飲用提案とバリエーション展開でブランドコンセプトの浸透を図る
2012年 飲料新製品・商品戦略分析調査

商品番号 mr120120053
価格 ¥ 99,000 税込
購入商品を選択してください。 (必須)
※法人パッケージ版以外は、事業所内限定商品となります。
法人のお客様はご注文手続き画面の【通信欄】にて貴社名及び部署名を記載いただくようお願い致します


概要
◆2012 年度上期(1~6 月)は、前年同時期より、炭酸飲料や茶系飲料、健康系飲料を中心に、活発な商品投入が行われた。これらの商品の特徴は、飲用提案とバリエーション展開に分けられる。

◆飲用提案としては、(1)大人への訴求強化や本格感を訴求するものと(2)“食”との飲用提案が挙げられる。大人訴求や本格感訴求は、炭酸飲料やコーヒー飲料で目立つ。具体的には、「オランジーナ」(サントリー食品インターナショナル)や「シュウェップス」(日本コカ・コーラ)、「ウィルキンソン」(アサヒ飲料)、「ルーツ」(日本たばこ産業)などが挙げられる。各社は、こうした訴求を強化することにより、消費者に洗練されたブランドイメージを提供するほか、非日常的で特別なドリンクとして、差別化を図っている。

◆また、“食”との提案では、より具体的なメニュー提案が顕著になっている。具体的には、「午後の紅茶 おいしい無糖」(キリンビバレッジ)でおにぎり、「太陽のマテ茶」(日本コカ・コーラ)で肉、などが挙げられる。この他にも、「メッツ コーラ」(キリンビバレッジ)でハンバーガーやスナック菓子との飲用を訴求するなど、無糖茶以外での飲用提案も増えている。

◆バリエーション展開としては、(1)掛け合わせによる提案や(2)嗜好の多様化に対応するものが目立つ。掛け合わせの提案では、野菜系飲料で野菜や果汁と豆乳などの健康素材、紅茶飲料でハーブティーと果汁、コーヒー飲料でコーヒーと紅茶や抹茶などを組み合わせた商品が見られる。こうした商品の多様化によって、既存のコアユーザーからの更なる需要獲得や、目新しさによる新規ユーザーの獲得を図っている。

◆また、嗜好の多様化に対応するポイントとしては、炭酸飲料で炭酸強度、コーヒー飲料で甘さの細分化などが挙げられる。こうしたバリエーション展開を行うことで、ユーザーニーズに対応するだけでなく、話題性を喚起して、ブランド全体のコンセプトの強化を図っている。

目次
調査概要

【集計・分析編】
 1.2012 年度上期(1~6 月)の清涼飲料市場動向分析
  1) 飲料種類別市場動向(上期)
  2) 主要メーカーの上期(1~6 月)販売動向
 2.2012 年1~6 月新商品展開分析
  1) 種類別・発売内容集計
  2) メーカー別・種類別発売数集計
  3) 種類別・容器別集計
  4) 種類別・容量別集計
  5) 容量別・容器別集計
 3.対象13 社における2012 年度基本方針および販売政策
 4.対象13 社における種類別メーカー別シェア


【市場編】
 ◆炭酸飲料
 ◆果汁飲料
 ◆コーヒー飲料
 ◆紅茶飲料
 ◆茶系飲料
 ◆野菜系飲料
 ◆ミネラルウォーター
 ◆スポーツ・機能性飲料
 ◆健康系飲料

《市場編調査項目(各市場共通) 》
  1)2012年度上半期(1~6月)新商品展開状況
    (全体、種類別・フレーバー別、メーカー別、容器・容量別)
  2)メーカー別・ブランド別販売動向
  3)商品開発ポイント分析
  4)メーカー別・ブランド別の方針

【個別企業編】
 ☆日本コカ・コーラ
 ☆サントリー食品インターナショナル
 ☆キリンビバレッジ
 ☆伊藤園
 ☆アサヒ飲料
 ☆大塚ホールディングス
 ☆ヤクルト本社
 ☆ダイドードリンコ
 ☆カゴメ
 ☆カルピス
 ☆サッポロホールディングス
 ☆ポッカコーポレーション
 ☆日本たばこ産業

 《個別企業調査項目(各社共通) 》
 1.飲料商品展開状況
  1)2012年春夏新商品一覧
  2)アイテム集計
    (全体、カテゴリー別・フレーバー別、容器・容量別)
 2.飲料販売動向
  1)種類別販売規模推移
  2)ブランド別販売動向
 3.2012年度商品戦略分析
  1)2012年度基本方針
  2)2012年度種類別・ブランド別販売戦略
  3)2012年度見通し


資料体裁:A4判 163頁
発 刊 日:2012年8月24日

おすすめ商品

前へ
次へ