2023年 業務用プラントベースフード市場の動向と将来展望Ⅱ
ーPBFの多様化が進み拡大が続く業務用市場ー

商品番号 mr110220594
価格 ¥ 108,900 税込
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担当リサーチャーインタビュー記事掲載中!!
―リサーチャーに聞く!#44 『業務用プラントベースフード市場の動向と将来展望 Ⅱ』
https://www.tpc-cop.co.jp/topics/3503/


調査概要
【調査趣旨】
◆プラントベースフード(PBF)は昨今のウクライナ情勢がきっかけで勃発した世界食料危機によって、世界的に資源の持続可能性に対する認知・理解がより一層広がっており、持続可能性のある食品として注目が集まっている。

◆日本においては、持続可能性を意識した取り組みとしてPBF市場に参入する企業が増えている。特に、業務用のPBFについてはここ最近で新型コロナウイルスの規制緩和や政府の水際対策が緩和されたことで、外食需要や訪日外国人が戻りつつあることから、外食業やホテル・宿泊施設などで採用が進んでいる。

◆業務用PBFの市場規模は年々拡大しており、2022年で前年比17.1%増の297.5億円となり、この10年間で約2倍に拡大した。また、市場の内訳をみると、代替肉が前年比22.2%増の187億円(構成比62.9%)、代替肉以外のPBFが前年比9.4%増の110.5億円(同37.1%)となり、売上高と伸長率ともに代替肉の方が大きい。

◆さらに、代替肉以外のPBFに着目すると、2022年は代替乳が90億円(構成比81.4%)で最も大きく、次いで代替クリームが7.1億円(同6.4%)、代替チーズが6.3億円(同5.7%)と続いている。代替乳が市場の大部分を占めているものの、近年は代替卵や代替魚介類、プラントベースのラードや調味料などPBFの多様化が進んでおり、代替乳以外の構成比が拡大傾向にある。

◆特に、代替卵と代替魚介類は規模が小さいながらも、引き続き市場拡大が予測される。代替卵は2021年のキユーピー参入、代替魚介類は2023年の日本ハム参入といった食品大手の参入が話題喚起にもつながっており、2030年までに市場規模は2022年比で代替卵が20倍、代替魚介類が約17倍まで急拡大する見通しである。

◆当資料は、業務用PBFの中でも代替乳や代替クリーム、代替チーズ、代替ヨーグルト、代替バター、代替魚介類、代替卵、その他種類といった代替肉以外のPBFに焦点を当てており、現在の市場の動向や参入企業の情報はもちろん、今後市場はどのように推移するのか2030年までの市場規模予測や今後の市場性について分析を行っている。

【調査期間】
2022年11月~2023年3月

目次
【調査項目】
1.調査範囲
2.市場概況
  2-1.欧米と日本のマーケット比較
  2-2.日本のPBF市場の全体像
  2-3.代替肉以外の業務用PBF市場の沿革
  2-4.代替肉以外の業務用PBF市場の参入状況
3.市場分析
  3-1.市場規模
  3-2.種類別売上高
  3-3.メーカー別売上高
  3-4.主原料別売上高
  3-5.用途別売上高
4.今後の展望
  4-1.今後の市場性
  4-2.業務用PBFの市場規模予測
  4-3.種類別市場規模予測
  4-4.今後の消費者ニーズ
5.アイテム集計
6.(参考)代替肉以外の業務用PBFの主要商品一覧

資料体裁:A4判52頁
発刊日:2023年3月31日