロホールディングス株式会社
 ・ダイドードリンコ株式会社
 ・株式会社明治
 ・日清ヨーク株式会社
 ・大塚ホールディングス株式会社
 ・株式会社ミル総本社
 ・株式会社あじかん

―調査項目―
1.企業概要
2.発売経緯
3.品目分析
 1)商品一覧
 2)アイテム分析
4.商品政策
5.売上高
 1)全体
 2)商品規格別
 3)種類別
 4)ブランド別
 5)機能別
 6)関与成分別
 7)チャネル別
6.販促活動
7.今後の展開


資料体裁:A4判227頁
発刊日:2020年7月28日

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